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信頼性/可用性
リストア(復旧)データの整合性を保つ「True Image Restore機能」
増分バックアップによるバックアップ運用を行う場合、データの変更や新規作成、削除をNetBakcupが把握することにより、不要なデータのリストアを排除。リストア時間の短縮を図り、かつ、リストアしたい時点のファイル状態へ正しくデータを復旧できるため、データの整合性を保てます。

暗号化バックアップ
クライアント上で暗号化
テープ・メディアに書き込まれるデータも、バックアップ/リストア時にネットワーク上に流れるデータも、全て暗号化したまま取り扱うことが可能です。ネットワーク・キャプチャによる情報漏えいの防止やバックアップ・テープの紛失時の対策、バックアップ・データを保管したテープやディスク媒体の不正持ち出しによる情報漏えい対策などに有効です。
AES128/256ビットの暗号化モード採用しています。
- ※BMR機能を有効としたバックアップデータを暗号化する場合、NetBackupの提供する重複排除機能を利用して保存してください。クライアント暗号化機能は未サポートです。

LTOドライブの暗号化機能を利用したバックアップデータの暗号化
LTOドライブ側での暗号化に対応。暗号化キー管理機能をNetBackup側で備えています。
- ※
- ※NetBackup の KMS(暗号化キー管理機能) を利用せず、LTOテープ装置の機能のみで暗号化して取得したバックアップからリストアする際、NetBackup の KMS で 復号化はできません。
業務への影響を抑えるLANフリーバックアップ

NetBackupメディアサーバからSCSIまたはFibre Channelを経由してダイレクトにバックアップを行うことで、LANのトラフィックを緩和し、またバックアップ・サーバが単なるデータの通り道になることも回避します。
複数のNetBackupメディアサーバから、複数のバックアップ・デバイスへバックアップの同時並列処理を行うことで、バックアップ時間の短縮も図れます。
仮想テープライブラリを利用した、LANを経由しないD2D2Tバックアップ
D2D2Tバックアップとは、まず、業務サーバのデータをディスクバックアップ (Disk-to-Disk[D2D])しておき、ディスクに格納したバックアップイメージをテープへコピー(Disk-to-Tape[D2T])することを指します。

仮想テープライブラリ装置に一次バックアップするによって、特定のボリューム/ファイル単位のデータも高速にリストアが可能となり、中長期保管、または、外部保管のデータはステージング機能によって、代替のNetBackupメディアサーバによって物理テープへの移行を処理し、業務サーバへの負荷を回避します。
ネットワーク帯域幅制限 ~ ネットワーク負荷への配慮
業務への影響が懸念されるデータ転送時のネットワーク負荷に対し、影響を最小限に抑えるため帯域幅制限機能を備えています。バックアップ・データのネットワーク転送量をバックアップ対象マシン毎に設定可能。ネットワークの多大な負荷を防ぎます。
- データベースのオンラインバックアップや24時間業務を行っているネットワーク上で、バックアップデータがネットワークを占有しないように転送量の上限を設定
- 休日や夜間にバックアップするマシンは無制限、昼間(業務中)にバックアップを行うマシンは帯域幅制限を設定