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InfoCage 不正接続防止 - 未承認マシンの不正接続防止

不正接続防止のメリット

IT機器の不正接続を監視し、管理者へ通知するだけでも社内のセキュリティレベルの低下を防止することはできます。しかし、管理者が対応するまでの間承認されていないIT機器は社内ネットワークに接続できるため、そのIT機器からウイルスなどをばら撒かれたり、データの盗難・改ざんが行われるといった危険性を含んでいます。

InfoCage 不正接続防止(SecureVisor)は 不正なIT機器の社内ネットワーク接続を防止する機能を提供します。これにより、上記危険性から社内ネットワークを保護し、より一層のセキュリティレベルの強化につながります。

機能概要

収集したアドレス情報が社内ネットワークへ接続許可されたものでなければ、接続を防止する機能です。
InfoCage 不正接続防止 Ver3.9よりIPv4アドレスに加えて、IPv6アドレスを持つIT機器の不正接続防止にも対応しています。

なお、本機能はソフトウェアで実装しているため、完璧な防止ができない場合がありますので注意してください。

実装方式

許可されていないMACアドレスからのARPリクエストを収集した際、偽装ARPリプライを送信して不正接続を防止します。

機能・特長

承認申請機能

ネットワークへの接続が防止されているPCのWebブラウザから、接続承認申請を実施することができます。

  • 本機能は『集中管理モード』運用時のInterSec/NQ30で利用可能です。

PC管理製品未インストールホストの接続防止について

各種PC管理製品がインストールされていないPC端末の社内ネットワーク接続を防止可能です。

注意事項

  • InfoCage 不正接続防止 V2.2以前では、1つのLANを複数のセグメントで使用するネットワーク環境(共有ネットワーク)において、防止機能が正常に動作しない恐れがあります。
    InfoCage 不正接続防止 V3.1以降では、共有ネットワーク環境においても不正接続防止機能が利用可能です。
  • DHCPを利用したMacintosh PCが不正接続防止された場合、Macintosh PC がDHCPのIPアドレスを繰り返し要求してしまうため、DHCPのアドレスプールが枯渇してしまうことがあります。
対応策 対応バージョン
該当する機器を必ず承認するか、固定IPアドレスを割り当てる。 全バージョン
Macintosh PCを不正接続防止対象から除外する機能を有効にする。 Ver3.4~
本現象を回避する設定を行う。 Ver3.8~