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クラウド基盤の付加価値を高めるバックアップメニューの提供
プライベートクラウド基盤では、利用者の利便性・運用性を高めるための各種サービスメニューを提供します。サービスメニュー提供により、クラウド基盤の付加価値が高まります。利用者の満足度向上・クラウド基盤利用の加速を図り、利用者の企業活動の強化・業務効率化・競争力向上へつなげていくことが大切です。

バックアップメニュー提供により、データ消失リスクを回避することで、業務継続性が向上、管理者の負担を軽減し、クラウド基盤の付加価値を高めます。
クラウド基盤の運営リスク
Veritas社が公開している調査データ(下図)では、クラウド基盤の84.7%の利用者が、クラウドマシンやデータのバックアップは基盤管理者に責任があると回答しています。利用者が「基盤管理者がバックアップしているという誤った認識」をしたまま、データ消失によって業務停止などの影響が出ます。基盤管理者がバックアップメニューを提供していなければトラブルを招くことになります。
多くの利用者はクラウド基盤管理者がバックアップしていると認識※
※利用者の 84% が、クラウド上のデータバックアップ責任はプロバイダー側にあると回答

ほとんどがクラウドプロバイダに責任があると回答(誤った認識)
出典:Veritas Truth in Cloud 2019年 レポート 2019年Cascade Insight社調査より引用
クラウドが 利用されない |
クラウドが提供するサービスレベルが低いと、利用者の満足度が下がり、サービス利用率が低下するおそれがあります。 |
データ消失で 業務停滞 |
バックアップしていないと、データ消失の可能性が高まります。データ消失は利用者の業務に大きく影響し、クラウド基盤の信用にも関わります。 |
運用が破綻 | 利用者からのバックアップ・リストア要望に、迅速対応できなければ、利用者の業務に影響します。基盤管理者が多くの要望に対応するのも困難です。 |
メンテナンス 負荷が高い |
利用者マシンのメンテナンス(バックアップソフトのインストール・パッチ適用など)は、利用者への影響が大きくなります。 |

バックアップメニュー提供によって、クラウド基盤のリスクを回避
バックアップメニューの提供により、サービスレベルを向上させ、クラウド基盤の付加価値を高めることができます。
確実なバックアップの実行は、データ消失による業務影響を最小限にとどめ、業務継続性を向上させます。利用者のバックアップ・リストア要望には、迅速な対応が不可欠ですが、基盤管理者が多くの要望に対応するには限界があります。また、バックアップソフトのインストールやバージョンアップ、パッチ適用等のメンテナンス作業は、利用者に負担を与えます。
利用者自身による即時バックアップ・リストアを可能とするメニューを提供し、基盤管理者の負担を軽減します。利用者マシンへのバックアップソフトのインストールが不要で(エージェントレス)、メンテナンス手間を省くことができます。

システムイメージ

- ※上記システムイメージは一例です。システム/データ規模によりNetBackupのバックアップシステム構成は変わります。
- ※NetBackupがサポートするプラットフォーム、ハイパーバイザ、仮想環境、ファイルシステム、保存先デバイスなどについて、弊社営業までご相談ください。
バックアップメニュー例
NetBackupでは、定期的にバックアップを行う「自動バックアップ」と、任意のタイミングで即時にバックアップ・リストアが実行可能な「オンデマンドバックアップ※」の、両方を提供できます。
これらは組み合わせて利用できます。
- ※「オンデマンドバックアップ」は、利用者マシンにNetBackupクライアントを導入して利用することもできます。

基盤管理者は、統一されたバックアップメニューを利用者へ提供でき、バックアップシステムを運用します。
利用者マシンは定期的に自動バックアップできます。利用者は、任意のタイミングで利用者マシンのバックアップや、データの復旧操作を実施できます。
利用者マシンやデータの復旧のたびに利用者が基盤管理者に作業申請する手間を解消し、基盤管理者がこれら申請に対応する負担を軽減できます。
利用者はWebブラウザを操作して仮想マシンやファイルを復旧
バックアップを操作する NetBakup OpsCenter WebUI

リストアを操作する NetBackup WebUI
