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一元管理と拡張性
異種OS混在環境でのバックアップ統合

Windows、HP-UX、Solaris、Linux など複数プラットフォーム環境において、バックアップの集中制御、一元管理を実現します。プラットフォーム毎に別のバックアップソフトウェア製品を用意して運用コストを肥大化させるのではなく、どのプラットフォームを導入し混在した構成となっても、統合化された一元管理方法によってバックアップ運用が可能であり、システム管理者のバックアップ運用の負担を軽減します。
異種OSが混在するシステムでも NetBackup サーバ/クライアントがそれぞれサポートするOSの組み合わせで、バックアップシステムを構成することができます。

- ※上図は、NetBackupマスタサーバ/メディアサーバ/クライアントが、それぞれ別のマシンで構成した例ですが、NetBackupマスタサーバ/メディアサーバ/クライアントは同じマシンで構成できます。(マスタサーバはメディアサーバとクライアントの機能も持っています。メディアサーバはクライアントの機能も持っています。)
たとえば、以下のような構成例が考えられます。

NetBackup製品は、日本語版/英語版のどちらもご使用いただくことが出来ます。(Linux版は英語版のみ)
3層構成によるバックアップ・システムの拡張性
バックアップの集中管理を行うNetBackupマスタサーバ(最上位層)、ストレージ装置を接続しバックアップ処理を行うNetBackupメディアサーバ(中間層)、バックアップ対象マシン(最下位層)の3つのレイヤーで構成されるバックアップシステムを実現します。この構成では、企業システム(最下位層)規模の拡大に対しては、テープドライブ等のストレージ資源を拡張し、それらを制御するNetBackupメディアサーバ(中間層)を追加するだけで対応でき、バックアップの一元管理(最上位層)を維持します。

3層構成は、NetBackup Enterprise Server版で提供されます。
- NetBackup Enterprise Server版 … 1~3層構成まで可能
- NetBackup Server … 1~2層構成まで可能
- Snapshot Client(Advanced Client)を使用したスナップショット
- FlashBackup機能
- SAN経由のバックアップ
- VMware/Hyper-V/Nutanix AHV/Hadoop と連携した仮想マシンのバックアップ
- MySQL/PostgreSQL と連携したデータベースのバックアップ
下位バージョン互換
1つのバックアップシステム内で、異なるバージョンのバックアップソフト製品を混在して利用する場合があります。 例えば、以下のようなケースです。
- システム増強などによって、業務サーバを追加する
- 新しい OS/アプリケーション/データベース を追加する
- バックアップソフト製品で、新しくリリースされた新機能を利用する
- バックアップソフト製品の不具合修正のために、一部のマシンでバージョンアップする
NetBackup は下位バージョンと互換性があるため、これらのケースに対応できます。
NetBackup の下位バージョン互換の範囲については、NetBackup Software Compatibility List(Veritas社サイト)に記載されています。
ハイブリッド・マルチクラウド環境のデータ保護
統合データ保護基盤によって、ハイブリッド・マルチクラウド環境を、同一の基盤で管理できます。
あらゆる種類のプラットフォームとデータソースの保護を、単一の環境で実現します。
全てのプラットフォームで共通したGUI

使用するNetBackup管理コンソールは全てのOSで共通しており、どのOSでご利用いただいても同一の操作性を提供しています。
基本的な設定やバックアップ・リストアをWeb UIで実行
バックアップポリシー設定やセルフリストア操作、カタログメンテナンス、プロパティ設定、クラウドワークロード等が、WebUIで実行可能です。
NetBackup 10.0以降、より多くのシーンで利用可能になりました。
※一部の操作はJava 管理コンソールを利用します。

NAT/NAPTサポート

内部ネットワークにあるバックアップ対象マシン(=NetBackupクライアント)のデータを、NAT/NAPT変換を介した外部ネットワークにあるバックアップサーバ(=NetBackupサーバ)でバックアップ・リストアできるようになりました。
- ※サポートされる動作要件(バックアップ方式など含む)の最新情報はお問合せください