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注目論文
Under COVID-19対策における注目論文
世界中に影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染症において、感染防止のため継続してソーシャルディスタンスを確保し、ビジネスを止めないため然るべき対応が必要となっています。Under COVID-19において、2020年2月~2020年7月までの間に、NEC技報で注目され、アクセス数の多かった論文をご紹介します。
記載されている技術は製品に採用されているとは限りません。
製品が掲載されている場合は、販売を終了している可能性がありますので別途ご確認ください。
赤外線サーモグラフィによる パンデミック対策事例の紹介
2003年のSARS発生以来、世界の空港・港湾では発熱した人間を素早く検出する手法として赤外線サーモグラフィが利用されるようになりました。2009年には、メキシコで発生したH1N1インフルエンザが猛威を振るうようになり、空港はもとより民間企業までもが一斉に赤外線サーモグラフィに注目し始めています。しかし、人間の体表温度は、環境温度によって左右され一様では無く課題も多くあります。本稿では、発熱者を精度良く検知するための製品動向と利用技術の向上を目指した取り組みを紹介します。
インフルエンザ拡大防止の観点から 赤外線サーモグラフィによる 体表温度計測事例の紹介
赤外線サーモグラフィは、物体から放射される熱エネルギーを受光し温度分布として映像化する装置です。主な用途では、電気設備診断・機械設備診断・温度異常監視などで利用されていますが、インフルエンザ拡大防止の観点から発熱した人間を検知するために空港検疫所様を始め、様々な企業から注目を集めるようになりました。本稿では、発熱者を精度良く検知するための製品動向と利用技術の向上を目指した取り組みを紹介します。
太田 二朗 ・濱田 枝里
(NEC技報 Vol.62 No.3 2009年9月 ICTでナビゲートする環境にやさしい社会特集)
将来のリテールサービスを支える生体認証技術による新しい店舗ソリューション
新たな顧客体験を提供する店舗づくりへの挑戦が始まっています。消費者がストレスなく買い物ができ、かつ人手不足を補うITを駆使した店舗づくりが、将来のリテールサービスを変えていくと考えています。NECでは、生体認証技術を用いることで、顧客体験の向上及び労働者不足の解消を同時に満たす仕組みづくりを行っています。具体的には、入店や決済に生体認証を用いることで、レジでの待ち時間を極小、もしくはなくす仕組みの提供を行えると考えます。本稿では、NECが目指す店舗の姿及びそのシステムのコンセプトについて紹介します。
手塚 宏・名田 幸生・山崎 晋哉・黒田 正治
(NEC技報 Vol.71 No.2 2019年3月 バイオメトリクスを用いた社会価値創造特集)
顔認証と位置情報を活用した建設現場における現場作業員の入退場管理サービス
建設現場では、現場監督が現場を管理し、その配下で多様な専門技術を持った人々が集まり、工事を推進していきます。工程により必要な技術が異なるため、工事期間中はさまざまな会社に所属する作業員が出入りします。現場では危険を伴う作業もあるので、現場監督は一人ひとりの安全を確保するために現場で作業を行っている作業員を特定し、作業員情報を管理する必要があります。これらの管理業務を、機器の設置をせずに顔認証による本人確認と位置情報を活用することで、手軽に入退場情報を取得し、それらの情報を元に、作業員の資格情報の確認や入退場記録データの集計結果を出力することが可能なサービスを実現しました。本稿では、本サービスの特徴について紹介します。
笹田 幸恵・原田 健二・浦沢 賢一・中尾 友昭
(NEC技報 Vol.71 No.2 2019年3月 バイオメトリクスを用いた社会価値創造特集)