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No.1(2月)C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2005特集
Vol.59 No.1(2006年2月)
C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2005特集
代表取締役・執行役員副社長 川村 敏郎
2005年12月7日(水)~9日(金)の3日間東京ビッグサイトにおいて「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2005」を開催いたしました。ITとネットワークの総合イベントとしては広く認知されており、今回は82,000名を超えるお客様にご来場いただきました。ユビキタス社会が本格的に実現しつつある中で、ビジネススタイルやライフスタイル、さらには社会のあり方も大きく変化しつつあります。このような背景から今回は、「今、ユビキタスで、ビジネスに『勝てる力』を!「U can change.」をテーマに、ユビキタス時代を勝ち抜くための技術とソリューションをフォーラムと展示会(iEXPO)でアピールいたしました。本特集ではその中から先進的なソリューション、製品、技術、サービスをご紹介いたします。
ビジネスの革新/ソリューション
藤岡 忠昭・末木 聡・浅井 恵美
今後のユビキタス環境では、情報の多様化、企業間を越えた情報連鎖など、 企業にとっては大きなビジネスチャンスであるとともに様々なリスク対策も必要になってきます。 また、企業環境の変化へ柔軟に対応し、迅速かつ適切な情報の利活用を図るためにIT・NWシステムを駆使した企業情報システムの構築が重要になります。 NECでは、ユビキタス時代における経営視点として“リアルタイムマネジメント”“リスクマネジメント”“ライフサイクルマネジメント”を提唱しています。
本稿ではこれら3つの経営視点をにらんだ企業情報システムを具現化する、NECの企業向けソリューションをご紹介します。
渕上 弘行・谷川 忠・西山 勇太・西川 徹・尾崎 徳強
NECはコミュニケーションの効率化や情報共有による業務効率化に貢献し、企業活動における様々な実務の現場を強化するUNIVERGEソリューションを発展させてきました。その適用領域もユビキタス環境の浸透とともに、かつセキュリティに配慮しながら、社内業務から社外の現場支援や、パートナーや顧客接点における情報共有、さらには本業を強化するソリューションとして業種領域に拡大するに至りました。本稿ではiEXPO2005で発表した特に先進的なUNIVERGEソリューションをご紹介し、企業におけるワークスタイル変革の今後の方向性を示します。
伊藤 晴紀・深野 真輝・宮岸 美貴子
UNIVERGE モバイルデスクソリューションとは、オフィスの自席にあるパソコンのリソースを、オフィスの内外を問わず持ち歩くことの多いノートパソコンを用いて離れた場所からでも活用できる環境を提供します。ノートパソコンには個人情報や機密情報を含むデータを残さないため、情報漏えいを防止することも可能です。本稿では、UNIVERGE モバイルデスクソリューションの概要と特長、導入効果を紹介します。
川端 敦・東 竜一・伊藤 雅朗・浅野 圭蔵・柴田 郷・河西 竜二
近年、地方を中心にFTTH(Fiber To The Home)という手段を用いた自治体主導のブロードバンド化が進行しています。この環境の下、システム利活用の特徴的な傾向として、音声を扱うアプリケーションをIP上で実現するソリューションが積極的に取り入れられています。この実現手法がIP告知ソリューションであり、本稿では、これの登場背景や実用例、今後の可能性について紹介します。
須堯 一志・落合 尚良
ユビキタス社会の情報流通の基盤として信頼性・安全性とスピードが求められています。本稿では、P2Pを用いたコンテンツ配信について紹介します。本稿で紹介するシステムではP2Pを用いることによるスケーラビリティや耐障害性だけではなく、管理サーバを導入することにより商用のコンテンツ配信に不可欠な配布状況の確認や著作権などの管理機能を持ち信頼性・安全性の確保を実現しています。
