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レンゴー様
dotData・DX人材育成サービス 導入事例
業務部門が主導するデータ活用=「データの民主化」を推進し、
環境課題を解決するさまざまなモデルケースの創造をめざす
製造・プロセス
課題背景
- 環境問題の解決に取り組むため、業務部門でデータ活用を促進するAI分析環境を整えたい
- 資源やエネルギー使用量について、どのような要因があるのかを把握したい
- 知識やスキル、経験を数多く積んだ担当者を中心に、現場主導型のデータ活用をめざしたい
成果
環境負荷の解決をめざすAI分析環境を実現
大量の特徴量を自動探索でき、操作性も容易でデータ分析に関する高度な知識がなくても、客観的に分析モデルを評価できるAI環境を実現
資源節約を促進する多彩なモデル開発を支援
製造工程で発生するさまざまな環境課題について、その発生原因や理由を分析し、原材料やエネルギーの消費を節約するモデル開発を支援
業務部門主導の「データの民主化」環境を構築
現場の担当者による知識や経験、ノウハウに、データを融合させ、業務部門が主導して解決をめざすデータ活用環境を構築
導入ソリューション

導入前の背景や課題
地球環境の保全へ主体的に取り組むには、積極的なデータ活用が不可欠

情報システム本部 副本部長
兼 情報システム第一部長
西谷 卓也 氏
レンゴーグループ様は製紙、段ボール、紙器、軟包装、重包装などの事業を展開し、主力製品である段ボール原紙生産のリーディングカンパニー※1であり、段ボール生産では国内トップシェア※2を誇っています。経営理念には、「時勢の変遷に対応して最も優れたパッケージング(包装)を提供することにより、お客様の商品の価値を高め、社会に貢献しつづけていく」を掲げています。中でも社会貢献を考える上で、環境負荷の低減は欠かすことのできない視点です。「地球環境の保全に主体的に取り組むこと」を経営理念に盛り込み、「レンゴーグループ環境憲章」を制定するなど環境問題への姿勢を積極的に明確化しています。
「事業活動を通じ、最優先に取り組むべき環境課題として<脱炭素社会の形成> <エネルギー効率の向上><循環型社会の形成> <環境問題や社会課題を解決する製品の創出> <水リスクの管理> <バリューチェーンマネジメント(下流)>の6つを挙げています。特に脱炭素社会の形成は最重要の課題ととらえ、2050年までに温室効果ガスの排出量を、実質ゼロとするための挑戦を開始しています」と、西谷氏。
たとえば、2027年までに国内製造拠点における石炭使用量ゼロをめざし、石炭・重油ボイラの燃料転換を進めています。また、環境問題や社会課題を解決する製品の創出にも取り組み、資源循環や海洋プラスチック問題の解決につながる生分解性のあるセルロース関連製品を開発して普及に注力しています。そして、これらの課題を解決するには、各事業で蓄積されたデータ活用が不可欠となります。
「より効果の高い施策を実行するには、資源やエネルギーについて<何を> <いつ> <どこで> <どれくらい>使用したかを把握し、どのように改善すれば使用を抑えたり、ムダをなくしたりできるかを模索しなければなりません。データは、環境課題の解決に欠かせないものだと考えています」と、平田氏はデータ活用の重要性を語ります。
※1:日本製紙連合会調査より ※2:矢野経済研究所調査より
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