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衛星を追跡する地上局ネットワーク

人工衛星がどこにいるのか、どうやって地球上で把握するのでしょうか。また、衛星からのデータを受信したり、衛星への指示を送信したりするにはどんな技術が使われているのでしょう?

地上局ネットワークで衛星を追跡し、無線で通信

国内外に配置した大型パラボラアンテナを持つ地上局のネットワークを用いて、衛星と無線通信を行っています。このネットワークは、衛星の監視制御データの送受信、取得データの受信、そして地上と衛星間の距離と速度の計測など多岐にわたるサービスを提供します。地球周回衛星から惑星探査機まで、距離の異なる様々な衛星の追跡を最先端の技術で実現しています。

地上局ネットワークはどんなことをしているの?

地上局を使って衛星がどこにいるか追跡したり、データの送受信を行っています。

  • 衛星追跡
    高精度のアンテナが0.01°の角度精度で衛星を追尾します。距離は送受信時間差から、速度はドップラー効果から測定します。惑星探査機の数億kmの距離や秒速30kmの速度でも、計測精度は距離2m以内、速度1cm/秒以内です。
衛星追跡アンテナ
地球観測衛星の運用を行っている
  • 監視制御データ送受信
    テレメトリ信号で衛星の状態を監視し、コマンド信号で動作の指令を送信します。サイバー攻撃対策として、スペクトラム拡散などの新しい通信方式を導入し、常に進化を続けています。
  • ミッションデータ受信
    衛星が取得した画像データや観測データを受信し、蓄積、伝送します。データ量の増加に対応するため、高速大容量通信技術を開発して、単一チャネルで4Gbpsの速度を実現しています。
4Gbps 高速データモデム

セキュアな通信システムを自社で開発

NECの強みは、先進的な通信システムを自社開発装置で長期間提供できる点にあります。衛星と地上局の一体化した開発により、最適な宇宙ソリューションを提供します。
セキュアで最先端の通信性能を持つ地上局ネットワークの開発と運用を通じて、新しい社会価値を創造し、安心・安全な社会の持続的な発展に貢献しています。

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