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VMware仮想マシンで稼働するSQL Serverのバックアップ・災害対策
VMware仮想マシンでのSQL Server運用:リスクや問題
操作ミス等による データベース損失 |
災害やハードウェア故障・ ウイルス等による、システムデータ消失 |
長時間のバックアップ負荷が 他の仮想マシンの業務へ影響 | ||
操作・設定ミス、不具合等により、データベースファイルが破損![]() |
万が一の災害発生や、ハードウェア障害・ウイルスにより、 個別データベースやDBサーバが消失・利用停止![]() |
バックアップ処理中における、他業務マシン(仮想マシン)のレスポンス低下![]() |

DBサーバ(SQL Server)停止・DB破損は、業務活動に多大な影響を及ぼします。
データベースの破損 | ⇒ | 必要な対処 |
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DBサーバ(SQL Server)の被災 | ⇒ | 必要な対処 |
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バックアップ運用による業務影響 | ⇒ | 必要な対処 |
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NetBackupによるDBサーバ(SQL Server)のバックアップ・災害対策
仮想想マシン全体をバックアップし、OSの再インストールや環境再構築手間を省く
Q. | バックアップソフトを使用してバックアップしていますか? バックアップはシステム環境も保護していますか? |
- 不具合やハードウェア故障等でシステムが起動しなくなった場合は、OSの再インストールやSQL Serverの再インストール等が必要
- システム再開まで多くの作業と時間がかかる
- データベースファイルのコピー中にシステム障害が発生すると、コピー元・コピー先の両ファイルが損失
仮想マシン全体を丸ごとバックアップ
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仮想マシン全体を丸ごと復旧することで、OS再インストールやSQL Server環境の再構築、データベース・データ復旧の作業手間を省き、早急にDBサーバ利用を再開できます。
データベースの破損時は、データベースだけを短時間で復旧。OS/SQL Server 環境の再構築作業が必要なく、早急にDBサーバ利用を再開できます。 |
復旧したいデータベース/その他ファイルのみ復旧、短時間でシステム再開
Q. | 仮想マシン丸ごとの復旧方法だけですか? |
- 操作ミスなどで一部のデータベースが破損した場合に、OSも含め丸ごと復旧すると、システム再開まで時間がかかる
- 破損していないデータベースやその他ファイルも、過去のバックアップ時点に戻されて最新の情報を失う
破損したデータベース/その他ファイルだけを復旧、最新データベース/その他ファイルは保持
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データベース/その他ファイルが消失・破損した場合、該当するデータベース/その他ファイルだけを短時間で復旧。その他の最新データベース/その他ファイルは保持でき、仮想マシン復旧による最新情報の消失を回避、SQL Server 再構築・データ再登録の作業手間を省くことができます。
過去の任意バックアップ時点のデータベース/その他ファイルを取り出すことも可能です。 |
災害対策・ウイルス対策
Q. | 災害対策・ウイルス対策も検討しますか? バックアップは一次バックアップのみですか? |
- 万一の災害で、データベースだけでなく、同サイトにあるバックアップサーバまで破壊されると、DBサーバを含むシステムの業務再開まで多くの作業・時間がかかる。また、保存していた各種データが消失する
- DBサーバがマルウェアに感染した場合、データベースが破壊される場合がある
災害対策・ウイルス対策にも対応
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稼働系システムに災害・マルウェア被害が発生しても、バックアップを遠隔地に保管しておき、重要なデータベース/その他ファイルの消失を回避します。
遠隔地サイトで新たに仮想サーバを用意し、仮想マシン/データベース/その他ファイルを復旧し、システム利用を再開できます。 |
仮想マシンのバックアップも遠隔転送
稼働系サイトの仮想マシンを、永久増分でフルバックアップ。 重複排除で保存容量を圧縮し、更新データのみ遠隔地の災害対策サイトへ転送、バックアップデータを二次保管します。

