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大手飲食ブランド「丸亀製麺」「一風堂」「ぼてぢゅう」がPOSに関して抱えていた課題とサブスク型POSを選んだ理由
「丸亀製麺」「一風堂」「ぼてぢゅう」をはじめとする大手飲食事業者が、POSに対して抱えていた課題感や、サブスク型POSを導入した理由、さらには数あるサブスク型POSの中で『NECモバイルPOS』を選んだ理由について、過去の3つの『NECモバイルPOS』導入事例を基に再整理しました。
当時抱えていたPOSへの課題
大手飲食事業者が抱える悩みや課題はそれぞれです。当時POSに対しどんな課題を抱えていたのか各社確認していきます。
「丸亀製麺」が当時抱えていたPOSへの課題
- レガシーPOSでは、多様化するお客様のニーズに素早く対応できない
- レガシーPOSはモバイルオーダーやデリバリーサイトからの注文などネットとの接続は不得意(接続にコストがかかる)
- ネットとつなぐためにはPOSのカスタマイズが必要で時間もコストもかかる
「一風堂」が当時抱えていたPOSへの課題
- システム改修や外部システムとの連携、サーバ管理といった運用面で多大な手間とコストを要する点
- 決済手段の多様化で、レジ業務が複雑に(決算サービスとの連携でコストもかかる)
「ぼてぢゅう」が当時抱えていたPOSへの課題
- 軽減税率に対応していない(対応にコストがかかる)
- 基幹ASPサービスとの連携で費用がかさむ
共通するのは「変化への対応」にかかるコストが課題であるということ
当時は3社とも据え置き型(レガシー)POSを利用しており、主に社会変化への対応を迫られた際に、その対応に伴うシステム連携や機能改善にかかるコストへの課題に頭を悩ませていたことがわかります。つまり、レガシーPOSの課題は「変化への対応」が苦手である点といえそうです。
「丸亀製麺」はDX推進として『変化への対応力を強めること』と『事業継続性を高めること』を経営課題のポイントとして掲げていました。
また「一風堂」は、変化が読みにくい環境だからこそ『変化に対応できる汎用性』が経営上重要なキーワードだと語っています。「ぼてぢゅう」は軽減税率への対応をきっかけに「変化への対応」への意識が高まったと話してくれました。
サブスク型POSを選んだ理由と導入後に感じた良かった点
続いて、『サブスク型POS』を選んだ理由と導入後に感じた良かった点についてみていきます。
「丸亀製麺」がサブスク型POSを選んだ理由と導入後に感じた良かった点
- 継続的に機能が強化されるので多様化するお客様のニーズに素早く反応ができるため
- コロナ禍によるモバイルオーダーやデリバリーサイトからの注文対応のニーズが高まるという変化が起きた時に、すでに標準連携での提供が予定されており、その変化に素早く対応できると判断したため
- 2カ月に1回以上のペースで機能拡張が行われるなど、バージョンアップの対応の速さを実感した
- コロナ禍で中食ニーズが急伸したように、今後も外食産業のスタイルがまた変化するかもしれない、そうした変化に対して即時反応し対応できるプラットフォームであると期待できる
「一風堂」がサブスク型POSを選んだ理由と導入後に感じた良かった点
- 決済端末と標準連携が可能であり、大きなコストをかけずに複雑になったレジ業務をスマートに改善できるため
- 柔軟に機能を増やしながら店舗業務を効率化できるため
- 長期的に見れば、汎用的ツールを組み合わせて用いた上で、業務をツールに合わせていく方が、効率性とスピードは上がっていくと考えた
- 改善を要望した内容が、追加費用なしで標準機能強化の形で実現された
- ほかのユーザからの要望を踏まえて強化された機能を利用できた
「ぼてぢゅう」がサブスク型POSを選んだ理由と導入後に感じた良かった点
- 標準機能強化で軽減税率への対応が可能だったため
- 基幹ASPサービスとの連携や帳票類の改善などの要望が標準サービスの継続的な機能強化の一つとして追加費用なしで対応された
- 端末が故障してもすぐに代替機を調達できるのでメンテナンス性が向上した
- POSデータがクラウド上に保存されるので、故障時にデータが消失してしまう心配がなくなった
共通するのは、サブスク型POSなら「変化への対応」にかかるコストを削減できるということ
