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今さら聞けないローカル5G

製造業におけるローカル5Gの活用法と導入事例のご紹介【2023.11.15】

カテゴリ:ローカル5Gロボット/AMRスマートファクトリー(IoT基盤/AI)

いつも「ものづくりの未来」をご高覧いただきありがとうございます。
製造業の皆様に、お役に立つ最新情報をお届けしているこのWebサイトでは、日本の製造業を強くするための「ものづくり研究グループ活動」のレポートをはじめ、AI・IoT・5Gといった最新ソリューション情報、NECのものづくりを支えるスペシャリストたちへのインタビュー記事など、製造業の今と未来を伝える様々な切り口から情報を発信してきました。
今回、本稿では読者の皆様の関心が非常に高い「ローカル5G」について、これまで取り上げてきた記事を振り返りながら、改めてご紹介します。

【目次】

1.ローカル5Gとは?

ローカル5Gとは、地域・産業のニーズに応じて地域の企業や自治体等が個別に利用できる5Gネットワークのことです。通信事業者が全国で展開する均一な5Gの通信サービスに対して、ローカル5Gは、地域・企業が主体となって、自らの建物内や敷地内といった特定のエリアで自営の5Gネットワークを構築・運用・利用することができます。
ローカル5Gを利用するには国で指定された無線局免許の取得が必要となります。

ローカル5Gの主な特徴は以下の通りです。

(1) 超高速局所カバレッジ

ローカル5Gは、限られた地域や施設内で超高速(10Gbps)かつ信頼性のある通信を提供します。

通信事業者が全国で展開する均一な5Gの通信サービスに対して、ローカル5Gは、地域・企業が主体となって、自らの建物内や敷地内といった特定のエリアで自営の5Gネットワークを構築・運用・利用することができます。これにより、場所に応じてネットワークの品質を最適化できます。

(2) 超低遅延

ローカル5Gは、遅延を最小限(1ミリ秒程度の遅延)に抑えることができるため、リアルタイムの応答が必要なアプリケーションやデバイスに適しています。これは、自動車、製造業、ヘルスケアなどの分野で特に重要です。

(3) 多数同時接続

ローカル5Gは、大量のデバイスやセンサーを同時に接続できる能力(100万台/k㎡の接続機器数)を持っています。これは、IoTデバイスやセンサーネットワークに適しています。

さらにローカル5Gについて詳しく知りたい方は、「new windowローカル5Gとは」よりローカル5Gの基礎知識や特徴、キャリア5GやWi-Fiとの違い、ユースケースなどをまとめた資料をダウンロードいただけますので、是非ご参照ください。

2.製造業におけるローカル5Gの活用方法は?

日本の産業界においては、労働力不足、技能継承などの社会課題に加えて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、これまで以上に5GやAIといったデジタルを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)が必要不可欠になってきています。
特に製造業においてデジタルの活用による省人化、業務プロセスの変革、新たな価値創造が重要であり、ものづくりDXを進めていく上で、リモートや自動化がキードライバーとなります。
これらのリモート技術、オートメーション化を実現していくためにローカル5Gをはじめとしたネットワークの活用が期待されているのです。

ものづくりの未来では、製造業におけるローカル5G活用の可能性についてのインタビュー記事を掲載していますので、詳しくは以下よりご確認ください。

3.ローカル5Gで実現するスマートファクトリー

最先端技術をとりいれた「スマートファクトリー」が2023年8月、NECプラットフォームズの掛川事業所で本格稼働しました。
新工場では、「ひと」の代わりにものを運ぶのは、物理的なガイドを必要としない自律走行搬送ロボット(AMR)と磁気テープなど物理的なガイドを必要とする無人搬送車(AGV)。AMRは車のように臨機応変にフロア内を走行し、AGVは列車のように決められた経路を走行します。
複数台のAMRを一元的に制御するために、自律移動ロボット管制制御ソフトウェアである「NEC マルチロボットコントローラ」を採用し、映像データから自己位置を推定するVisual SLAM技術を採用しています。
こうしたスマートファクトリーの実現を可能にしているのが、高速で大容量のデータ送受信が可能な「ローカル5G」です。

新掛川工場に関する情報を動画ともに以下のページでご紹介しているのでご参照ください。

また、新工場で使用されている複数台かつ多種多様なタイプのロボットを集中的に管理・制御するソフトウェア製品「NEC マルチロボットコントローラ」の開発者インタビュー記事も、是非併せてご一読ください。

4.導入事例

これまでご紹介してきました通り、ローカル5Gはスマートファクトリーを実現するためのキーファクターとなっています。
以下ではローカル5Gの事例や実証について紹介していますので、5G活用のユースケースについては、以下のページをご参照ください。

今後、製造業におけるローカル5Gの役割は、ますます重要となってくることでしょう。
NECではローカル5Gの構築に関するコンサルティングや無線局免許の取得支援、5Gネットワークの常時監視など、ローカル5Gに関するさまざまなサービスメニューをご提供しています。
ご興味のある方は是非お問い合わせください。

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