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Vol.74 No.2 社会のデジタルトランスフォーメーションを加速するDXオファリング特集

Vol.74 No.2(2022年3月)

世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行やデジタル技術の進展により、社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進みつつあります。

NECではDXを加速させるため、デジタルテクノロジーの研究開発、お客様の経営課題の解決に向けたコンサルティング、高品質なシステムインテグレーションや運用・保守など、上流から下流まで一貫した取り組みを行っています。

本特集では、これまでのDXの取り組みをベストプラクティスとしてまとめ、お客様のDX課題をスピーディかつ高品質に解決するソリューション群であるDXオファリングについて紹介しています。

  • 所属部門名称など掲載情報は2022年3月時点の内容です。

社会のデジタルトランスフォーメーションを加速するDXオファリング特集

社会のデジタルトランスフォーメーションを加速するDXオファリング特集によせて

執行役員常務
吉崎 敏文


NECがDXオファリングで目指す社会のデジタルトランスフォーメーション

DXオファリング・プラットフォーム戦略本部
本部長
繁沢 優香


社会のデジタルトランスフォーメーションを加速するDXオファリング

DXオファリング・プラットフォーム戦略本部
シニアマネージャー
平野 伸二

お客様の事業変革やイノベーションを促進するDXオファリング

企業のDX戦略と実現ロードマップを描くDX戦略コンサルティングサービス

棈木 琢己

SNSやモバイル、アナリティクスを介してパーソナライズ化された適切なコンテンツが提供されるなど、これらの新興技術により求められる顧客体験は大きく変化しています。このようにサービス活用による成果やサービス利用全体の体験に対してその価値が重要になるなか、企業は、AI、IoT、VR、AR、ドローンなどの新興技術を活用し、持続可能な競争優位を築いていくことが不可欠になっています。そこで本稿では、DX推進における課題を考慮し、企業が実施すべきDX施策の立案やDX実現に向けてのロードマップ策定の支援を可能とするDXオファリングである、DX構想策定コンサルティングサービスについて紹介します。


「NECのデザイン思考」で新事業創造と事業改革を加速 Future Creation Design DXオファリングSuite

安 浩子

予測困難なVUCAの時代における新事業創出や業務変革の取り組みとして、デザイン思考やサービスデザインの重要性が知られています。NECは、1980年代より多様なデザインアプローチに取り組み、経験に基づいたナレッジを有し、ビジネスプロセスや組織の仕組みに生かすことでさまざまな事業を生み出してきました。近年は、デジタルを活用したビジネスデザインの方法論にデザインアプローチを適用し、2021年4月より、お客様へのデザインコンサルティングとして新たに整備し提供を開始しています。本稿では、お客様の新事業創造と事業改革を加速するFuture Creation Design DXオファリングSuiteについて紹介します。

お客様との接点を改革するDXオファリング

イベント活性化 ― 安全・安心と施設を核とした地域活性化

菅原 昌治・米田 大介・森本 紘央・小林 哲郎・柴田 大輝

世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が長引くなか、イベント業界 (スポーツ・コンサート・テーマパーク・ミュージアムなど)では、来場者の上限設定や無観客開催など、大きな影響を受けています。NECは、感染症対策を行うことで安全・安心に会場に足を運んでいただける環境作りを進め、来場者数を増やすとともに、オンラインとリアルのハイブリッドで楽しめる環境と臨場感あふれる多様な楽しみ方を提案。ファン・マーケティングを効果的に行うことで、より強いファンの創造を実現し、更に、イベント施設に来場された多くの方々を周辺地域に送客し、そこで特別なおもてなしを受けることで地域のファンにもなっていただき再訪していただく、イベント施設を核とした地域活性化の実現を目指しています。NECはこれらのソリューションを、イベント活性化DXオファリングSuiteとして発表し、より迅速に提供できる仕組みを構築しました。