3社とも、課題として挙げた「変化への対応」にかかるコストを、サブスク型POSなら削減できると考えていることがわかります。サブスク型POSはタブレット型POSとも呼ばれ、物理的な形態に対し価値を感じる方も多いですが、実は本質的な価値は「サブスクリプション型」であり下記特徴を備えていることなのです。
- 必要な周辺サービスと標準連携している
- 標準的に機能が進化していく
そして、これらが「変化への対応」にかかるコストの削減に寄与しているとNECは考えています。
『NEC』のサブスク型POSを選んだ理由と導入後に感じた良かった点
最後に、数あるサブスク型POSの中で、「NECモバイルPOS」を選んだ理由と導入後に感じた良かった点について確認していきます。
「丸亀製麺」が「NECモバイルPOS」を選んだ理由と導入後に感じた良かった点
- 24時間365日のコールセンター対応で、さらに必要な場合は店舗に駆けつける体制があるため
- スピード感と操作性を他社と比較し、レジ通過人数を最も増やせると判断したため
- わずか2か月半で860店舗に導入するというスピード展開を実現した
- サブスクリプション型でありながら、多店舗事業者が求める保守・操作性・導入スピードといった難点をクリアしている、スタッフをマンパワーで支えてくれるのは唯一NECだけと感じたため
「一風堂」が「NECモバイルPOS」を選んだ理由と導入後に感じた良かった点
- 日本全国に拠点を開設して保守スタッフを配置しているため
- わずか1か月半で92店舗への導入を完了した
- コールセンター窓口もしっかりしていた
- データ連携で不測の事態が発生したが、非常に迅速な対応だった
- NECモバイルPOSは一緒に作り上げている感覚で、これからどんどん良くなっていくという確信を持った
「ぼてぢゅう」が「NECモバイルPOS」を選んだ理由と導入後に感じた良かった点
- 飲食店での利用に適した操作性・機能を備えていたため
- 端末調達だけではなく継続的な機能強化や設置作業といった面も含めて導入コストをトータルで抑えることができた
共通するのは、NECなら「フィールドサポート含めて安心してお任せできる」ということ
大手飲食事業者が数あるサブスク型POSの中からNECを採用した理由は、3社とも共通して「フィールドサポートも含めて安心してお任せできる」点であると言えそうです。
変化への対応をお任せするためにサブスク型POSを採用した3社が、フィールドサポートまで安心してお任せできるNECを採用したことは、「POSに関してはお任せしたい」という思いが根底にあると想定できます。
まとめ
ここまで3社の事例から、当時の課題、サブスク型POSを採用した理由、NECを採用した理由を整理してきましたが、まとめると下記となります。
- POSを環境変化へ対応させるコストが課題だった。
- サブスク型POSを採用することで、環境変化への対応を外部にお任せすることを狙った。
- フィールドサポートも安心してお任せしたいのでNECを採用した。
つまり、NECモバイルPOSを採用した3社が得た本質的な価値は「POSに悩むことをやめて、その余力をもっと重要なことに使えるようになった」点であるといえそうです。
NECモバイルPOSは「サブスク型POS」でかつ「フィールドサポートにも手を抜かない」
飲食業は環境変化の影響を受けやすい業態です。POSを購入して、カスタマイズして、所有するという考えでは、なかなかこれに対応することはできません。安い早い軽いをずっと継続するために、NECはPOSをサブスク型で提供することを決めました。
また、NECは2014年3月からサブスク型POSの提供を開始しており、今年で10年目を迎えます。当初は小規模事業者を中心に普及し始めた『サブスク型POS』ですが、その「価値」は大手飲食チェーン事業者にまで広く認知されてきています。
お客様を笑顔にする。そんなDXに、あなたが注力できるように、「サブスク型POS」があります。NECが考えるサブスク型POSの本当の価値については、以下もご参照ください。
https://jpn.nec.com/mobile-pos/subscription_pos/index.html
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