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InfoCage 不正接続防止 - バージョン別機能強化ポイント

InfoCage 不正接続防止(SecureVisor)Ver3.8

InfoCage 不正接続防止 (SecureVisor) Ver3.8を2011年8月31日にリリースしました。
本バージョンの強化内容は以下のとおりです。

承認申請機能

接続が防止されたPC上から社内ネットワークへの接続承認申請を実施することができます。社内ネットワークへの一時接続が管理者を介さず可能になり、承認手順が簡易化されます。

  • 本機能は『集中管理モード』および『小規模管理モード』運用時のInterSec/NQ30で利用可能です。

接続ポート検知機能

不正PCが接続された際にどのスイッチのどのポートに接続されているか判別することができます。

  • 本機能は『集中管理モード』および『小規模管理モード』運用時に利用可能です。

InterSec/NQ30冗長化機能

複数台のInterSec/NQ30を冗長化構成にすることが出来るようになりました。冗長化機能を利用することで、InterSec/NQ30に故障が発生した場合でも、待機用のInterSec/NQ30に切り替えることで、継続してセキュリティレベルの維持が可能になります。

  • 本機能は『集中管理モード』および『小規模管理モード』運用時に利用可能です。

新アプライアンス対応

InterSec/NQ30a、NQ30bよりハードウェアスペックの高いInterSec/NQ30cもリリースしました。InterSec/NQ30cの場合、1台で管理できるMACアドレス件数とタグVLAN数が拡大します。

  • MACアドレス件数:2,000→4,000 (※1)
  • タグVLAN数:8→16
  • ※1
    InterSec/NQ30が1日に検出したMACアドレス数。
    Ver3.8未満の環境で利用する場合は、従来通り2,000件となります。
  • InterSec/NQ30cは、InfoCage 不正接続防止Ver3.8未満の環境でも利用可能ですが、そのバージョンでInterSec/NQ30aやNQ30bを利用した場合と同じ機能範囲となります。
  • InterSec/NQ30a、NQ30bは、InfoCage 不正接続防止Ver3.8の環境でも利用可能です。管理できるMACアドレス数やタグVLAN数は増えませんが、InfoCage 不正接続防止Ver3.8の機能(冗長化や承認申請機能)は利用できます。
  • InterSec/NQ30a、NQ30b、NQ30cは1つのシステムに混在可能です。

その他の強化内容

その他の強化内容は以下の通りです。

強化項目 詳細
バックアップ&リストアコマンド DomainManager、SiteManagerのバックアップ・リストアコマンドを追加しました。コマンドを実行するだけで、データのバックアップ・リストアができるようになりました。
Mac OS、Windows Vista以降のOS対応 Vista以降のOSの不正接続防止機能の改善、Mac OS端末を防止するとDHCPアドレスプールが枯渇する問題に対応しました。
集中管理画面からのホスト情報のインポート機能 集中管理画面からホスト情報を記載したCSVファイルをインポートできるようになりました。
集中管理画面からのログファイル、レポートファイルのダウンロード機能 集中管理画面からDomainManagerのログ、SiteManager、NetworkAgent、InterSec/NQ30から取得したログおよびレポートファイルをダウンロードできるようになりました。