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第35回
設計・製造ソリューション展
DMS2023
DXによる「レジリエンスの高いサステナブルなものづくり」の実現
2023年6月21日(水)~23日(金)、東京ビッグサイトで開催された日本最大の製造業向けITソリューション専門展「第35回 設計・製造ソリューション展(DMS展)」に出展いたしました。
本展示会では、「DXによる"レジリエンスの高いサステナブルなものづくり"の実現」というコンセプトのもと、お客様の関心の高い6つのテーマにフォーカスして展示しました。
3日間で多くのお客様にご来場いただきました。
ステージ
ある企業において、新たな環境配慮モデルのビジネスプランが承認されるまでの検討プロセスをユースケースとして、
・ものづくりDXは製造業にどんな価値をもたらすのか
・サプライチェーン全体を俯瞰したデータドリブン経営とはどんなイメージかをわかりやすくご紹介しました。
DXによりサプライチェーンを含めたあらゆるデータが集約され、必要なデータを瞬時に参照。それらのデータに基づいて、全社でコンセンサスのとれた適切なビジネスプランを迅速に立案。さらに、そのプラン通りにものづくりが進捗しているかを確認して、収益視点でのアクセルとブレーキをすぐに踏むことができる。そんな世界がもうすぐそこまで来ています。
展示
今年は「レジリエンスの高いサステナブルなものづくり」を実現するため、製造業様の経営アジェンダに対する6つの改革テーマにフォーカスして出展しました。
- ※出展ソリューション番号は出展ソリューション一覧の番号と一致しております。あわせてご確認ください。
データドリブン経営による迅速な意思決定
製造業のサプライチェーンマネジメントにおいて、営業部門と生産部門、あるいは経営と現場において、システムと情報が分断しており、予算金額と販売計画、在庫計画、生産計画の数値の整合が取れておらず、意思決定に時間がかかることが大きな課題です。NECでは、「ANAPLAN」というサプライチェーンの計画ツールを使い、S&OPや需給バランスの取れた計画を立案し、その実績をダッシュボードとして見える化します。経営者や業務のマネージングをする立場の人はそのダッシュボードを見ながら迅速に経営判断や意思決定を行うことが可能になるため、生産のアクセルとブレーキを最適化し、企業の収益最大化に貢献します。
会場では、コンセンサスのとれた販売計画を立案し実績・予算値との乖離を確認するデモや、リスク・機会を考慮した複数のシナリオの中から売上/収益が最も高いシナリオを選択するデモなどをご覧いただきました。
<出展ソリューション>
1.クラウドベースの計画立案・パフォーマンス管理プラットフォーム
2.ものづくりDX基盤 [NEC Industrial IoT Platform]
在庫最適化による利益拡大
需給計画の中でも収益拡大に直結するのが戦略的在庫計画です。製品、仕掛品、部品の在庫計画を戦略的に作り込むことにより、「見かけの利益」でなく「本当の利益」を最大化し、ROIC(投下資本利益率)を向上することができます。
匠コンサルティングによるサプライチェーン全体の流れづくりによる在庫最適化、異常発生時のシミュレーションによる意思決定の迅速化、最適サプライチェーンネットワークの構築についてご紹介しました。
実際の画面で、需要が増えてきているのにキーパーツが手に入らない時や、需要が急激に減った時の在庫計画についてのデモをご覧いただきました。
<出展ソリューション>
1.クラウドベースの計画立案・パフォーマンス管理プラットフォーム
2.ものづくりDX基盤 [NEC Industrial IoT Platform]
BOM/BOPミラー化による短納期開発・生産
製造業は、市場ニーズの多様化や、需要の急変への対応に向けて、レジリエンス強化が求められています。それには、標準化された製造プロセスとデジタル化されたBOM/BOPを活用し、短納期での開発と迅速な生産ライン立ち上げによって、真のマス・カスタマイゼーションを実現する仕組みが重要です。
短納期開発・生産を実現するために必要な手法・取組を3D CAD「SOLIDWORKS」~PLM「Obbligato」~ERP「IFS Cloud」~ものづくりDX基盤「NEC Industrial IoT Platform」を連携、デモを交えてご説明しました。
