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製造実行システムAVEVA™ Manufacturing Execution System
製造業の課題と解決方法のご提案
「経営・事業と工場現場の計画⇔実績の流れ」と「現場での原料~最終製品の流れ」を最適化することがスループットの向上につながり、事業継続のキーとなります。
経営・マネジメント・現場
3つのレイヤーでのダイナミック・ケイパビリティを向上させる
現場においてはデジタル化による指示の明確化、実績の容易な収集により、現場の暗黙知やノウハウをデータ化し
作業効率の向上や負担の多い業務の自動化を支援いたします。
また、マネジメント層においてはQCDの迅速なリアルタイムで正確な把握や工程状況、品質などのデータの統合により需要の変動、
品質問題やサプライヤーの変更、作業者のスキル不足などの変化に適応できる環境を提供いたします。
これらの現場、マネジメント層における効果を活用し、
サプライチェーンリスクに対応した製造継続の能力やデータに立脚したデータドリブン型ものづくりやスマートファクトリー化を推進し、
継続性・拡張性の高い製造システムを実現することで経営における課題を解決いたします。
製造実行システム(MES)の導入により
現場・マネジメント・経営3つのレイヤーにおける課題をデジタルで解決しダイナミック・ケイパビリティの向上を実現し、
企業の競争力を高めることが可能になります。
プロセス製造業界の動向
日本の製造業を取り巻く環境は年々変化しており、疫病や地政学的リスクなどサプライチェーン上のリスクに対応が必要なVUCA時代※が到来しており、変化への適応が急速に求められるようになっております。
また、年々悪化する異常気象による環境問題への対応、高齢化社会に抗いながらの生産性向上も求められており、短期から中長期にわたるさまざまな変動に対応できる能力が必要とされております。
(※Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性の頭文字をつなげたもの)
このような状況の中、日本の製造業が競争力を維持・向上させていくために、
確固たるデータに基づいたデータドリブン型のものづくりを実現する必要があります。
データドリブン型ものづくりへ向けたシステム課題と解消の方向性
管理するIT層(ERPなど)と、現場のOT層(設備やPLCなど)の双方のデータの流れ、および工場現場での原料~最終製品までの工程間のデータの流れをつなぐManufacturing Execution System(MES)がキーとなります。
MES (Manufacturing Execution System:製造実行システム) とは
製造実行システム(MES)は多くの機能を持ち、製造領域におけるDXの中核的な役割を果たすことができます。
以下に示しているMESの機能やAVEVA™ MESの強みを活用することでシステム乱立や紙文化などさまざまな課題を解決いたします。
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製造領域のこんなお悩み
ございませんか
- 高齢化による人手不足により生産効率が維持できない
- 製造データを利用して経営戦略につなげたいが、連携がうまくいっていない
- グローバルに統一して展開したいが、適切なソリューションが見つからない
- レガシーシステムの運用維持が難しくなってきているが、パッケージソフトだと業務適用が難しい
- 様々な設備があるため実績の収集が手間でデータを確認できない
- 作業指示の取り違えや個数の間違えなど製造のミスを防止したい
これらの課題を解決するソリューションとして
AVEVA™ Manufacturing Execution Systemをご提案しております。
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AVEVA™ Manufacturing Execution Systemがお応えします。
- デジタル化とそれに伴う作業フローの改善によって作業者の効率向上を支援できる
- 様々なプロトコルに対応しており、製造機器やERPなどと連携できる
- グローバルに対応したパッケージであり、日本・海外の工場で一貫した管理ができる
- ハイブリットアーキテクチャにより、運用性/柔軟性を保ったシステム構築ができる
- 様々な設備に容易に接続でき、それらの収集したデータをMES上で可視化できる
- タブレットなどを利用した作業指示・実績収集により、指示のミスや実績の剥離を低減することができる
AVEVA™ Manufacturing Execution Systemの特長
ハイブリットアーキテクチャ
パッケージ製品でありながらローコード開発機能を保有しており、特別な工程であったり、導入後の設備や製造フローの変更に対して対応が可能
多種の機器との接続
多種多様な設備に対する接続のしくみを備えており、ライン内や工場内にある複数のメーカーの設備と容易に接続し、一元的なデータ収集が可能
グローバル展開
AVEVAはグローバル市場で高い評価を得ており、世界では800社以上の企業に利用されております。特に食品・飲料メーカー上位25社中、23社がAVEVAを使用しております
MESとの機能関連図
飲料メーカー
- 課題:新旧の両方の設備に対応が必要
データを手動で集めている部分があり、データ活用が不十分 - 成果:生産性の向上・無駄の削減によりOEEの10%向上
素材メーカー
- 目標:原料在庫量に限りがあるため製造ロスを最小限にする必要がある
- 成果:トラブル発生率を1%未満に抑制
品種切替時のダウンタイムを20%削減
CPGメーカー
- 目標:サステナビリティへの取り組みと品質維持の同時達成、設備総合効率の5%/年の改善
- 成果:オペレーション最適化によりエネルギー消費量を16%削減、2年でOEEの15%改善
AVEVA社について
AVEVA は、産業用ソフトウェアのグローバルリーダーとして、独創的なソリューションで適切に世界中の資源の有効活用をサポートしています。AVEVA の安全な産業用プラットフォームとアプリケーションを利用することで、企業は自社の事業を最適化するだけでなく、お客様、サプライヤー、パートナーからなる幅広いエコシステムとの連携を強化できます。
100カ国以上、20,000社以上の企業が、安全で信頼できるエネルギー、食糧、医薬品、インフラなどの生活必需品を提供するためにAVEVAを活用しています。AVEVAは、信頼できる情報とAIを駆使した洞察力で人々をつなぐことで、チームの効率的なエンジニアリングおよび業務の最適化を実現し、成長と持続可能性を促進します。
AVEVAは世界で最も革新的な企業の1社選出され、オープンなソリューションと、世界中の 6,400 人以上の従業員、5,000 社のパートナー、5,700 人以上の認定開発者の専門知識を活かし、お客様をサポートします。
詳細はhttps://www.aveva.com/ja-jp/をご覧ください。
AVEVA社とNECは2022年度からMESを中心とした領域で協業を開始しております。