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NECの知財活動の目指す先
技術力と実装力の証となる知的財産を活用し、
新しい社会価値を創造していく
私たちの掲げる知的財産ビジョンです
NECは、「安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指すこと」を自らの存在意義(Purpose)にしています。創業以来120年を超える事業活動の中で、NECが常に先進的な技術や知見、様々な経験とアイディアを重視し、イノベーションを起こして、社会に貢献しようとしてきた所以です。
NECはこの考えを明確にするため、2013年に社会価値創造型企業への変革を宣言しました。また2020年にはNECが持つ価値観や行動の原点をNEC Wayとして再定義しました。前述のPurposeもこの中で定義しています。さらに、2030年の目指す未来の姿をNEC 2030VISIONとして策定しました。10年後の未来の人々を思い、ありたい「環境」「社会」「暮らし」を実現する、これをNECが進むべき道としています。SDGsの達成にも繋がる進め方です。このNEC 2030VISIONの実現に向けた事業計画のマイルストーンとして、2025中期経営計画も位置付けています。
NECは、先進的な技術を重要な事業基盤の1つとして大切にしてきた企業です。例えば、AI、映像・画像処理、通信、セキュリティなどの技術領域では、難関国際学会の採択数などで現在も世界トップ群に位置しています。またNECの顔認証、虹彩認証、指紋認証の3領域は、米国の国立標準技術研究所(NIST)が実施したベンチマークテストにて、世界第1位の評価を獲得してきました。このNECが強みとする技術領域は、知財活動を積極的に進めています。顔認証や、生体認証・映像分析・AI領域などの国際特許出願数は、2001年以降の累積で世界No.1となっています。またNECの強み技術にリンクした知財ポートフォリオは、外部の調査会社の方々からも高い評価をいただいています。さらにNECの知財活動は、強みの技術だけではなく、技術を含む製品、サービスといった幅広い領域をカバーしています。お客さまやパートナーの皆さまと、安心して一緒に新しい社会価値を創造する。エコシステム型のR&Dや事業開発など、共創と社会実装を加速させる知財ポートフォリオを構築しています。
知的財産の重要性と有用性をより一層分かり易く皆さまにお伝えしていきたいと考えています。知財の力とその活用をご理解いただき、皆さまとの共創を加速させ、多くのイノベーションを興したいと考えています。事業や市場を一緒に大きく創らせていただき、安全・安心・公平・効率という社会価値の創造、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会を実現したいと考えています。
私たちNECとNECの知的財産活動にご期待ください。
Corporate SVP
兼 コーポレート事業開発部門長
兼 知的財産部門長
和田 茂己|Wada Sigeki
