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InfoCage 不正接続防止 - 台帳情報の収集
情報収集の仕組み
各セグメント(ブロードキャストドメイン)に、アプライアンス製品InterSec/NQ30を配置します。
InterSec/NQ30はネットワークに接続されている機器情報を収集し、マネージャに転送します。
※1台のInterSec/NQ30dで、非タグVLAN環境では2セグメント、タグVLAN環境では32VLANまで対応しています。
OS判別機能
InfoCage 不正接続防止は、フィンガープリント技術に基づくOS判別機能をサポートしています。
これは、TCPウィンドウサイズや、TCP最大フラグメントサイズなど、OSのプロトコル実装上の「癖」を見分けることにより、OS種別を推測するものです。
これにより、PCにクライアントソフトをインストールすることなく、PCのOS種別をある程度の正確さで判別することができます。
管理コンソールにおける情報管理
管理コンソールでは、収集した情報を一覧形式で表示します。
表示される主な項目には下記のものがあります。
表示内容 | 説明 |
---|---|
最終検出日 | 最後にこのマシンを検出した日 |
アドレス情報 | IPアドレス、IPv6アドレス、MACアドレス情報 |
名前情報 | その機器のDNS名、NetBIOS名(Windows のコンピュータ名) |
OS種別 | パケットの内容から推測される、その機器の OS種別 |
ポート情報 |
パケットのポート番号情報から推測される、そのホストで使用されているプロトコル情報の一覧 |
また、一覧に下記のようなユーザ定義の項目を追加し、一覧ウィンドウから編集することも可能です。これにより、収集したデータの一覧を機器管理台帳として利用することが可能になります。
項目名 | 説明 |
---|---|
利用者 | マシンの利用者、管理者 (例 : 山田太郎) |
管理グループ | マシンの管理グループ名 (例 : 技術管理グループ) |
設置場所 | マシンの設置場所 (例 : 凸凹ビル12階) |
備考 | その他、管理に必要な項目を要求に応じて追加することができます |