江幡 和雅・渡邉 洋子・根津 雄一郎・谷村 聡
近年のウイルス/ワームの特徴として、感染力が非常に強く短時間で感染被害が拡大する傾向にあることが挙げられます。そのためウイルス感染拡大への対策のニーズが高まっています。これまで、ネットワークセキュリティ製品WebSAM IncidentGuardはNECのサイバーアタック対策の枠組みの中で、セキュリティ機器と連携したウイルス拡散防止策を提供してきました。そして今回の機能強化により、IEEE802.1X対応認証スイッチとの連携を可能とし、接続時の不正接続防止を認証スイッチで行い、運用中のウイルス拡散防止をIncidentGuardで行うことで、より強固な二重のサイバーアタック対策の提案を可能としましたので、その概要と改善効果について説明します。
ビジネスの革新/製品・技術
矢田 泰博・上野 一哉
NECはこのたび、経営視点の運用管理をめざした次世代運用管理基盤「WebSAMフレームワーク」をWebSAM Ver.6として発表しました。このWebSAMフレームワークは、データベース「WebSAM CMDB」により、サーバ、ネットワーク、ストレージ、アプリケーションなどの各種システムの運用管理情報を一元化し、構成情報、稼働情報、ライセンス情報などシステム運用管理に必要な各種機能の統合化を実現するものです。
本フレームワークの適用により、運用管理環境の構築フェーズから運用フェーズにわたって生じるコストを大きく削減することができます。
八木 真二郎・齋藤 勉・立花 誠
「サービス指向アーキテクチャ(SOA)」に基づいたシステム構築を効率的に実現するSOA基盤製品群ActiveGlobe Process Convergenceと、その中核製品であるビジネスプロセス実行エンジンActiveGlobe BizEngine/BPEL、サービス実行基盤ActiveGlobe WebOTXについて紹介します。
清水 孝弘・川島 博幸・後藤 靖男・臼井 裕司・岡山 義光・榎本 雅彦
シンクライアントとは、端末側にデータ、アプリケーションを置かず、サーバ側にアクセスして処理するものを指します。最近セキュリティ強化を基調に多様なニーズに発展しつつあることから、NECではこれらニーズに対応すべく、環境や用途に応じて選択できるよう3方式、「仮想PC方式」「画面転送方式」「ネットブート方式」を用意しています。
本稿では、NECが提供するシンクライアントの3つの接続方式の特徴、および端末について紹介します。
泓 宏優・柵木 秀俊・入澤 智之
昨今は「仮想化」「統合化」の技術が注目され、これらの技術によってIT資源を最大限に有効・柔軟に活用しようという動きが顕著になっています。本稿では、これらのニーズに対応するため、NECが2005年10月に投入した独自の仮想化技術を備えた次世代統合プラットフォーム「シグマグリッド」を紹介します。特にシグマグリッド投入の背景およびシグマグリッドを支えるキーテクノロジーに焦点を当て、新プラットフォームの特徴を紹介します。
谷岡 隆浩・川名部 正純・村上 昇一
マルチOSプラットフォーム「i-PX9000」は、従来のACOS資産を継承しながらACOS-4と同一筐体内にHP-UX、Linux、Windowsを複数混載したサーバ統合を実現します。
本稿ではi-PX9000のマルチOS環境と、ハードウェアのキーテクノロジである「ACOSプラットフォームテクノロジ」を含むシステムアーキテクチャについても概要を紹介します。
梅垣 直・森 善昭・長沢 信・中村 達哉
ACOS-4システム向けの磁気テープサブシステムとして、ディスクアレイに仮想化したテープボリュームを格納することにより、カートリッジライブラリ機能をエミュレートし、従来システムでのソフトウェア資産を生かして運用可能な「N3630仮想テープ装置」を製品化しました。本製品は最新のLTOテープ装置へのデータ排出機能を持ち、ACOSシステムに小型かつ大容量テープでのバックアップ/アーカイブ機能を提供します。
伊藤 泰久・白川 貴久・臼井 裕司
