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授業や場所でスタイルを変えるタブレットPCの導入で、実践的でわかりやすい授業を実現
滋賀県多賀町教育委員会様小学校からのタブレットPCの積極活用によって、主体的・協働的に学ぶ姿勢と情報活用能力を同時に育成
今回導入機種:VersaPro タイプVS
子どもたちの成長と授業内容に合わせて進めるICT活用
以前より多賀町では、学校ICT推進のため教員用タブレットPCをデジタル教科書や資料の閲覧に活用したり、PCの基本操作や授業におけるPC活用の事例などを学べる教員向け講習会の定期開催などを行ってきました。また、2017年8月末に全小学校に児童用タブレットPCを整備しました。しかし、もっと子どもたち自身がICT機器に身近に触れられる環境の整備が必要と考え、2018年8月末に既存PCの更新と合わせて37台の生徒用タブレットPCを中学校に導入しました。小学校時代にタブレットPCを活用してきた子どもたちが、中学校やその先の学習の中でICT環境をより積極的に活用してくれることを期待しています。平成29年度・平成30年度道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業においても、今回導入したタブレットPCの活用が様々な場面で話し合いを深める有効なツールになるかについて模索中です。
事例の概要
課題の背景
- 生徒が扱いやすいサイズや重量、操作性、授業時間中に充電の要らないバッテリ駆動時間など実際の利用シーンを想定した機器要件の洗い出し。
- メンテナンス性や保守体制など運用面についても考慮。
- ICT機器を利用した効果的な授業方法を検討。
成果
・情報担当者と職員の連携により、利用方法や運用の改善を促進。
・生徒はタブレットPCの使い方に慣れるのが早く、検索などは容易に実現。
・1クラス全員が同時に使用できる環境を整えることで、本人のペースで調査、検討に活用することが可能。
・1学級6台を6クラスで同時使用する協働学習にも対応。
・不具合の発生時も職員間の情報共有により迅速に対応、以後の事案発生を防止。
「現場目線での使いやすさ」と「安心サポート」を備えたタブレットPCを選定
タブレットPCの選定あたって、私共が求めた基本要件は4つでした。まず、1つ目が「Windows OSの利用」です。現在使用しているPCやサーバ、ソフトウェアなどを含めた既存環境との親和性の観点から外せない要件でした。2つ目は、長い動画や複数のデータを利用した授業にも活用できるよう「CPUにインテル® Core™ i5もしくはm5以上を搭載」としました。そして3つ目が、パソコン教室などのデスクトップPCとしての用途にも対応できるよう「キーボードなどの拡張機器の接続」を加えました。最後になにより重視した点が「安心できる保守サポート体制」です。生徒が様々な場面で活用する以上、自然故障以外の落下や水濡れなどは当然起こりうる事態です。それらにしっかりと対応してもらえるサポート体制があることは安心して利用する上で欠かせない部分であると考えていました。以上の点を踏まえ、各社のタブレットPCを比較検討した結果、NECのVersaPro タイプVSを導入することにしました。
学校ICTにおすすめのタブレットPC
お客様プロフィール
多賀町教育委員会 様
多賀町は、滋賀県湖東地区に位置する人口7,548人(平成30年11月現在)の町です。町の東部には鈴鹿山脈の山々が連なり、豊かな自然に恵まれています。町内には小学校2校、中学校1校があり、「子育て教育熱心のまち多賀町」を合言葉に一人ひとりに向き合った教育を目指しています。
http://www.town.taga.lg.jp
多賀町立多賀中学校 様
本校は小高い丘の上にあり、四季折々の美しい自然に囲まれ、校舎からは遠く彦根城や琵琶湖を臨むこともできます。学校教育目標は「豊かな人間性を持ち、たくましく生き抜く力をそなえた生徒の育成」を掲げ、保護者・地域との連携を大切にし、中学校区全体で「心豊かにたくましく、つながり学ぶ多賀の子」をテーマに保幼小中連携を図っています。
http://taga210.ec-net.jp/
(2019年06月05日)
関連リンク
授業や場所でスタイルを変えるタブレットPCの導入で、実践的でわかりやすい授業を実現 滋賀県多賀町教育委員会様 導入事例
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