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NECプロボノイニシアティブ
社員がそのプロフェッショナルスキルを活用し、自治体やNPO、社会起業家などが抱える課題に取り組むプログラムです。
社員が社会課題の現場へ参画することで、生活者視点の感覚を磨き、社会課題を起点とした新たなサービスやソリューションを創出することを目指します。
2010年にNPO法人サービスグラントと協働で国内企業としては初めてプロボノを開始し、2020年には社内有志による「NECプロボノ倶楽部」が発足しました。
2010年度から2022年12月までに社員1,625名が参加し、プロモーションの強化、業務マニュアル・営業ツールの制作、マーケティング調査等を中心に支援、またCOVID-19の影響下では、NPOのITを活用した情報発信等を支援しました。
最近の動きとして、自治体と協働で推進するスマートシティやまちづくりに「NECプロボノイニシアティブ」を組み込むことで、地域の課題やニーズを汲み取り政策提言に繋げる等、新事業創造の一環としての取り組みも増えています。
さらに、2022年度からの高等学校における新学習指導要領の導入に伴い、高校生の探求学習に協力し、高校生の社会課題解決のための企画やアイデアを一緒にブラッシュアップするような取り組みも増えています。
<協働先>
2010年~ NPO法人サービスグラント
2019年~ 東京都(ボランティア・市民活動センター)
2020年~ 川崎市(市民文化局、市民活動センター、
社会福祉協議会)、NPO法人ETIC.等
2021年~ 一般財団法人 日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
兵庫県加古川市
2022年~ 大阪府豊中市 等
参加社員の声
- 同じNECグループの様々な部門・職種の方が一つのチームとなってプロジェクトを行うことで、多様な考え方を融合させることができ、普段の業務ではなかなか生まれない考えが出ることに気づきます。このプロボノ活動は今会社が目指すイノベーションのヒントになっているように感じました。
支援団体の声 株式会社GRA 代表 岩佐 大輝氏
- 支援者・受益者との関係強化の為のCRMの仕組みを、Salesforceを利用して構築頂きました。多様性に富んだチームで、コンサルの方は論理的議論やスライド作成、営業の方はファシリテーションや雰囲気作り等、本業でのご経験を活かし、何回か難所もありましたが、プロジェクトマネージャの粘り強いリーダーシップで、チームとしての一体感は最後まで失わず、無事完成までこぎつけました。現地に2回に渡り視察され、現地メンバーとも交流頂きました。現在は、いくつかの業務での利用が始まったところです。我々だけでは、自団体だけでここまでの仕組みを作り上げる事は絶対にできませんでした。本当にありがとうございました。参加頂いた皆さんはGRAの一員だと思っています。これからもよろしくお願いします。
協働団体の声 NPO法人サービスグラント 代表 嵯峨 生馬氏
この「NECプロボノイニシアティブ」は、「NEC社会起業塾」で起業家を輩出し、ビジネスサポーターで彼らの成長の土台となる組織基盤づくりを支援する、「インキュベーション」と「プロボノ」とを有機的に組み合わせた、戦略的な企業市民活動のモデルケースです。
■NECプロボノ倶楽部を2020年7月に発足
プロボノの地域展開として、NEC玉川事業場がある川崎市との連携により、様々な地域共創を行っています。
COVID-19の影響により活動に様々な支障がでている、団体に対して主にオンラインで支援できる活動を推進しており、全国からNECグループ社員が活動に参加しています。
■活動事例
- かわさき市民活動センター様(こども宇宙教室オンライン授業支援活動)
- 中原区様(なかはらペットフレンドリー イベント企画&運営支援)
- 川崎市社会福祉協議会様(人材バンクオンライン研修支援活動) 他多数
- 兵庫県立加古川東高校様 (地域課題に対する共創活動)
- JANPIA様(全国再非行防止ネットワーク協議会オンラインイベント配信支援)
- 北区社会福祉協議会様(「プログラミングチャレンジ」協力ボランティア)
- 山口県様(山口県プロボノ)
■感謝状・御礼状の授与
- 公益社団法人川崎市民活動センター様より感謝状( 2021年5月12日)
- 川崎市中原区様より感謝状( 2021年5月27日)
- 社会福祉法人 川崎市社会福祉協議会 施設部会様より御礼状( 2021年5月27日)
■連携先のコメント
川崎市市民文化局 コミュニティ推進部長 阿部克義様
本市では、「最幸のまち 川崎」を実現していくために、一昨年度、「これからのコミュニティ施策の基本的考え方」を策定しました。今後、市民が市民を支えることで地域の課題解決を図るプロボノ事業に、積極的に取り組んでいきます。NEC社員の皆様のスキルや地域貢献への思いを、市民の皆様に届けることで、一緒に暮らしやすい地域社会をつくっていきたいと思います。
川崎市社会福祉協議会 ボランティア活動振興センター所長 塚田治孝様
本会では「地域共生社会」の実現を目指すため、企業の公益的な取り組みが重要だと考えております。
地域福祉活動の推進において、プロボノ支援による専門的な知識や技術のサポートは大変心強いものです。
NEC社員の皆様とは、既にリモートでのプロボノ支援について相談をいただき、本会が間に入る形で福祉施設や団体とのマッチングをさせていただいています。今後も地域福祉の向上のために出来る事を一緒に考えていければと願っております。
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