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トップメッセージ
知的財産の創出・活用を進めイノベーションの普及・実装を、
そして新たな社会価値創造へ
NECのPurpose(存在意義)は、「Orchestrating a brighter world、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。」というものです。Purposeの実現のため、NECは2030年の“目指す社会像”を「2030VISION」として策定して経営の羅針盤とし、“目指す社会像”の実現に向けた事業計画を「2025中期経営計画」として策定し、実行しています。知的財産部門は、この“目指す社会像”に向けて中期経営計画を実現する成長事業・先端技術の知的財産を創出しています。また、創出した知的財産の活用の面では、“目指す社会像”に繋がる新たな技術・事業の社会実装や共創を知的財産で促進しています。
NECの知的財産部門では、中期経営計画を実現する成長事業・先端技術にリソースを集中しています。鍵となる事業・技術領域のうち、特に強みとなる生体認証、映像分析、AIの先端技術では、2001年以降の国際特許出願数の累積で、“世界No.1”となっています。
“目指す社会像”の実現に向けたイノベーションの促進や普及のため、NECの技術・知的財産を世の中で広く活用いただくための活動や、社会実装していくための活動も進めています。知的財産に関する対外的な活動を通じて、収益面で経営に貢献しています。新規事業開発や成長事業の拡大に知的財産を有効活用すべく、社内アドバイスや対外的な交渉に取り組んでいます。
世の中は大きく変化しており、知的財産の活用も大きく変化しています。この変化の中で、企業価値向上に向けて知的財産を経営や事業に効果的にかつ適切に活用するためのリーガル・コンサルティング活動も進めています。また、知的財産を起点とした新規事業の創出にも挑戦を開始しています。
NECの知的財産部門は“目指す社会像”や中期経営計画の実現に向け、知的財産のポートフォリオを構築し、積極活用することを進めます。新たな共創やイノベーションの社会への普及・実装を知的財産でリードしていきます。
知的財産部門長
井本 史生|Imoto Fumio