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仮想マシンの早急・一時的な利用
VMware仮想マシンの早急な利用再開(インスタントリカバリ)
NetBackupでは、バックアップストレージに保護された仮想マシンを透過的にアクセス可能にし、VMware に登録して電源をONにします。利用者は仮想マシンのリストアを待たずに、仮想マシン上のデータを利用できます。
起動した仮想マシンを、一時的に利用する(旧バージョンのファイルの抽出や、パッチ・新規アプリケーション等の動作検証など)ケースや、迅速な業務復旧が必要なケースに適しています。
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復旧ポイント | 復旧ポイントにおけるインスタントリカバリ可否 |
通常のVADP連携バックアップ(フル) | この復旧ポイントの仮想マシンをインスタントリカバリ可能 |
通常のVADP連携バックアップ(差分増分/累積増分) | この復旧ポイントの仮想マシンをインスタントリカバリ不可 |
VADP連携の重複排除バックアップ (アクセラレータ有効)(フル) |
この復旧ポイントの仮想マシンをインスタントリカバリ可能 |
VADP連携の重複排除バックアップ (アクセラレータ有効)(差分増分/累積増分) |
この復旧ポイントの仮想マシンをインスタントリカバリ可能 |
- ※本機能は、NetBackupのバックアップ保存先がディスクの場合のみです。
- ※データアクセスのレスポンスは遅くなりますので、タイムアウト値を持つようなアプリケーション、時間帯によってアクセスが集中するような業務でのご利用には適していません。
ESXiホストへ仮想マシンの実体を復帰
起動した仮想マシンを本番環境(ESXiホスト)で継続して利用する場合は、Storage vMotion で仮想マシンをESXiホストのデータストアへ移動します。
5. | Storage vMotionを起動し、仮想マシンの実体(データ)がNetBackupの保存領域からESXiのデータストアに移動する | ![]() |
- ※Storage vMotion は仮想マシンの実体が移動するため、相応の時間を要します。
- ※VMware 既知の問題(VMware KB 2090639)があり、Storage vMotion 実施後、CBT機能を利用したVADP連携バックアップを実施する場合、CBTをリセットする必要があります。CBTのリセットについては こちら(Veritas社サイト) を参照ください。
- ※インスタントリカバリやVADP連携バックアップの動作要件は、別途ご確認、お問い合わせ下さい。
バックアップデータを利用した高速復旧(インスタントアクセス)
NetBakupをNFSデータストアとして構成、バックアップデータからインスタントアクセスVMを作成することで、仮想マシンの高速起動が可能になります。