NECの生体認証技術が実現する安全・安心な空港運営

吉川 正人・祢宜田 啓寿・村松 英路・山下 信行・藤井 健一郎・平田 陽介・宮内 コスモ

観光業に重きを置く都市において玄関口となる空港での安全・安心な運営は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により今まで以上に重要になってきています。既存のオペレーションを維持しつつ追加のオペレーションを行うにあたっては、まさにデジタルトランスフォーメーション(DX)が必須となり、緊急性の高い課題に対して早急に導入を行えるソリューションが求められています。NECでは、複数の空港での感染症対策ソリューションとして、生体認証及び映像分析を活用し、旅行客と空港従業員双方にとって安全・安心なサービス/技術を導入しました。本稿では、生体認証/映像分析を活用した施設運営のDXオファリングについて紹介します。


都市・不動産DXの現在地 ~データプラットフォームを活用した新たな価値創出のあり方~

桐山 弘有助

昨今、都市・エリア開発領域では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による生活様式の変容や、オンライン上のサービス普及などの外部環境の変化に伴い、企業は従来のリアルに限ったサービス提供を続けるだけでは立ち行かなくなってきています。そこで本稿では、そのような状況下で先進企業が近年取り組み始めている都市・不動産領域のデジタルトランスフォーメーション(DX)として、“顧客へのパーソナライズなサービス提供”、“シームレスなカスタマージャーニーの実現”、“空間を最適化するデータ収集・連携・活用”の3つの取り組みや関連する事例について述べる他、それらのDXを実現するためのNECの都市・不動産DXオファリングSuite並びに核となるデータプラットフォームサービスについて紹介します。


DX効果の最大化のためのユーザーサポート ~厚労省プロジェクトを通じての考察~

赤石 亮・坪 昌宏・米川 由也・本橋 洋介

多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでいるものの、成功例は少なく、その原因や対策についてはいろいろなところで研究され、議論がなされているところです。本稿では、実際に厚生労働省のワクチン接種円滑化プロジェクトを通じて見えた課題とその対応について述べ、DXの成果の最大化のために必要と推察する内容をまとめます。また、学びをもとに用意したDXオファリングについても紹介します。

お客様の業務改革を推進するDXオファリング

新たな働き方やビジネスを生み出す場所 ~NEC デジタルワークプレイス~

今西 昌子・綿引 征子・原田 郁子

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響などにより世界規模でのデジタルシフトが進み、社会、個人の価値観も大きく変化しています。このような状況に対応するために企業としては、変化への機敏性(アジリティ)や事業の弾力性(レジリエンス)を身に付けることが求められます。NECにおいても、企業インフラへのテクノロジーの十分な活用に加え、文化、制度設計を通して、社員に「働きやすさ」だけでなく「働くことそのものが素晴らしい経験になる」ような「働きがいを高める」環境を提供することで、社員のパフォーマンスを最大化することに取り組んでいます。本稿では、NEC自身の工夫と、それを踏まえてお客様に提供するDXオファリングを紹介します。


フィールドサービスマネジメント領域でのDXの取り組み

小武 大雄・金子 孝一・川北 実穂・田村 佐・瀬川 明大

インフラ、プラント、土木・建築といった資本集約型産業の施工・運用・保全業務の現場では、設備の高経年化、情報の分散・孤立や人手不足などの課題が存在しており、デジタルトランスフォーメーション(DX)による現場業務の効率化・最適化の実現が急務となっています。フィールドサービスマネジメント領域でのDXでは、現場の納得感を得るとともに、DX担当部門や情報システム部門と方向性を合わせ、全体最適となる進め方が重要です。本稿では、これらの進め方におけるNECの取り組みを紹介します。企画・要件策定支援を行い、お客様の施策立案を行うコンサルティング型のDXオファリングや、お客様と共創し取り組んでいる具体例として、プラント業界向けデジタルツイン実現を目指す「デジタルプラント」、ローコード開発によりお客様の内製化支援を目指す「デジタルツインの内製開発支援に向けた取り組み」 について紹介します。


