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デジタルサイネージ 導入事例しまね海洋館アクアス 様

明るく見やすい大型のデジタルサイネージで、魚の名前や生態がより生き生きと伝わる展示に。
イベント情報や季節ごとの情報も簡単に更新。

業種:
  • 文教・科学
業務:
  • その他業務
製品:
  • デジタルサイネージ
  • 周辺機器

導入の映像デバイス

  • 館内表示システム
     電子広告&掲示板システム AdWindow Select® SX
  • パブリックディスプレイ
     98型:LCD-V984Q×2台
     65型:LCD-V654Q×2台
     55型:LCD-V554×1台
     48型:LCD-V484×1台
     40型:LCD-V404×48台
     32型:LCD-V323-3×24台
98型大画面に表示されたシロイルカがお出迎え
入口エントランスでは 98型大画面に表示されたシロイルカがお出迎え
イノー(礁池)を再現した水槽上の 32型ディスプレイ
イノー(礁池)を再現した水槽上の 32型ディスプレイ

事例のポイント

課題背景

  • 前回の設備入れ替えから 10年が経過し、既存のディスプレイや案内設備が老朽化し、保守もできない状況だったため、入れ替えたい。
  • 開館20周年を迎えることで、全館でリニューアルを図り、来館者にとってより見やすく利用しやすい設備にしたい。

成果

水族館入り口すぐに設置されていた内照式の看板パネルを98型大画面2台のデジタルサイネージに入れ替えたことで、エントランスの雰囲気が一変。明るくモダンなエントランスとなり、人気のスポットに。

水槽に設置した魚の名前を表示する魚名板に、32型および40型のディスプレイを多用し、表示内容のデザインを変更することで、より見やすい展示に。

休館日を利用して、設備を順次入れ替え。新旧のディスプレイが混在する環境でも、通常通りの表示を継続しつつ、スムーズな移行を実現。

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事例の詳細

導入の背景や課題

河岸 孝明 氏
公益財団法人しまね海洋館
魚類展示課課長
河岸 孝明 氏

魚の解説や館内の案内など、デジタルサイネージを一新したい

島根県にある水族館、しまね海洋館アクアス(以下、アクアス)は、山陰地方最大の水族館として、 2000年にオープンしました。オープン当初から、国内でも希少なシロイルカの展示を中心に、数多くの水生生物を飼育、展示しています。また県の魚であるトビウオの生態を通年展示しており、年間30万人が訪れる人気の水族館です。

アクアスでは開館20年を迎え、展示機材の入れ替えを検討していました。
開館当初はフィルムに魚の写真や名前を印刷したものをバックライトで照らす「内照式」と呼ばれる照明の入った看板を使用していましたが、10年目に館内のネットワークを使って情報を表示できるディスプレイシステムへ入れ替えを行いました。しかし、そこからさらに10年が経過し、設備の経年劣化に加えて、ディスプレイや表示システムの保守が難しくなっていました。

「ディスプレイ自体が古くなり保守期間が終了したことに加えて、情報表示に使用しているソフトウェアが新しいOSに対応しておらず、ソフトウェアの更新もできなくなっていました」(河岸氏)
こうしたことも課題となり、20周年を迎えるタイミングで設備を一新することになりました。

くつろぎながら鑑賞できるマングローブエリア
くつろぎながら鑑賞できるマングローブエリア

選択のポイント

設置場所に合わせた大きさのディスプレイを各所に設置

水槽の上に説明用のディスプレイを設置

水槽の上に説明用のディスプレイを設置
デザインを一新して、統一感のある案内表示

機器の選定は、見やすさと管理のしやすさを中心に検討されました。特に魚の説明に使うディスプレイは、水槽の上や横に設置した際に見やすい大きさのものが選択されました。

入れ替え作業においては、従来のデジタルサイネージで使用していたネットワークを使って集中管理がしやすいこと、また、必要な台数が多いため、その入れ替えがスムーズに行えるかも重要なポイントになりました。ディスプレイの入れ替え作業は休館日である火曜日のみになるため、毎週火曜日に10台程度の規模で順次行いました。入れ替え作業中は、既存のディスプレイと新しいディスプレイが混在します。
そのため、入れ替え期間中は新旧両方のディスプレイを併用した運用となりました。

館内ネットワークに既存システムと新しいデジタルサイネージシステムを混在させても、それぞれを生かしながらスムーズに運用できた点も満足しています。そして、約8週ですべてが新しいディスプレイになり、新システムへも問題なく移行できました。
すべてのデジタルサイネージはネットワークで接続されているため、表示内容の更新が容易に行えます。
そして、新しいデジタルサイネージは表示コンテンツのデザインを一新し、見やすさの向上とともに、とにかく運用を止めずにスムーズな入れ替えができたと河岸氏は話します。

神話の海ゾーンに設置された32型ディスプレイ
神話の海ゾーンに設置された32型ディスプレイ
世界の海ゾーンに設置された40型ディスプレイ
世界の海ゾーンに設置された40型ディスプレイ

導入後の成果

季節やイベントに合わせたタイムリーな情報を見やすく

ディスプレイには魚の写真や名前といった基本的な情報のほか、展示だけではなかなか見られない自然界での様子を撮影した写真や映像、またイベント情報なども表示しています。
「たとえば自然の海で魚が餌を摂るところや産卵するところなど、水槽内の展示ではなかなか見られない映像も表示しています。実際に目の前で見てもらうのが一番ですが、水槽での飼育だけでは生き物の営みの瞬間を見ることがなかなか難しいものを、映像で補うことで、より充実した内容を伝えられています」(河岸氏)

エントランスを入ってすぐの場所には98型の大型ディスプレイが採用されました。もとは内照式の看板が設置されていましたが、機器が古くなっていたことに加え、セットされているフィルムにプリントされた写真の色あせなどもあり、入れ替えとなりました。
「お客様が最初に目にする場所なので、明るい雰囲気にもなり、とてもよかったです。シロイルカは当館の展示の主役であり、人気者ですが、表示したシロイルカの前で写真を撮られるお客様も増えました」(河岸氏)

また、シロイルカのパフォーマンスプール前に 65型ディスプレイが設置されており、パフォーマンスの時間や名前、そしてシロイルカの誕生日前には、その情報を表示するなど、更新頻度が上がっています。
「動画や写真など、さまざまなコンテンツを組み合わせることで、訪れる人に豊かな情報を提供し、水族館での体験を楽しんでいただけるよう、より一層ディスプレイを活用していきたいです」(河岸氏)

縦・横とディスプレイ設置に変化を持たせてデジタルサイネージが展示を演出

お客様プロフィール

しまね海洋館アクアス 様

アクアスロゴ

所在地 島根県浜田市久代町1117番地2
事業概要 山陰地方最大の水族館として、シロイルカをはじめとした多くの海洋生物を飼育・展示している。
URL new windowhttps://aquas.or.jp/

しまね海洋館アクアス 外観写真

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