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ビップシステムズ株式会社様

テレワーク推進によって活用が進むSharePoint
アクセス権を適正管理し、情報漏洩リスクを低減

業種:
  • 情報サービス業
業務:
  • 設計・開発・製造
  • ICT管理・運用
製品:
  • ソフトウェア/運用管理
  • ソフトウェア/セキュリティ
  • ソフトウェア/情報管理
ソリューション・サービス:
  • セキュリティ/セーフティ

事例の概要

課題背景

  • テレワーク移行が加速しコミュニケーションツールを導入したが、SharePointでファイル共有する際のアクセス権管理が課題になり、情報漏洩のリスクがあった
  • SharePoint内のアクセス権を変更するには、一つ一つ設定が必要で業務負担の増加が懸念された

成果

アクセス権を可視化し不適切なアクセス権を把握

SharePoint内のアクセス権を可視化し、不適切なアクセス権をすぐに見つけることが出来るため情報漏洩のリスクを低減できた

アクセス権の一括修正で業務負担を軽減

編集ツールでSharePoint内のアクセス権を一括修正、変更できるため業務効率のアップが期待できる

導入ソリューション

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事例の詳細

導入前の背景や課題

SharePoint内のアクセス権管理が最大の課題

ビップシステムズ株式会社様では、コロナ禍によるテレワーク移行が加速した際に社員間のコミュニケーションが課題となり、コミュニケーションツールとしてMicrosoft社のSharePointとTeamsを導入しました。

円滑なコミュニケーションが行えるようになった一方、これらのツールを利用したファイル共有に関する新たな課題が発生してしまいます。SharePoint内におけるアクセス権管理をどのように行うか、というものです。

オンプレミスのファイルサーバについてはNEC Information Assessment System(以下NIAS)を導入し、アクセス権の一括管理を行っています。ですが、SharePointに保管されたファイルのアクセス権は以前のファイルサーバと同様、ファイルを一つ一つ確認しないとどのようなアクセス権が付与されているかが分かりません。

さらに、Teamsで共有したファイルは自動的にSharePointにアップロードされますが、ユーザにはその意識が無いため不適切なアクセス権が付与されたファイルがSharePointに散在する事態となりました。

選択のポイント

DX推進室チームリーダー
橋本俊介氏

シンプルな機能と分かりやすいUI、導入コストが最も安価な点を評価

「重大なインシデントが発生する前に、何らかの管理ソフトウェアを導入する必要がありました」とDX推進室の橋本氏。
そこで、SharePointを管理出来るソフトウェアの比較検討を行います。

「比較ポイントは価格、機能性、そして導入ハードルの低さと導入の早さです。例えば、専用サーバを用意する必要があるとその分の費用も発生し、導入までに時間がかかってしまうのでサーバレスが望ましい。機能としては、アクセス権の可視化と変更を容易に行える点を重視しました」(橋本氏)

多数の製品と比較した結果、同社はSharePoint管理アシスタントの導入を決定します。導入の決め手になったポイントは何だったのか、橋本氏はこのように答えています。

「他製品は多機能ですが、その機能を使いこなせるかという不安もありました。SharePoint管理アシスタントはアクセス権の可視化と変更のみ、と出来ることがシンプルで分かりやすく使いやすそうな印象でしたし、専用サーバやソフトウェアのインストールが不要でクライアントPCでツールを操作するだけ、と導入ハードルが低い点も魅力的でした。比較した中で最も安価だったというのも決め手の一つです」(橋本氏)

導入後の成果

アクセス権の最適化を実施し、情報漏洩リスクを排除。業務負担の軽減も期待。

「検索ツール・可視化ツールを利用しアクセス権を見える化、不適正なアクセス権が付与されているファイルを確認、最適な状態に修正し情報漏洩リスクを低減出来たと感じている」と橋本氏は語ります。

「ユーザは従来通りの使い勝手でTeamsSharePointを利用しています。不適切なアクセス権が付与されているファイルを発見した際は、そのファイルが本当にSharePoint内に必要なのが判断してもらうためにユーザに通知をするようにしたので、肥大化抑止にも役立つのではと期待しています。DX推進室でも、特定ユーザに対するアクセス権の一括変更が可能になったので、プロジェクトへの新規参画時や異動時のアクセス権変更の際に権限変更操作を繰り返す必要がなくなるため、業務効率もアップすると見込んでいます」(橋本氏)

アクセス権の見える化は、社内データを管理する上で重要なファクターの一つです。NIASでファイルサーバを管理していた実績があったからこそ、すぐにSharePoint内のアクセス権管理の重要性に気付くことができたと言えるでしょう。

今後、ビップシステムズ株式会社様はNIASSharePoint管理アシスタントを活用したデータガバナンスの強化を行う考えです。

お客様プロフィール

ビップシステムズ株式会社

所在地 150-0031 東京都渋谷区桜丘町9-1 ビアンクォード3F
創業年 1976年11
事業内容 設立当初より得意としてきた制御系技術を軸として、社会を支えるサービス基盤システムからIoT、AI、クラウド、セキュリティといったお客様のディジタル革命を支える領域において、事業を展開。「技術を通じ、お客様の課題をお客様視点で寄り添い、解決支援する」のもと、積極的に新技術にチャレンジし、常に、より良いものを、より早く実現すべく努めている。
資本金 2000万円
従業員数 231名(2023年7月1日現在)
URL https://www.bip.co.jp/

ビップシステムズ株式会社様

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(2023年7月25日)

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