Japan
サイト内の現在位置を表示しています。
機能概要:セキュリティ/マネジメント
NECは、大切なデータを盗難や情報漏えいなどから守る高度な認証機能や安全性の高い暗号化機能をはじめ、先進技術を駆使した信頼性の高い機能を提供し、よりセキュアなビジネス環境づくりを支援いたします。
セキュリティ機能 対策別一覧
機能概要
ハードディスクパスワード機能
- ※モデル別対応表もあわせてご覧ください。
HDD/SSDを他のPCに接続した場合にパスワード認証が必要となるため、万一HDD/SSDが盗難された場合のデータ漏えい防止に効果的です。
- ※パスワードを忘れた場合は、ロック解除およびデータ移行ができません。HDD/SSDを有償で交換していただくことになります。
- ※暗号化機能付HDDをご利用の際は必ず本機能をご利用ください。
盗難防止用ロック/筐体ロック
別売のセキュリティケーブルPC-VP-WS23(タイプVSはPC-VP-WS24)を利用することで、机などに繋ぐことができ、パソコン本体の盗難防止に効果的です。また、筐体の開閉を防ぐことができるため、内蔵機器の盗難防止にも効果的です。
- ※ノートPC、タブレットPCではパソコン本体の盗難防止用ロックとしてのみ対応。
HDD/SSD等のデータ消去
- ※モデル別対応表もあわせてご覧ください。
PC廃棄時/売却時にお客様が内蔵のHDD/SSD等のデータを消去するための機能です。「NSA 推奨方式」準拠、「米国国防総省 DoD5220」準拠の消去法に対応しています。
- ※HDDを消去する場合は再セットアップ用媒体・メディアが必要です。また、再セットアップメディアがDVD媒体の場合、利用する際には光学ドライブが必要です。
- ※SSDを消去する場合はBIOSからSecure eraseにて対応ください。
- ※「消去作業完了証明書」の発行はできません。
PCデータクリーンサービス
PCを廃棄する際やリース期間終了後の返却時等に、HDDのデータを無意味なデータで上書きすることにより、第三者に復元される可能性を低減します(有償)。また、お客様の要望により「消去作業完了証明書」の発行(有償)が可能です。
サービスの詳細につきましては、NECフィールディングホームページをご覧ください。
BIOSパスワード
本体起動時のBIOSレベルで、キーボード入力でのパスワードを要求することにより、扱いやすく手軽にセキュリティを施すことができます。
NEC Authentication Agent
- ※モデル別対応表もあわせてご覧ください。
FeliCaカードや指紋、タッチ認証、USBメモリ認証、セキュリティチップ等を活用した個人認証やID・パスワードの保護・管理、Windowsログオン情報の保護機能を提供します。詳しくは「NEC Authentication Agent」をご覧ください。
タッチパネル認証
3×3マス目に区切られた認証用画像の中で、あらかじめ設定した箇所を順番にタッチすることにより、ログオン認証が可能です。よく使われる単なるタッチ認証とは異なり、タッチ画面の一部をランダムにマスキングし、認証タッチ順を毎パターン異なるものにします。認証規則の推測がしづらい、独自認証技術です。
本機能は「NEC Authentication Agent」の機能です。
NFCポート
- ※モデル別対応表もあわせてご覧ください。
FeliCa技術を採用した非接触ICカードに対応した「NFCポート」を本体に内蔵可能です。カードをかざすだけの簡単な認証を実現します。
詳しくは「個人認証について」、「NEC Authentication Agent」および「NeoFace Monitor」をご覧ください。
- ※NEC Authentication AgentとNeoFace MonitorおよびOS標準機能の指紋認証(Windows Hello)は同時利用できません。
指紋認証
- ※モデル別対応表もあわせてご覧ください。
OS標準機能(Windows Hello)で動作します。
「同じ指紋を持った人はいない」「一生変わらない」という指紋の特性を活かし、確実な個人認証を実現する指紋センサを内蔵、セレクションメニューにて選択可能です。
詳しくは「個人認証について」および「NEC Authentication Agent」をご覧ください。
- ※内蔵指紋センサではSecureFingerの利用はできません。
暗号化ファイルシステム【EFS】
ファイルやフォルダをより安全にディスクに格納
EFS(Encrypting File System)は、OSの標準ファイルシステムであるNTFSが持つファイルやフォルダの暗号化機能です。暗号化を行ったユーザ以外、データ復号化が行えないため、高いセキュリティ効果をもたらすことが可能です。
ドライブを丸ごと暗号化できるBitLocker