モバイルノートパソコンに求められる特徴に「軽さ」と「長時間駆動」があります。しかしながら、これらを同時に実現することは技術的に困難でした。VersaPro UltraLiteでは、新技術の採用や徹底した設計の工夫により軽さと長時間駆動の両立を実現しました。併せて、企業ユーザにとって重要なセキュリティ機能も大幅に強化しました。本稿ではユビキタス時代に相応しいモバイルノートパソコンの方向性と、技術的な工夫点について論じます。
松橋 正道・山下 浩二・久保田 厚・伊藤 雄祐・雨宮 秀樹
経路作成ソフト「ルートビルダー」は、異なったフロア、異なった縮尺の地図間や、屋外から屋内に至る3次元の経路など、新たな経路情報を容易に作成し、それらをつなぎ合わせ、建物内などを含む地域全体の経路情報を作成する機能を持つソフトウェアです。
ホームページ上の地下街や建物内の絵地図上に経路情報を作成することが可能であり、また、この経路情報と既存の経路情報など異なった経路情報をつなぎ合わせることが可能です。地上地図では、公開フォーマットである「DRM21」を共通データフォーマットとして利用可能です。
本稿は今回開発した経路作成ソフト「ルートビルダー」について紹介するとともに、このソフトの有効利用が想定されるサービス例についても述べます。
黒川 誠・大瀬 素仁・丸山 竜三
本格的な普及期に入ったクレジットカードのIC化。これまで磁気クレジットカードによる決済が主であった小売業におけるPOSシステムでも今後ICクレジットへの対応が必須となります。これまで、ICクレジットサービスを実現するためにはEMVという国際仕様に準拠し、認定された決済専用端末を用いる必要があり、コスト面やシステムの柔軟性の面で課題となっていました。今般、このEMVを満足する機能をハードウェアではなくソフトウェア(ミドルウェア)で実現し、EMVの認定を取得することができました。このミドルウェアを用いることで、専用端末を用いなくともICクレジット対応システムを実現できるようになります。今後実現される様々な形態のクレジット決済シーンにおいて、このミドルウェアは大変重要な役割を果たしていくことになると考えます。
國枝 和雄・岩田 真琴・橋爪 一晃・小泉 博一
家屋の異動判読業務を行う最大の自治体である東京都23区では、今般、20年間続いた目視による判読に終止符を打ち、2006年1月の業務からシステム化へ移行することとなりました。東京都の作業は規模が大きく4ブロックに分割して業務委託されていますが、そのなかの3社においてNECシステムテクノロジーの「固定資産異動判定システム」が採用され、2月に同システムが本格稼働しました。本稿では、航空写真の3次元比較解析によって家屋の形状変化および色変化を自動的に検出することのできる「固定資産異動判定システム」について紹介します。
冨岡 克己・近藤 憲二
ユビキタスセンサーネットワークはいつでも・どこでも・リアルタイムな情報の収集および活用が可能な実現手段であり、導入、保守が容易で柔軟性に富むという特長を有しています。
本稿ではセンサーネットワークシステムの要素技術および「設備の状態監視システム」や「製造、検査工程における品質管理・計測システム」、「倉庫などの温湿度監視システム」、「ビル管理システム」のソリューション事例を紹介します。
福田 憲隆・金田 幸典
車載システムでは、急速な電子制御化やネットワーク化が進行し、それに伴い次世代通信規格FlexRayの採用が検討されています。NEC通信システムでは、このFlexRayに対応した国内初の検証ツールとして、FlexRayの車載通信システム検証ツールV-TEST for FlexRayを開発・発表しました。V-TEST for FlexRayは、FlexRayの特徴に考慮した機能を実装し、FlexRayネットワーク設計の効率化や車載システム検証の効率化を実現しています。
松永 泰彦・小野 隆志・菅原 弘人・渡邉 吉則・本吉 正博・中田 貴之
