CLUSTERPRO X HA/JVMSaver
サーバ監視
概要
HA/JVMSaverは、アプリケーションサーバのJava VM、JavaAPのリソース使用状況、稼動状況の監視を行うことにより、障害を事前に検出可能にし、もしサービスダウンに至った場合でも、障害の早期解決を可能にしたソフトウェア製品です。
導入メリット
- アプリケーションサーバの継続性向上
Java VM、JavaAPのリソース情報を継続的に採取し、しきい値監視を行うことで障害の発生を予測します。アプリケーションサーバの停止に至る前に対処を行うことで業務の継続性を向上します。 - 障害発生時の早期復旧
万が一障害が発生しても、HA/JVMSaverにより記録されたJava VMの情報履歴を確認することで、障害の解析が容易になります。そのため、原因の特定が早くなり、システム復旧までの時間を早めることが可能です。 - HA/ProcessSaverと併用して監視を強化
HA/ProcessSaver ApsEditionのライセンスが同梱されております。WebOTX Application ServerやWebLogic上で実行しているアプリケーションをHA/JVMSaverのリソースの状況監視に加え、HA/ProcessSaverの死活監視機能をあわせることで監視の幅を広げることが可能です。
(同梱のライセンスをご利用になるには、HA/ProcessSaverのご利用が必要です。)
その他
Linux版、Windows版は2014年10月10日に販売を終了しました。
後継製品は CLUSTERPRO X Java Resource Agent となります。
注意・制限事項
- 設定ファイル、監視対象設定ファイルの変更を反映する場合、HA/JVMSaverを再起動してください。
- 同時に監視可能なJava VM, APサーバは25個までです。
- 監視対象Java VM, APサーバを再起動した場合、HA/JVMSaverを再起動してください。
- Java VM, APサーバとHA/JVMSaver間のコネクションはSSLには対応していません。
- IPv6はサポート対象外です。(R2.4 以前)
- E-Mail通知についてIPv6はサポート対象外です。(R3.1)
- WebOTX Application Serverでプロセスの多重度が2以上のプロセルグループを監視する場合、WebOTX Application Server 8.4以降のバージョンと HA/JVMSaver R3.1以外の組合わせでは対応していません。
- HA/JVMSaverが監視できるJava VMは、同じOS内のみです。
- HA/JVMSaverで監視可能なJBossのサーバインスタンスは1サーバに1つまでです。
- E-mail通知の対応メールサーバはsendmail(HP-UX)です。
- JRE1.4でご利用になる場合、およびOracle WebLogic Server 9.2、WebLogic Server 10.0MP1、WebOTX Application Server 7.1でご利用になる場合は、HA/JVMSaver R3.1メディアに同梱しておりますHA/JVMSaver R1.2をご利用ください。
最新情報
- 2014年10月10日HA/JVMSaver(Linux版)が販売停止になりました。
HA/JVMSaver(Windows版)が販売停止になりました。 - 2011年10月11日HA/JVMSaver R3.1(Linux版/Windows版)をリリースしました。
以下の機能を強化しました。
- WebOTX Application Serverとの連携強化
◆WebOTX Application Server 8.4 以降のバージョンと
HA/JVMSaver R3.1 と組合わせることにより、
多重度が2以上のプロセルグループを監視可能になりました。 - 対応クラスタウェアを追加
CLUSTERPRO X 3.1 をサポート(Linux版のみ対応) - ロードバランサ連係の対応機種を追加
◆Express5800/LB400h をサポート - 最新アプリケーションサーバのサポート
◆WebOTX Application Server 8.4
◆iPlanet Web Server 7.0 (新規サポート Linux版のみ対応)
◆x-Servlet 2.9 (新規サポート Linux版のみ対応)
- WebOTX Application Serverとの連携強化
- 2011年10月3日HA/JVMSaver R3.1(HP-UX版)をリリースしました。
以下の機能を強化しました。
- WebOTX Application Serverとの連携強化
◆WebOTX Application Server 8.4 以降のバージョンと
HA/JVMSaver R3.1 と組合わせることにより、
多重度が2以上のプロセルグループを監視可能になりました。 - 最新アプリケーションサーバのサポート
◆WebOTX Application Server 8.4
- WebOTX Application Serverとの連携強化