Windows 11 Pro/Windows 10 Proの標準機能のBitLockerドライブ暗号化を使用すると、Windowsのシステムドライブやデータドライブ上に格納されているすべてのファイルを保護。個別のファイルを暗号化する暗号化ファイルシステム(EFS)とは異なり、BitLockerはドライブ全体を暗号化できます。
暗号化機能付SSD
暗号化機能付SSDを選択することで、利用者が意識することなくOS領域などを含めたドライブ全体を暗号化できます。書き込み時の暗号化や読み出し時の復号化は自動で実施されるため、業務に負担をかけることなく容易にデータセキュリティの強化を実現。パソコンの盗難や紛失時に、情報漏えいリスクを低減できます。
- ※必ずハードディスクパスワード機能を併用してください。暗号化機能付SSDだけではデータ漏えいを防ぐ事ができません。ハードディスクパスワード機能を併せて設定する事で、他のパソコンへ接続した際にもパスワードの入力が必要となり、ディスクを取り出して直接データ解析されるなどの危険性を低減させます。
AMD メモリーガード
AMD Ryzen PROではCPU内に「AMD Secure Processer (ASP)」を内蔵し、Windowsとは別にセキュリティ専用のOSを起動。
隔離されたOSによりセキュリティ機能に使用する「セキュアキー」を生成管理、鍵管理のための暗号機能を提供します。
このセキュアキーを使用してメモリ内のデータを自動暗号化するAMD独自のセキュリティ機能がメモリの暗号化、メモリーガードです。
CPUからメモリにデータを書き込む際に都度暗号化。
AMD Ryzen PRO プロセッサーはメモリー暗号化に対応し、停止中あるいは転送中のデータ保護が可能です。
RunDX
- ※モデル別対応表もあわせてご覧ください。
デバイスごとの無効化/有効化設定が行えるユーティリティです。例えば、USB接続のマウスやスキャナなどを使用しながらUSBメモリなどは使用不可とする運用が可能。また、Bluetooth®ブロック機能やネットワーク制限機能にも対応し、使い勝手とセキュリティのバランスが良い情報漏えい防止対策として利用可能です。
- ※ダウンロード(NEC LAVIE公式サイト)にて最新版が公開されている場合があります。ご確認の上、最新版をご使用ください。
さらにRunDX DeviceControl(有償版)にアップグレードすることで、スマートフォンや デジタルカメラなどとのMTPやPTP接続を制限したり、デバイス操作ログの取得、 ネットワーク経由での設定などが可能となります。
詳細は、RunDX DeviceControl のご紹介ページをご覧ください。
ミラーリング(RAID 1)
- ※モデル別対応表もあわせてご覧ください。
2台のSSDへ同一データをリアルタイムで保存
- 同一データを二重化して持つため、SSDの故障によるデータの消失防止に効果的です。
- 万一1台のSSDが故障しても、もう一方のディスクでのデータ読み書きが継続して可能なため、SSDの故障によるパソコンのダウンタイムを抑えることができます。
※故障したSSDの修理対応に関してはサポート窓口までご相談ください。 - パソコンの安定稼働が求められるミッションクリティカルな用途にお奨めです。
BIOS自己回復機能
BIOS改ざんを検知・自己修復を行う専用チップを搭載し、マルウェア等によるBIOSの不正な改ざんを防ぎセキュアなPCの使用を支援します。
ウイルス対策
- ※モデル別対応表もあわせてご覧ください。
ウイルスパターンファイルに基づいたコンピュータウイルスの検出・識別を行い、パソコンをウイルスから守るソフト「ウイルスバスター クラウド™」を添付。90日間のパターンファイル無償提供がご利用いただけます。
Windows® Defender
Windows® DefenderはPCの利用を阻害したり情報漏えい等をも引き起こす有害なソフトウェアを、定義ファイルを用いて検索し、またはその動作を監視することで発見、排除することを支援します。新しい有害なソフトウェアに対応するためには、ウイルス対策ソフトウェアと同様に定義ファイルの定期的な更新が必要です。
- ※Windows® Defenderはウイルス対策ソフトウェアを補完しますが、代替するものではありません。ウイルス対策にはウイルス対策ソフトウェアをご利用ください。
無線LANセキュリティ
「盗聴」や「なりすまし」による不正アクセスから機密情報を守るため「WPA3」に対応しております。
詳細につきましては、ビジネスシーンにとって重要な「無線LANセキュリティ」をご覧ください。
- ※無線LAN搭載モデルで対応。
RemoteViewサービス
