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データベース/アプリケーション
データベース/アプリケーションの無停止バックアップ
- ※下記のデータベースおよびアプリケーションのオンライン(無停止)バックアップはApplicatioin and Database Pack / SAP Agent の機能です。
Oracle
Oracleデータベースの高速なオンライン・バックアップとリカバリ機能を提供することにより、Oracleの可用性を高めます。ユーザ管理ベースのオンライン・バックアップ手法と、RMAN (Recovery Manager) ベースのオンライン・バックアップ手法の両機能をご使用いただけます。データベース、テーブルスペース、データファイルといったレベルでバックアップ/リストアを実行します。アーカイブされたREDOログも保護します。
NetBackup Snapshot Clientの組み合わせによって、スナップショットバックアップとインスタントリカバリの機能を提供し、データベースの高速なバックアップ/リカバリが可能になります。
- Oracle の RAW デバイス表領域を、ストレージボリュームの複製機能を利用し、複製ボリュームをバックアップサーバにマウントして、RAW バックアップする場合は、NetBackup のバックアップサーバは Linux または HP-UX である必要があります。このRAWバックアップする方式では、Application and Database Pack オプションは不要です。
- Oracle ASMで利用されている領域のバックアップについて
- Oracleを無停止(オンライン)でバックアップする場合
RMAN連携機能を使用してバックアップします。これには NetBackup Server ライセンスの他に、NetBackup Client ライセンス と NetBackup Application and Database Pack ライセンス が必要です。(対応OS、データベースバージョン等の NetBackup 動作要件を必ずご確認ください) - Oracleを停止して、または、一時的に停止してバックアップする場合
RAWバックアップする方法があります。
RAWバックアップ(オフラインバックアップ)を実施するNetBackup は Linuxのみ対応しています。
・(方法1) Oracleを停止してのオフラインバックアップ(ASM領域が更新されない状態でのバックアップ)
・(方法2) iStorage DDR等でレプリケーションした複製ボリューム(RV)をNetBackupサーバに接続してRVをRAWバックアップ(オフラインバックアップ)
- Oracleを無停止(オンライン)でバックアップする場合
- Oracle RMANマルチセクションバックアップ・リストアに対応しています。(NetBackupが生成するRMANスクリプトの編集が必要です。Oracleインテリジェントポリシーでは未サポートです)
- Oracleの早期復旧・一時的な利用(インスタンスアクセス機能、永久増分バックアップ利用時)<v10.0新機能>
- NetBackupの領域にリカバリポイントを作成、OracleからNFSで接続し、Oracle DBを起動します。 災害発生時や一時的な Oracle DB の利用など、急いで Oracle DB を使用したい場合に利用できます。
- Oracleデータベースの永久増分バックアップ<v10.0新機能>
- RMANのインクリメンタルマージ機能と連携し、Oracleデータベースの永久増分バックアップを実現します。(Oracleのインスタントアクセス機能を利用します)
- Oracle RMANの操作によって、NetBackupの重複排除バックアップを利用<v10.0新機能>
- Oracle DBのバックアップ・リストア管理のために、Oracleサーバー側にNetBackupのクライアントエージェントを導入することなく、軽量のプラグインのみをインストールすることで利用できます。Oracle管理者は、ネイティブのRMANでバックアップ管理が可能(NetBackupのインターフェイスの操作不要)で、NetBackupの重複排除領域へのバックアップやリストアが行えます。
Microsoft SQL Server
Windows上で稼動しているMicrosoft SQL Serverデータベースの高速なオンライン・バックアップとリカバリ機能を提供することにより、SQL Serverの可用性を高めます。データベース、差分データ、ファイル、ファイルグループ、トランザクションログのバックアップ/リカバリを実行します。
データベースが部分的に破損した場合、ページレベルのリストアによって、破損したページのみをリカバリするため復旧のための停止時間を短縮することができます。
DB2
Linux、Windows上で稼動しているDB2データベースの高速なオンライン・バックアップとリカバリ機能を提供することにより、DB2の可用性を高めます。
Lotus Notes、および、Domino Server
高パフォーマンスのバックアップおよびリカバリ機能を提供します。システム管理者は、直感的なGUIを使用して、他バックアップ業務と一貫したバックアップポリシーを設定できます。リストア時には重要なLotusファイルやデータベースをすばやく特定できます。
Exchange
メールボックスの増分バックアップを含む、Exchangeデータベースおよびメールボックスをオンラインバックアップします。データベースやメールボックスを詳細に指定してリカバリします。NetBackup Snapshot Client と組み合わせて、バックアップコピーとして Exchange Serverのスナップショットを保持することもできます。
個々のストレージグループおよびデータベースのバックアップ・リカバリ、メールボックス単位のバックアップ・リカバリ可能が可能です。(メールアイテム単位のバックアップ・リカバリは不可)
Microsoft SharePoint Portal Server
1つのコンソールから SharePointサービスとWindowsサービスを保護、さまざまなバージョンのファイル、サイト、サブサイト、リスト (カレンダーやリンクなど) を含む SharePoint ファイルをリカバリします。
SAP
SAP HANAなどのSAP環境の無停止バックアップが可能です。
MySQL
稼働中のサービスを停止させることなく、MySQLをフルインスタンス単位でバックアップおよびリストアできます。
- ※LinuxのLVM上に構成されたMySQLデータベースのバックアップを取得する場合、LVM snapshot機能を使用してのバックアップとなるため、LVM snapshotを格納するための空き容量がLVM領域上に必要です。
- ※クラスタソフトウェア(種類問わず)もしくは MySQL Cluster、MySQL Replication 機能による冗長化構成には未対応であり、仮想IPを使用してのバックアップおよびリストアはサポート対象外(未対応)です。
物理IPを使用してのバックアップおよびリストアにのみ対応しています。
PostgreSQL
PostgreSQL の無停止バックアップ及びリストア(ともにフルインスタンス単位)が可能です。
- ※LinuxのLVM上に構成されたPostgreSQLデータベースのバックアップを取得する場合、LVM snapshot機能を使用してのバックアップとなるため、LVM snapshotを格納するための空き容量がLVM領域上に必要です。
- ※クラスタソフトウェア(種類問わず)もしくは PostgreSQL Streaming Replication 機能による冗長化構成には未対応であり、仮想IPを使用してのバックアップおよびリストアはサポート対象外(未対応)です。
物理IPを使用してのバックアップおよびリストアにのみ対応しています。
Active Directory のバックアップとオブジェクト単位の復旧
NetBackupでは、Active Directory全体のバックアップ・リストアだけでなく、個々のオブジェクト・属性のリストアが可能です。
- Non-Authoritativeリストア(権限のない復元)、および、Authoritativeリストア(権限のある復元) が可能
- オブジェクト単位のリストアを実施する場合、NetBackupサーバ、および、Active Directoryサーバに NFS(Network File System)をインストール
- Active Directory のバックアップは、通常バックアップだけでなく、重複排除バックアップ(アクセラレータ有効)も可能
- 仮想マシンの Active Directory のバックアップも可能
- ※オブジェクト単位の復旧を実施するには、Applicatioin and Database Pack が必要です