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CLUSTERPRO X HA/ClusterMaster - 特長/機能

特長

1. クラスタの構築

  • Serviceguardを使ったクラスタ構築作業は容易ではありません。必要な設定ファイルは複数存在し、パラメータも設定ファイルごとに関連する部分を漏れなく更新する必要があります。HA/ClusterMasterは、一箇所のパラメータを変更すると複数のファイルに関連あるパラメータを自動的に変更します。また、各設定ファイルはすべてのノードに対して自動的に配布することができます。

2. クラスタ運用

  • マネージャ上の操作画面にあるアイコンをクリックするだけでクラスタ、ノード、パッケージの起動/停止を行うことができます。

3. クラスタの監視

  • クラスタ、ノード、パッケージ、サービスの状態をアイコンの色と形で表現することにより、一目でクラスタの状態を把握することができます。

4. クラスタの保守

  • ノードにハードウェア/ソフトウェア障害が発生した場合、他ノードでのクラスタ情報の採取、syslogファイルのバックアップを自動的に行うことができます。

5. Serviceguard Extension for RACに対応

  • Serviceguard Extension for RACに対応しました。Oracle Real Applicatiion Clusters(Oracle RAC)を使用したクラスタの構築・監視を行うことができます。(フェイルオーバパッケージのみサポート)

6. Serviceguard A.11.20新機能対応【R4.1以降】

  • LAD機能をサポートし、Detachedな状態のパッケージの監視が可能になりました。

機能

クラスタシステムの構築

  • マネージャ上でクラスタの構築、設定変更、削除を視覚的に行うことができます。
  • クラスタの設定変更時に手動で行っていた、設定ファイルの各ノードへの転送が自動的に行われます。
  • Serviceguard上でのクラスタ設定において、ボリュームグループ(VG)やLANのような他のノードにも関連するようなパラメータは、複数のノード、複数のファイルを修正する必要がありました。マネージャでは、これらのパラメータをGUI上の一箇所を変更することで、連動して関連する部分の変更を行い、設定のわずらわしさを解消します。

クラスタシステムの構築設定画面イメージ図上図は、HA/ClusterMaster R4.2使用時の表示例です。

  • モジュラーパッケージ/パッケージ依存関係の作成、更新、監視を行うことができます。
    パッケージ拡張依存関係に対応しました。(モジュラーパッケージのみ)【R3.2以降】

モジュラーパッケージ構築イメージ図上図は、HA/ClusterMaster R4.2使用時の表示例です。

クラスタシステムの運用

  • アイコンをクリックするだけで、クラスタ、ノード、パッケージの起動/停止ができます。
  • パッケージの移動や切替パラメータの変更、サービスのリスタート回数のリセットもメニューから選択するだけです。
  • クラスタ内の特定のノードやパッケージを起動/停止させたり、ノードを指定してパッケージを起動することもできます。

クラスタシステムの運用設定画面イメージ図上図は、HA/ClusterMaster R4.2使用時の表示例です。

クラスタシステムの監視

  • 複数のクラスタを一つの画面上にツリー形式で表示します。
  • アイコンをクリックすると、クラスタの詳細情報(cmviewcl, lanscanの結果)がツリーの右側に見やすい表形式で表示されます。

クラスタシステムの状態監視画面イメージ図上図は、HA/ClusterMaster R4.2使用時の表示例です。

  • クラスタ、ノード、パッケージ、サービスの状態をアイコンの形と色で識別できるので、一目でクラスタの状態が把握できます。

クラスタシステムの状態監視画面のアイコンイメージ図

クラスタシステムの保守

  • ノードにハードウェア/ソフトウェア障害が発生した場合、他ノードでクラスタ情報の採取や、syslogファイルのバックアップが自動的に行われます。

クラスタ監視機能のJAVA化

HA/ClusterMaster *1、HA/ClusterMaster(Manager on HP-UX) *2 で有効な機能です。
但し、従来どおりマネージャ用にNXは必要です。

  • 動作環境として以下が必要です。
    • Java 2 Runtime Environment, Standard Edition, v1.2以降
    • Java 2 SDK, Standard Edition, v1.2以降
  • *1バージョン:R1.7
  • *2バージョン:R3.2, R4.2

マネージャ二重化

マネージャとして動作しているマシンに障害が発生した場合、マネージャを予備のマシンに切り替えることができ、可用性が向上します。

  • HA/ClusterMaster *1、HA/ClusterMaster(Manager on HP-UX) *2 の場合
    マネージャをServiceguardのパッケージとして定義します。
  • HA/ClusterMaster(Manager on Windows) *2 の場合
    マネージャをCLUSTERPRO Xのフェイルオーバグループとしてクラスタシステムに組み込みます。
  • *1バージョン:R1.7
  • *2バージョン:R3.2, R4.2

CLUSTERPRO X 統合WebManagerからの監視可能

  • CLUSTERPRO X 統合WebManagerからクラスタおよびクラスタノードの状態を監視することが可能です。

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