近年、携帯電話はビジネスの重要なコミュニケーションの道具として使われてきています。このため、モバイルでも有線通信と同様にSLAを取り決め、移動通信事業者が法人顧客に対して安定した通信品質の維持を約束することが期待されています。本稿では、移動通信事業者の法人向けSLA遵守管理業務を支援するモバイルサービスレベル管理システムを紹介します。SLA導入時においては、3次元電波伝搬シミュレータを用いて法人ビル内の無線品質を高精度に予測します。また、SLA導入後は、端末と網から品質情報を取得し、その統計的な分析に基づき無線セルの異常やその兆候を検出して品質改善を図ることにより、SLAの維持が可能となります。
城島 貴弘・杉山 香織・石川 和重
近年、インターネット対応の携帯電話の普及により、携帯電話からのインターネット利用が広がりを見せています。しかし、操作性の問題や視認性の悪さから、オンラインサービスにおける活用はまだまだパソコンに及びません。本稿では、携帯電話のWebブラウザに対する操作をパソコンから遠隔支援することで、携帯電話でのオンラインサービスの利用を促進するNECのWeb相談システムについて説明します。
ビジネスの革新/導入事例
株式会社TKR
宇佐美 純夫氏・嘉村 健太郎氏
カーオーディオ、プレス関連製品など電子機器製品の一貫生産メーカーであるTKR様では、国内・海外の拠点とサプライヤーとの間で発生する資材調達革新を図るためNECソフトの製造業向けWeb-EDIパッケージ『EBWeb』を導入しました。その結果、リードタイムの短縮や調達コストの削減を実現。さらに図面データの交換や見積機能の追加など、さらなるサプライチェーンの充実をめざしています。
NECフィールディング 水江 真
近年、無線LANは家庭内にとどまらず、企業内での会議室やオフィスのフレキシブルな環境構築や無線IP電話など電波の特徴を生かした導入が増えている一方、有線と比べ無線特有の性質から情報漏えいの危険性も指摘されています。
そこでNECフィールディングでは、お客様に安心してお使いいただける無線LANシステムの構築のため、事前に当社独自の無線LANシミュレーションソフト「RADIOSCAPE-PRO」を活用して理論的な電波伝搬状況を把握した上で、現場で電波測定を行い、最適なアクセスポイントやアンテナの設置位置の選定、具体的な無線LANセキュリティ、電波漏えい対策の提案を行っています。今回は、当社が「RADIOSCAPE-PRO」を活用し提案から導入まで行った無線LANの導入事例を紹介します。
安心して暮らせる社会の実現へ/ソリューション
宮沢 秀俊・高橋 広昭
ユビキタス社会のなかで、木目細かな制御・監視や情報提供のために、多くの情報を取得する必要があり、多種類のセンサや多地点のセンシングを、容易に実現する無線センサネットワーク技術が切望されています。低消費電力、低コストかつ高度なネットワーク構築が可能として、注目されているZigBee*1準拠の無線モジュール開発と温湿度/加速度センサ/照明制御などをZigBee*1の特徴であるメッシュネットで構成し、最適なシステムを実現するソリューションを提案します。
- *1ZigBeeはKoninklijke Philips Electronic N.V.の商標です。
川口 裕司・高見 一彦・杉山 実輝雄
NECエレクトロニクスは、携帯電話向けにカメラモジュールを導入する際に必要となる、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、ノウハウなどの一式を「組込みカメラソリューション」として開発し、携帯電話開発の最終製品メーカ、装置メーカに提供しています。
組込みソリューションへの取り組みと、高プリント画質を実現する携帯電話向けカメラエンジン(CE130)とCE130を組み込んだ5メガピクセルカメラモジュールについて紹介します。
安心して暮らせる社会の実現へ/製品・サービス
五十嵐 剛・矢木 義規・田村 佐恵子・正木 健二
地球温暖化防止に向け、環境への配慮は世界的な課題となっています。二酸化炭素(CO2)の排出により地球温暖化への影響が大きい自動車は、エコドライブ・安全運転の対策が今後ますます重要となります。ここでは、エコドライブ診断システム導入調査分析によって明らかになった、エコドライブによる燃費改善・安全運転の効果とともに、エコドライブ診断システム「DriveManager」を紹介します。
