CLUSTERPRO X HA/SingleSaver - 特長/機能
特長
1. 可用性の向上によるダウンタイム削減
- LANカード障害時に、待機LANカードへ自動切り替えすることにより、業務継続が可能です。
- ミラーディスク障害時に、障害が発生した内蔵ディスクの自動切り離しを行い、業務レスポンスの低下を防止することができます。
- OSデーモンの異常終了を検知した場合は、即時に再起動を行います。
2. 障害の自動通報による管理/運用コストの削減
- LAN障害時、ミラーディスク障害時、OSデーモン異常終了時にE-mailで通知することにより、障害発生を早期に知ることができます。
機能
LANカード監視機能
- 動作中のLANカードの死活監視を行います。LANカード故障やLANケーブル抜け、LANケーブル不良などのようなネットワークのリンク障害に対して、業務を停止することなく、待機LANカードへの切り替えを行います。
LAN全滅時のアクション機能【R2.1以降】
- LANカード障害時、他のすべてのLANへ切り替えできなかった場合、ユーザ指定のアクションを実行します。
ミラーディスク監視機能
- ソフトミラー構成のミラーディスクの死活監視を行います。ミラー化された内蔵ディスクのメディアエラーに対して、即時に障害パスの切り離しを行います。
その他サポート機能
- OS標準のデーモンプロセスを監視します。デーモンプロセスの異常終了に対して、即時に再起動を行います。
- システムログ(syslog)に障害情報を出力します。
- 障害情報検知に対して、E-mailにて情報通知を行います。
- 各監視項目は対話形式で容易に設定することが可能です。設定ファイルを直接編集することも可能です。設定ミスをチェックするコマンドを提供しています。これにより、複数サーバへ同様の設定が容易となり、導入コストが低減できます。
- 運用LANが障害から復旧した際に、自動で待機LANから運用に切り替えることが選択できます。
- 障害発生時、情報を効率よく採取するためのコマンドや、メール設定後の送信確認コマンドを用意します。