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学校でのご利用について~長期保管の場合~
学校向けパソコン取り扱いについて~注意点のまとめ~
- はじめに
- 学校からパソコンを持ち帰る場合
- 学校での長期保管の場合
- 長持ちバッテリー
学校でのご利用について~長期保管の場合~
文部科学省によりGIGAスクール構想が推進されてから、学校や教育現場でパソコン・タブレットを利用する機会が増えています。
生徒に未割当の間や、夏休み等の長期休暇の期間に、学校にて、パソコン・タブレットを教室や充電保管庫で保管される場合がありますが、その際には、次の点にご注意頂けますようお願いします。
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バッテリ残量に関する注意点
長期不使用の場合はシャットダウンをしてください。
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予備機の保管や、夏休み・冬休みなど長期の休暇前の最終使用後については、スリープではなくシャットダウン/電源オフをしてください。
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アプリその他の動作や設定によって、保管中に動作が再開してしまい、それによってバッテリーが枯渇して休み明けの授業再開時に立ち上がらないといったトラブルのリスクを低減することができます。
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使用後の長期保管前には一回(バッテリ50%程度に)充電してください。
- 保管前に充電いただくことにより、バッテリ残量の少ないものが長期保管によって「過放電」状態となることを防げます。
- また、長らく保管されたままの予備機材についても、バッテリ残量がゼロにならないよう、充電することをお願いします。
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- パソコンはシャットダウン状態にしても消費電力は完全にゼロになりません。そのため、バッテリからわずかづつですが電力を消費してしまいます。
また、バッテリ自体が電力を消費する「自己放電」もおこるため、バッテリゼロ状態で長期間保存すると極端な電圧の低下状態(過放電)になり、バッテリを劣化させてしまいます。 - 長期間パソコンを使用しない場合は、バッテリの負荷が低い状態であるバッテリ残量を50%程度にしてから保管してください。また、1ヶ月以上保管する場合、月に一度はパソコンをバッテリで運用してバッテリの動作を確認し、再度残量を50%程度にしてから保管することで、よりバッテリにやさしい状態を保てます。
ACアダプタの繋ぎっぱなしはバッテリの劣化を早めます。
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充電後は、ACアダプタを抜く、あるいは充電保管庫の主電源を壁のコンセントから抜く等、長期保管中のパソコン・タブレットへの給電を停止する措置をとりましょう。
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充電回数を抑制してバッテリーの劣化を防ぐことにつながります。また機器の劣化や故障のみならず、落雷等の想定外のアクシデントがあった時にもより安心です。
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置き場所の注意点
パソコンは各学校の環境により、様々な場所で使われたり、特定の場所に一括保管される場合があると思います。
思わぬトラブルが起きる可能性がありますので、下記のような置きかた、置き場所は、避けてください。
積み重ね状態の保管は避けてください。
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パソコンを積み重ねてしまうと、パソコン自体の加重や積み重ね崩れにより破損をまねく場合がございます。
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温度・湿度に関する注意点
夏期の保管
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日が当たる場所や熱のこもりやすい場所を避け、室内でなるべく風通しのよい場所で保管してください。
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冬期の保管
- 結露のおそれがあるため窓際や空調の近く等の寒暖差が大きくなる場所は避け、室内でなるべく風通しのよい場所で保管してください。
※:万一、パソコンに結露が起きた場合には、電源をOFFにした状態で、水滴が乾くまで暖かい場所に置いてください。
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上に記載をした内容をふまえ、各学校にて、よりパソコンに適した保管方法の推進をお願いいたします。