産業のDXを加速し豊かな社会を実現するローカル5G

新井 雅之・綿貫 隆・古屋 百々葉

日本の産業界は労働力不足、技術伝承の困難さといった課題に直面しています。これらの課題を解決するため、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するうえでのキーテクノロジーとして、ローカル5Gへの注目が高まっています。NECは、産業界に提供してきたITとOperational Technology(OT)の知見に加え、通信キャリア向けに培ってきたネットワークの経験をもとにローカル5Gの各種サービスをDXオファリングとして提供します。このローカル5Gを活用して産業DXを推進し、お客様との共創による社会価値を創造する取り組みに力を入れています。本稿では、産業DXを加速し豊かな社会を実現するローカル5Gについて紹介します。


SCM(Supply Chain Management)高度化支援

川上 隆之・藤澤 栄二・杉本 晃・李 京奉・高尾 京花

昨今の変化の激しい時代に対応するために、製造業におけるSCM(Supply Chain Management)改革は、抜本的な見直しが必要です。1つ目は従来の個別最適視点での検討から、グループ会社全体の経営戦略の実現という全社視点に立脚したSCMのあり方を再考すること、2つ目はデジタルトランスフォーメーション(DX)の進化/深化を積極的かつ高度に織り交ぜること、3つ目は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などに基づく消費者の嗜好の変化を踏まえること、の3つの視点から、テクノロジーのみならず、業務プロセス、組織・人材といった複数のテーマ軸で検討を行うことが肝要です。本稿では、サプライチェーンのDXを進めるうえでのDXオファリング「SCM高度化支援サービス」について紹介します。


データドリブン経営を実現する、DXオファリングとその導入事例

大井 和哉・鈴木 翔・江畑 俊宗

変化の激しいVUCA(Volatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguity)の時代が到来し、従来の「勘」「経験」「度胸」のKKD経営から、アルゴリズムとデータを使ったデータドリブン経営が求められています。本稿では、データドリブン経営が注目される背景、実際に導入する場合に直面するお客様課題について説明します。そして、課題解決に有効な、NECが提供するデータ活用のためのDXオファリングとその導入事例を紹介します。

デジタル人材の育成やデジタル組織運営を支援するDXオファリング

デジタル時代のDX人材育成

祐成 光樹・菅嶋 真理・孝忠 大輔

お客様や社会のニーズをもとに、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に向け、データとデジタル技術を活用できる人材の活躍が期待されています。世界的にDX人材不足が深刻化するなか、各企業の間で優秀なDX人材の争奪戦が行われており、DX人材育成に対するニーズが高まっています。本稿では、デジタル時代に必要となるDX人材育成をワンストップで提供する「NECアカデミー for DX」の活動事例をもとに、そのDX人材育成オファリングについて紹介します。


DX時代の組織人材変革を支援するDXオファリング

戸田 雅仁

テクノロジーの飛躍的進歩と、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を契機としたデジタルシフトの加速、不確実性の高まりを受けて、企業におけるデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)は待ったなしの状況にあります。企業価値向上のため、向かうべき方向を見誤ることなくDXを推進するためには、それを支える人材や組織の変革が必要不可欠です。本稿では、最初に必要と思われるDX人材像と推進組織のあり方について触れたうえで、NEC自身の人材・組織変革の経験を生かした、DX人材育成・組織変革をお客様との伴走型で支援するDXオファリングを紹介します。

DXを支えるITインフラ

DX時代のトータルサイバーセキュリティ

吉府 研治・鈴木 章工・岡崎 巧・西野 真一郎・小川 賢一・薄羽 利光

企業や組織はデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを推進する一方で、サイバー攻撃の影響をますます受けやすくなり、サイバーセキュリティはこれまで以上に大きな経営課題となっています。この状況に対応するために、NECは、企画・設計段階からセキュリティを考慮するセキュリティ・バイ・デザインに基づき、DXに求められるセキュリティを実現するためのさまざまなサービスやDXオファリングを提供。企業や組織のDXを支え、安全・安心な社会の実現に貢献します。


