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WebSAM - ITILによる運用改善 ソリューション
現状の課題
- ノウハウやナレッジを蓄積する仕組みがないために、各担当者任せになってしまい、サービス品質にばらつきがある。
- 業務ごとに運用方法が違うので、別業務で改善できたミスを他の業務に反映できずにサービス中断が発生する。
- 各システムのサーバ/ネットワーク構成やシステム間の連携、各サーバ上で稼動しているアプリケーション情報などの構成情報を正確に把握できていないために、障害発生時の影響範囲の特定に時間がかかる。
解決するには・・・
このような問題を解決するためには、ITILで説かれている「運用プロセスの標準化」と「情報共有基盤の確立」の2つが有効です。運用プロセスを標準化することで、作業レベルやシステムに関係なくユーザニーズに対応することが可能です。また、情報共有基盤を確立することで、過去のインシデント情報やナレッジ(問い合わせや障害に関するシステム運用ノウハウ)を蓄積することができ、かつシステムの構成情報も共有化できます。

WebSAMを活用し、ITILによる運用管理体制の改善を図ることにより
- ユーザニーズにあった高品質なITサービスの提供
- システムの安定稼動と迅速な復旧
- 中長期的なコスト削減
WebSAMでは、ITILの各プロセスを支援する製品を幅広くラインナップしているので、ITILベースの運用プロセスの導入をスムーズに行うことができます。
特に、サーバ、ネットワーク、ストレージ、アプリケーションなど、システムの構成情報を一元的に収集・管理することで、初期導入時の収集の手間を省くことができ、「情報共有基盤の確立」を強力に支援します。
解決のための製品群
日々の運用手法を記述する「サービスサポート」
- サービスデスク
- インシデント管理
- リリース管理
中長期的なサービスの管理手法を記述する「サービスデリバリ」
- ITサービス財務管理
- サービスレベル管理
- 可用性管理
- ITサービス継続性管理
- キャパシティ管理
ITILとは
ITIL(Information Technology Infrastructure Library)とは、英国政府機関が開発したIT活用における実際の知識・ノウハウ(ベストプラスティス)を集約したガイドラインです。
ITに関する社内規則や手順を決定したり、ITプロセスの設計・構築を行う際にガイドラインとして活用することで、サービスの提供・享受者にとって、わかりやすく、変化に柔軟に対応することのできる、高品質のプロセスを低コストで実現することが可能です。
2005年11月時点で、ITILを啓蒙・推進するユーザフォーラムであるitSMFには計32の国と地域が参加しており、ITILは広く業界のデファクト・スタンダードと認知されています。
ITILは、ビジネスと技術を結ぶ「サービスサポート」「サービスデリバリ」「サービスマネジメント導入計画立案」「セキュリティ管理」「アプリケーション管理」「ICTインフラストラクチャ管理」「ビジネスの観点」という7つのカテゴリで構成されます。この7カテゴリの中でもとりわけ重要なものとして、日々の運用手法を記述した「サービスサポート」と、中長期的なサービスの管理手法を記述した「サービスデリバリ」があげられます。
サービスサポート
サービスデスク、インシデント管理、問題管理、構成管理、変更管理、リリース管理
サービスデリバリ
サービスレベル管理、ITサービス財務管理、キャパシティ管理、ITサービス継続性管理、可用性管理