酒井 浩・上原 正巳・岡田 真一・岸田 英也・佐藤 保治
地球環境と人類の営みとのバランスを図り、"持続可能な社会へ向けての発展"を遂げていくことが世界的な目標になっています。パソコン事業は、地球環境と生活環境の2つを柱とした活動を展開し、ライフサイクル全領域において環境に配慮した取り組みを行っています。欧州のRoHS指令やノンハロゲン・ノンリンなどの有害物質への対応、石油資源枯渇に対応したバイオプラスチックの実用化、さらに水冷技術を採用した静音化や揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds :VOC)に対応した取り組みを紹介します。
田中 栄市郎・水守 良幸・小松 千尋・安藤 航
近年、ブログやソーシャルネットワークサービス(SNS)が爆発的に普及し始め、一般の人たちも日記感覚で情報を発信するようになってきました。BIGLOBEでは、2004年3月よりブログサービス「ウェブリブログ」を提供しており1)、このたびSNS機能を新たに提供し始めました。
本稿では、ウェブリブログのSNS拡張について紹介します。
深川 悟郎・濱田 麻由佳
「クチコミネット」は、利用者がコミュニティを形成し、互いに聞きたいことや、知りたいことの情報交換を行いながら、新たなクチコミ情報を創り出すことができる情報コミュニケーションコンテンツです。
携帯電話ならではのカメラ機能や頻繁なサーバアクセスを可能にしたパケット通信サービス定額制、さらにはメディア情報研究所の音声合成技術を融合し、新しいコミュニケーションの形を提案します。
滝沢 昌文・佐藤 正宏
個人情報保護法の施行に伴い、急速にセキュリティ確保の動きが活発化しています。NECネッツエスアイでは、従来の「入退管理」と「侵入監視」に「映像監視」を連携させて、人物の特定まで可能な映像での入退記録を実現するシステムインテグレーションに取り組んでいます。特に今回のiEXPO2005では、映像監視システムとフラッパーゲートを出展しました。本稿では、これらの概要を紹介します。
オプトレックス株式会社様 グリーン調達システム導入事例
オプトレックス株式会社
小沼 博氏・長谷部 浩士氏・安田 吉英氏
高い信頼性が求められる自動車メーター用LCDでは高いシェアを誇り、携帯電話やMP3プレイヤーに代表される情報通信機器や家電製品、各種測定装置用の液晶製品など、多彩なラインナップで世界に知られるオプトレックス様は、EUの法規制に対応する環境適合設計を行い、高信頼の製品を世界に送り出しています。グリーン調達にも熱心に取り組み、PDM「Obbligato」による仕様管理システムと連携して化学物質管理を行う、グリーン調達システム「SECOP:System for Environmentally Clean Optrex Products」を構築しました。化学物質管理情報データベースをコアとして利用することによって、設計者が容易に化学物質情報を活用できるようになるとともに、近年増加する顧客からの環境調査依頼への回答時間短縮の実現に成功。関連部門での製品情報の共有も可能になりました。オプトレックス様は、今後も独自のグリーン調達基準書に則った製品開発を進める予定です。
普通論文
西村 昭宏・平井 耕治・田中 浩紀・岩田 裕英
カンファレンスプロジェクタCollabomate-iPは、日本アビオニクスが独自の書画カメラ機能内蔵プロジェクタに、遠隔会議機能を融合した世界初のプロジェクタです。Collabomate-iPは一般的なテレビ会議システムにおける動画、音声、PCデータを使用した遠隔での会議、プレゼンテーションに加え、プロジェクタ搭載の書画カメラ機能を利用することにより、紙資料やサンプルなどを実物資料画像を使用して会議やプレゼンテーションが行えることを特長としており、実務レベルでの遠隔会議に威力を発揮するポテンシャルを持っています。本稿ではプロジェクタ一体型の遠隔会議システムであるCollabomate-iPについて、Collabomateシリーズの概要および実物資料画像配信機能を中心に製品の紹介を行います。