DXにおけるITサービスマネジメントの取り組み

石塚 恭史・吉原 靖幸

デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、働き方改革やUnder/Post COVID-19により、企業のITシステムにおけるクラウドサービス利用が加速し、これらに伴い従来のITシステム運用の見直し・改善として、ITサービスマネジメントの必要性が高まってきています。本稿では、ITシステム運用のあるべき姿から、課題対策としてのDXオファリングの提供を説明します。また、DXオファリングを支えるITサービスマネジメントの仕組みとして、グローバルで豊富な実績のあるデジタルワークフローを実現する「ServiceNow」を活用したマルチクラウド運用サービスやDX時代のモニタリングについて解説します。


DXオファリングを支える「NEC Digital Platform」

井上 康博・笈川 豊英・土持 幸久・辻 篤史・八木沼 修・清水 誠之

デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が企業の存続のための必須の活動となり、多くの企業がビジネス環境に迅速に対応できるITシステムやサービスの立ち上げを求められています。そうした課題を解決するためのDXオファリングを迅速に提供し、安心かつ安定的に利用いただくために、NECの強みを集約させた共通基盤「NEC Digital Platform(以下、NDP)」を整備しています。本稿では、NDPの概要と幅広いお客様のニーズへの対応を可能とする開発・実行基盤及び運用・運営機能についての特徴を概説します。

DXオファリングを支える先端技術及びメソドロジー

DXオファリングを支える国産・自社開発のIaaS「NEC Cloud IaaS」

見田 龍司・掛川 哲司・高梨 博・成瀬 博・木村 好孝・平井 真樹

NECは、2014年に国産・自社クラウド基盤サービスとして「NEC Cloud IaaS」を立ち上げ、2020年にDXオファリングを支えるインフラの価格競争力、品質向上、ISMAPに対応するため、リニューアルを行いました。本稿では、デジタルトランスフォーメーション(DX)においてメガクラウドの活用が進むなか、国産・自社クラウドを継続する意義は何か、システムとして何を開発しているのか、どのような運用を行い、どんなスキルセットを有しているのかなどについて説明します。また、これらの実績を生かした、国産クラウドの今後の取り組みについて説明します。


生体認証が切り拓く未来

今岡 仁・櫻井 和之・塚田 正人・宮川 伸也・大網 亮磨・一色 寿幸

今日、生体認証は世界中の人々によって日常的に使われています。今後、生体認証があらゆるデジタルサービスを結びつけることによって、各個人に最適化されたサービスが提供されることが期待できます。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に端を発して非接触・非対面な社会へ移行するなか、特に非接触の生体認証の役割がますます大きくなっています。NECは、2021年に開催された米国国立標準技術研究所(NIST)が主催するコンテストにおいて、非接触の顔認証と虹彩認証で相次いで世界第1位を獲得し、2冠を達成しました。本稿では、DXオファリングを支えるNECの顔認証と虹彩認証の特徴、それらを組み合わせたマルチモーダル認証、更には、顔認証のコア技術の応用の可能性について紹介します。 


加速度的な成長を実現するコンポーザブル経営とデジタル変革

桃谷 英樹

ヒト・モノ・コト・キャッシュが、データでつながり続けることを生かすデジタル化が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を経て進みつつあります。本稿では、このような変化をとらえ、成長を加速していくための、コンポーザブルなアプローチについて述べます。コンポーザブルとは、社会・事業・業務・組織・システムのモデルを再構成し、組み換え続ける取り組みです。このような取り組みが必要となっている背景、具体化のための事業・業務・組織・システムの構造、実際の進め方について概説します。NECでは、デジタルシフトから、デジタルトランスフォーメーション(DX)までコンポーザブルな変革推進を実現するDXオファリングをそろえ、お客様の変革と成長の加速を支援しています。

NEC Information

2021年度C&C賞表彰式典開催