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NEC社会起業塾

NEC社会起業塾卒業生(団体数) 70 (2023年3月末現在)
学生や若者を対象に社会的課題を事業によって解決する社会起業家の育成支援
NEC社会起業塾の風景

「NEC社会起業塾」は、2002年に、NPO法人ETIC.が主催、NECがオフィシャルパートナーとして協働で始めた、社会課題に取り組む若手社会起業家を育成するプログラムです。

2022年度までに70団体が卒業し、これまで、NPO法人フローレンス(ハーバード・ビジネス・スクール・クラブ・オブ・ジャパンより「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」を最年少で受賞、ニューズウィーク「世界を変える100人の社会起業家」に選出)や、NPO法人かものはしプロジェクト(国際青年会議所世界大会にてTOYP賞『世界で最も傑出した若者賞』を受賞、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー(リーダー部門)を最年少で受賞)などを輩出しています。

2013年度には10年以上にわたる実績が評価され、「企業フィランソロピー大賞・社会変革への礎賞」(主催 公益社団法人日本フィランソロピー協会)を受賞しました。

最近の動きとして、「NEC社会起業塾」卒塾生とNECとの連携で、様々な社会課題をテーマとした共創活動や共同研究・実証、新たなソリューション開発等が増えています。

また、「NEC社会起業塾」の知見やノウハウを、NECグループの次世代リーダー育成プログラム「NEC社会価値創造塾」や、全従業員を対象にした「NEC社会課題体感型人材開発プログラム”Sense”」などにも活用しています。

さらに、「NEC社会起業塾」は、卒塾生が事業モデルを確立・拡大し、自治体の政策に組み込まれる等、社会変革を加速するといったソーシャルインパクト(社会的波及効果)を創出しています。

<NEC社会起業塾によるソーシャルインパクト(社会的波及効果)>

  • NEC社会起業塾の卒塾生数:70団体(2023年3月末現在)
  • 卒塾生の事業継続率:80%(2023年3月末現在)
  • 事業規模からみた卒塾生の平均成長率:約3倍(2012~2019年度の卒塾生50団体)
  • 国や自治体の政策や事業に影響を与えた卒塾生:
    ・国レベル 34%(2019年度までの卒塾生50団体中)
    ・自治体レベル 62%(2019年度までの卒塾生50団体中)
  • ノウハウや事業モデルを他地域や他団体に展開した卒塾生:45%(2019年度までの卒塾生50団体中)

NEC社会起業塾プログラム内容

卒塾生の声 シュアール株式会社 代表 大木 洵人

  • NEC社会起業塾は「本気で」社会を変えようと思っている人の集まりです。
    事業を拡大して更に多くの聴覚障がい者にサービスを提供しようというフェーズで参加し、組織運営について大きな学びがありました。社会起業塾は終わってからが本当のスタート、これからも聴覚障がい者の明るい未来のために頑張ります。

協働団体の声 NPO法人ETIC.ソーシャルイノベーション事業部 事業統括 番野智行

  • 2002年に開始した「NEC社会起業塾」は、日本の社会起業家支援の先駆けかつ、最も大きな成果を生み出したプログラムの1つです。
    社会と向き合った中で、自分自身がどうしても実現したいことを、どう事業や仕組みにし、社会の変化につなげていくか。
    簡単には実現しない、採算も見えない中、道なきところに道をつくるチャレンジに挑む皆さんを、メンターである先輩起業家やNECをはじめとするパートナー企業の皆様とともに徹底的に応援します。

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