NetBackupによる日常業務に、災害対策をアドオンできます。
※ | 本機能は NetBackup自身の重複排除機能を使用するため、バックアップ保存先は SAN(FC/iSCSI)、ローカルディスク等の DAS のみがサポートされます。 これら以外のCIFS/NFS共有やテープ等への保存先では、NetBackup重複排除機能は使用できません。 |
※ | AIR転送先から転送元への逆方向レプリケーション(Reverse AIR機能) は、NetBackupの重複排除ストレージタイプ MSDP を利用してください。Reverse AIR機能はOST(OpenStorageをサポートするストレージ)では未サポートです。 |
ポイント! バックアップデータは稼働系サイトで一時保管し、仮想マシン/データベース復旧要求に対応 |

ポイント! NetBackup重複排除機能AIRによる差分データ転送で、ネットワーク転送量を低減 |

ポイント! 初期導入では仮想マシンのバックアップシステムを導入。将来的に災害対策へ拡張可能 |

ポイント! 有事の際、災害対策サイトの仮想基盤へ仮想マシンを復旧して業務再開が可能(任意) |

バックアップ時間短縮
Q. | 仮想マシン/データベースのフルバックアップに時間がかかっていませんか? |
→ 仮想マシン/データベースの定期的なフルバックアップに長時間かかる
- 保存期限切れになる前に、定期的に仮想マシン/データベースのフルバックアップを長時間かけて実施しており、仮想ホストへの長時間負荷、他バッチ処理・保守作業など、他の業務へ影響する
- フルバックアップを定期的に繰り返すことで、バックアップの保存容量が肥大化し、コストが増加する
仮想マシンのフルバックアップ時間を大幅短縮 ~永続的な増分ブロックの抽出・保管
- SQL Server データベースを含む仮想マシンを永久増分バックアップ。フルバックアップ時間を短縮
- VMwareおよびSQL Serverと連携したスナップショット・バックアップによって、整合性ある仮想マシン/データベースをバックアップ
短時間のフルバックアップにより、仮想ホストへの負荷軽減・他業務への影響を必要最小限に抑えられます。
NetBackup重複排除機能がバックアップ保存容量を圧縮し、保存コストを抑えます。 |
VMware仮想マシンのバックアップ時間短縮
仮想マシンの VADP連携バックアップにおいて、NetBackup の重複排除バックアップ(アクセラレータ有効)を利用し、変更ブロックのみ抽出・転送し、高速フルバックアップを実現。LAN経由でもSAN経由でも利用可能で、VMware仮想マシンのフルバックアップ時間を大幅に短縮します。

※ | アクセラレータ機能を利用した重複排除バックアップは、保存先として SAN(FC/iSCSI)、ローカルディスク等のDASのみをサポートします。HW要件として、前述以外のCIFS/NFS共有やテープ等の保存先は未サポートです。ご注意ください。 |
※ | VMware側のCBT(Change Block Tracking)機能を使用して、仮想マシンのブロックレベル増分バックアップを行います。 |
※ | 仮想マシン上の SQL Server データベース単位の復旧機能は Application And Database Pack ライセンスによって提供されます。 |
※ | 記載の効果・性能値は、全ての環境で同様の効果を得られるということではなく、お客様環境に依存します。お客様環境へ導入した効果を保証するものではありません。試用版にて、お客様環境または同等環境で事前に評価を行い、効果をご確認ください。 |
法令によるデータ保管義務に対応
Q. | 保管義務(法令)の期間、データを保管できていますか? 訴訟係争の際、証拠保全義務を果たせますか? |
- 人手でデータベースを管理する場合、多くの作業時間がかかる上に、操作ミスによってデータベースが消失してしまったり、特定の管理者に依存し、長期保存の管理が引き継がれない可能性がある
- 万一の法的係争や訴訟の際、証拠保全義務が果たせない、係争で不利になる可能性がある
バックアップデータの保管年数を指定
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バックアップにおけるデータベースの保管期間を設定することで、法令による保管義務を果たせます。
万一、証拠となるデータの提出を求められた場合に、対応できます。 |
まとめ:DBサーバ(SQL Server)のバックアップ・災害対策
「重要データの損失」「サービスレベルの低下」「業務が滞る」などのDBサーバ運用の問題によって起こり得る損失を、NetBackupが解決します。
- 仮想マシンを丸ごと復旧
- 破損したデータベースだけを復旧
- 災害対策・ウイルス被害等にデータを保全(災害対策・マルウェア対策)
- バックアップデータの保管年数を指定
- フルバックアップ時間を短縮