外出先のモバイル端末から、会社PCへセキュアにアクセスし、遠隔操作することができるサービスを3ヶ月間無償提供。データを持ち出さないため、情報漏えいリスクを低減できます。
- PC導入時に登録を行うことで、本サービスを1ヶ月間無償(2019年1月以降発表商品の場合)で利用可能です。
- 無償提供期間終了後は、有償サービス*にて継続して利用いただけます。
- お客様のご利用環境によっては遠隔接続がご利用できない場合がございます。
- *:希望小売価格 1年版パッケージ(1ライセンス):12,000円(税別)~
遠隔データ消去サービス
NECのビジネスPCでは、管理PCから遠隔地のPC内にある指定データを消去でき、また、情報の閲覧を防止するデータ不可視機能や、自動消去機能も有する「遠隔データ消去サービス」を1ヶ月間無償で提供。万一のPC盗難時のデータ流出リスクを低減できます。
- *1:PCがインターネットに接続している必要があります。
- *2:本ソリューションは情報漏えいの防止に対して100%保証するものではありません。
- *3:タイマー設定で自動実行します。
Secured-Core PC対応
対応したハードウェア、BIOS、ファームウェアおよびOSによって、従来では防ぎきれなかったPC内部(ファームウェアやBIOS)への不正アクセスやデータの改ざんを防御する仕組みです。
- *1:インテル vPro® Essensialsモデルのみ対応しています。
- *2:MC-KのvPro CPU搭載モデルのみ対応しています。
インテル vPro® Enterprise & インテル vPro® Essentials
インテル社CPU 第12世代以降のvProは、従来のvProの機能を備えた「インテル® vPro® Enterprise(以降 vPro Enterprise)」に加え、ビジネス利用に必要な機能を備えた「インテル® vPro® Essentials(以降 vPro Essentials)」を用意。
vPro Enterprise:
企業向けに追求されたセキュリティ機能、さらなる管理性と安定性を提供
vPro Essentials:
企業でのセキュリティPCとして最低限必要な機能提供
non vPro (vPro非対応):
基本的なPCのセキュリティを提供
■Mate
タイプME | タイプMB <MB-K> | タイプMB <MB-J> | タイプMC <MC-K> | タイプMC <MC-J> |
---|---|---|---|---|
vPro Enterprise | vPro Enterprise | vPro Essentials | vPro Enterprise | vPro Essentials |
■VersaPro
タイプVS | タイプVN | タイプVG | タイプVM | タイプVD | タイプVX |
---|---|---|---|---|---|
vPro Essentials | vPro Essentials | vPro Essentials | vPro Essentials | vPro Enterprise | vPro Essentials |
vPro EnterpriseとvPro Essentialsの主な機能差分
◎:すべての機能を提供 〇:必要な機能を提供 △:限定した機能を提供 ×:未対応
項目 | インテル vPro® Enterprise | インテル vPro® Essentials | non-vPro(参考) |
---|---|---|---|
パフォーマンス ユーザが様々な場所でPCを使って快適に仕事ができるパフォーマンスを提供 |
◎ | ◎ | ◎ |
セキュリティ ウイルスの侵入を防止し内部データの信頼性を確保 システムの改ざんなど、基幹部分への攻撃から装置を防御 |
◎ | 〇 | △ |
運用性 IT管理部門のトラブル対応や、夜間のシステムアップデート等を支援 |
◎ | 〇 | × |
安定性 PCの安定した稼働を実現するため、CPUやチップセット、グラフなど様々なコンポーネントをテスト |
◎ | 〇 | × |
Windowsセキュリティレベル | Secured-core PC準拠 (レベル3) |
仮想化ベースのセキュリティ (レベル2) |
ハードウェア診断機能
- ※2024年8月発表商品のみ対応。
「PCの動作が遅い」「アプリが止まってしまう」などハードウェア側の不調を感じた際に、手軽にCPUやメモリなどの状態チェックが行えるハードウェア・スキャン機能を搭載しています。
ハードウェア・スキャン用ワンタッチアクションキー
VersaPro/VersaPro Jの一部の機種ではスキャンが必要な時に、すぐに起動できるハードウェア・スキャン用ワンタッチアクションキー(F12)を搭載可能。
- ※写真はタイプVD
お問い合わせ