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統合運用ツール
ITインフラの統合管理・レポート・監視アラート(IT Analytics)
マルチテナント環境のバックアップ運用管理(Self Service)
1つのNetBackup ドメイン内で複数のバックアップ利用者(テナント)が存在するマルチテナント構成において、各テナントユーザそれぞれに割り当てられた権限の範囲でバックアップ実行などの操作を可能とする、セキュアな利用環境を提供する機能です。主に、以下のような機能を提供します。
- 各テナントのユーザにバックアップ/リストアのサービスが提供され、ユーザーからのそれらのリクエストの管理から、テナント管理者による承認までのワークフローを提供
- ユーザーはポータルサイト上ですべてのサービスを享受
- ユーザーからテナント管理者へ、リクエストフォームにてバックアップ対象や保存期間を伝達
- 予め設定された SLA の達成度や、ユーザや管理者への通知機能、およびデータ消費量などのレポート機能の提供
WebGUIベースの統合管理・レポート・監視アラート・複数ユーザ(OpsCenter)
(※OpsCenterはNetBackup 10.0までの機能です。詳細はお問い合わせください。)
WebGUIベースの統合管理・レポート・監視アラート・複数ユーザ
NetBackup OpsCenter は、複数あるいは1つの NetBackupシステムの監視、管理、アラート、通知、レポート、データ復旧、複数ユーザ操作を、WebブラウザGUIでシンプルに利用できる統合運用ツールです。


- ※OpsCenterはNetBackupの標準機能です。一部の拡張機能の利用には、OpsCenter Analyticsライセンスが必要です。
複数NetBackupマスターサーバの統合運用
OpsCenter は、1つのNetBackupマスターサーバだけでなく、複数のNetBackupマスターサーバを監視・管理する統合的な一元管理のツールです。

- ※OpsCenter Server は、OpsCenter Agent や NetBackup と同一マシンで兼用できます。
WebブラウザGUI
Internet Explorer または Firefox から OpsCenterのコンソールを利用できます。
ID/パスワードによるユーザ認証機能を備えています。

ビューとユーザへの役割設定による利用範囲の制限
複数のユーザがOpsCenterを利用できます。個々のマスタサーバ、クライアント、ポリシーの単位で、参照・操作可能な論理的な範囲を「ビュー」として任意に定義できます。
ユーザは、セキュリティ管理者、管理者、オペレータ、リストアオペレーター、レポーターといった種類の権限によってOpsCenter機能の利用範囲を制限でき、ビューと紐づけすることで参照範囲も制限できます。

各ユーザに 適切なビュー を割り当てることによって、セキュリティが保持された利用環境を定義できます。
ユーザ作成の際に、下記の役割を設定します。
ユーザ(役割) | 主な権限 |
セキュリティ管理者 | ユーザ管理を含むすべてのOpsCenter機能を実行可能 |
管理者 | ユーザ管理を除く全ての OpsCenter 機能を実行可能 |
オペレーター | NetBackup 操作、バックアップ、リカバリ、監視、レポートを実行可能 |
リストアオペレーター | バックアップ、リカバリ、監視、レポートを実行可能 |
レポーター | 監視、レポートを実行可能 |
- ※OpsCenter Server は、OpsCenter Agent や NetBackup と同一マシンで兼用できます
Active Directory / LDAP ドメインのユーザグループとの連携
Active Directory / LDAP ドメインのユーザグループを OpsCenter のユーザとして利用可能で、OpsCenter上で役割を割り当てられます。グループのすべてのユーザが同じユーザの役割を継承し、Active Directory / LDAP クレデンシャルを使って OpsCenter にアクセスできます。この機能により、OpsCenter のグループの各ユーザを追加、認証する必要はありません。ユーザの追加または削除などのユーザグループへの変更はすべて、OpsCenter へ自動的に反映されます。
Active Directory / LDAP ドメイン環境が無い場合でも、OpsCenterにユーザ設定を行い同様の利用が可能です。
NetBackup の監視・アラート通知
ジョブ、サービス、ポリシー、メディア、デバイス、ホスト、アラート、監査記録などの NetBackup 環境についての詳細を監視できます。また、アラート種類によるフィルタやアラートに対する電子メール通知や SNMP通知が可能です。

- ※OpsCenter Server は、OpsCenter Agent や NetBackup と同一マシンで兼用できます
ディスクやテープ装置の監視・管理
- テープドライブ装置、ライブラリ装置、ディスク領域の詳細情報や稼働状況を確認できます
- テープメディアに関する詳細情報と状態確認、凍結/回答、一時停止などを制御できます
- テープドライブに関する詳細情報と状態確認、起動/停止/リセットを制御できます

NetBackup の管理
NetBackupホスト、ストレージ、デバイス、アラートポリシーを管理できます。
NetBackup 手動バックアップとリストア操作
手動バックアップ操作、個々のファイルレベルでのリストア操作が可能です。リストアでは、キーワード検索やファイルツリー構造から、選択してデータ復旧できます。ビューやユーザ定義によって、参照が制限された範囲内で特定のユーザによるリストア操作も可能です。
検索または参照からのリストア操作
リストアは、キーワード検索やファイルツリー構造からの選択から、データ復旧が可能です。ビューやユーザ定義によって参照が制限された範囲内で、特定のユーザによるリストア操作もできます。

また、同じファイルが何回かバックアップ保存されている場合、任意のバックアップ時点のデータを簡単に復旧操作できるように、時系列表示からのリストア選択が可能です。

- ※OpsCenter Server は、OpsCenter Agent や NetBackup と同一マシンで兼用できます
各種情報のレポート生成と通知
テンプレートまたはカスタムによって、多種多様なレポート生成と各種ファイル形式(PDF,CSV,HTML,TSV,XML)へのエクスポート、電子メール添付による通知が、即時またはスケジュール実行可能です。

レポート内容は、ジョブ成功/失敗、容量、パフォーマンス、傾向、監査ログ、課金(チャージバック)など多種がテンプレートとして用意されており、カスタマイズも出来ます。直接SQL問い合わせを実行したレポート生成も可能です。例えば、毎朝、バックアップ実行結果のレポートを電子メールで受け取ったり、毎月、バックアップ利用者への課金レポートを生成するなど、バックアップ運用業務に役立つ多くのレポートが可能です。
- *画像をクリックすると、サンプルをダウンロードできます。
[ レポートテンプレートのカテゴリ ]
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マイダッシュボード機能
頻繁にチェックしたいレポートを10件まで選択し、GUI上に表示させるダッシュボード機能があります。

OpsCenter と OpsCenter Analytics の違い
OpsCenterには制限された利用範囲のNetBackupライセンスに標準添付される「NetBackup OpsCenter」と、OpsCenterの全機能・範囲が利用できる「NetBackup OpsCenter Analytics」の2種類があります。
OpsCenter | OpsCenter Analytics | |
ライセンス | NetBackupにバンドル | ライセンス追加 |
レポート |
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