また、NEC取組事例をはじめ、3DCAD~PLM連携、PLM~ERP連携の最新導入事例をご紹介しました。
2.ものづくりDX基盤 [NEC Industrial IoT Platform] 4.ものづくりのマスター情報(BOM/BOP)を統合管理するPLM [Obbligato] 5.デジタルものづくりを牽引する3DCAD [SOLIDWORKS] 6.コンポーネント型グローバルERPパッケージ[IFS Cloud]
現場の自働化と自律改善
設計情報・生産計画を受けて、実績との差異を比較・フィードバックすることで、柔軟・迅速な量産化・量産後の安定化を実現するPDCAを回します。
「BOM/BOPミラー化による短納期開発・生産」と連携し、生産設備、ロボット、AMR、人などの実績データ(5M情報)を一元管理し、現場の自働化を促進するとともに、データを活用した自律改善の定着化の仕組みをご紹介しました。
現場データのデータを集約、工場、会社を横断したものづくりデータの見える化、分析を行うことができるものづくりDX基盤「NEC Industrial IoT Platform」を中心に自働化と自律改善の一連の流れをご紹介をご説明しました。「NEC ものづくりDX映像AI分析ソリューション」の実機デモの展示しました。
2.ものづくりDX基盤 [NEC Industrial IoT Platform] 7.改善手順をレシピ化 [NEC ものづくりDX 改善ガイド] 9.製造現場での人作業をデジタル化して生産性を向上する [人作業ナビゲーション] 10.製造現場の画像情報をAIでデジタル化する [NEC ものづくりDX映像AI分析ソリューション]
11.生産計画など様々な課題を最適化[量子アニーリング技術]
12.自律移動ロボット管制ソフトウェア [NEC マルチロボットコントローラ]
13.堅牢なネットワーク環境を提供[ローカル5G]
品質問題への迅速な対処
現場では設備稼働プロセス含めてトレースしながら品質問題の要因を特定することが重要です。改善を迅速に行い、品質の向上やパフォーマンスの最大化へ貢献します。経営(IT)から設備(OT)を融合し、生産活動のスループットを最大化します。
装置型製造業(特に特殊化学/飲料/食品加工)のお客様において、グローバルでも評価が高く事例を多数保有しているAVEVA社のMESをデモを交えてご紹介しました。
<出展ソリューション>
8.プロセス産業の工場DXを推進するDigital Twin Platform [AVEVA MES]
カーボンニュートラルに向けた取り組み
CO2削減は世界的な命題であり、殊に製造業では法規制/取引先からの要請に応じた情報公開、排出特性に応じたCO2の削減努力が求められています。
カーボンニュートラル実現に向けて、企業では製品毎のCO2排出量算出、取引先へのレポートやCO2排出量の削減に向けた改善活動が必要となります。
製品毎のCO2排出量算出を実現するための具体的な方法(按分計算/積上計算)、BOM/BOP活用による環境負荷設計 、ERP活用による製品毎のCO2排出量レポート 、1次データ活用によるCO2削減の改善活動をご紹介しました。
<出展ソリューション>
2.ものづくりDX基盤 [NEC Industrial IoT Platform]
4.ものづくりのマスター情報(BOM/BOP)を統合管理するPLM [Obbligato]
6.コンポーネント型グローバルERPパッケージ[IFS Cloud]
14.環境パフォーマンス管理ソリューション [GreenGlobeX]
出展ソリューション
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クラウドベースの計画立案・パフォーマンス管理プラットフォーム
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プロセス産業の工場DXを推進するDigital Twin Platform [AVEVA MES]
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製造現場の画像情報をAIでデジタル化する [NEC ものづくりDX映像AI分析ソリューション]
お問い合わせ
NEC スマートインダストリー統括部 DMS2023事務局
〒 105-8540 東京都港区芝三丁目23-1 セレスティン芝三井ビル
E-Mail dms@msi.jp.nec.com