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WebSAM DeliveryManager Standard Edition - FAQ(システムの構築)
システムの構築について
- Q1必要なハードウェア環境を教えてください。
- A1
動作環境をご覧ください。
- Q2他社機への導入は可能ですか。
- A2
DeliveryManager Standard Editionは、ハードウェアに依存する部分がないため、他社機でも問題なく動作します。
- Q3中継システムとエージェントは別物ですか。
- A3
別物です。
詳しくは、NECサポートポータルを参照してください。
- Q4DMエージェントを使用しなくてもファイル配信ができますか。
- A4
適用先システムDMエージェントは、SW配布管理システムに必須です。
- Q5管理元システム、適用先システム、クライアントシステムがWindows、Linuxの混在環境でも利用可能ですか。
- A5
可能です。
- Q6拠点数が全国で約100ヶ所、サーバ約100台、端末約20,000台といった大規模システムでの利用は可能ですか。
- A6
上述規模での利用は、理論上可能です。
ただし、1台のサーバ(適用先システム)につき100台程度までのクライアントという構成を推奨します。
この台数は、ネットワーク構成、配布ファイルの容量および転送・管理性能のご用件等によって変わります。 - Q7管理元(DMマネージャ)と適用先(DMエージェント)を1台のマシンに共存させることはできますか。
また、適用先(DMエージェント)とクライアント(DMクライアント)を1台のマシンに共存させることはできますか。 - A7
どちらも可能です。
- Q8使用ポート番号を教えてください。
- A8
NECサポートポータルを参照してください。
- Q9適用先(DMエージェント)は何台程度のクライアント(DMクライアント)を管理することができますか。
- A9
1台のサーバ(適用先(DMエージェント)につき100台程度までのクライアントという構成を推奨します。
ただし、この台数は、ネットワーク構成、配布ファイルの容量およびコンピュータ、ネットワークのファイル転送性能等の諸元により上下します。 - Q10クラスタに対応していますか。
- A10
Windows製品、HP-UX製品、Linux製品は以下のクラスタ製品に対応しています。
OS種別 クラスタ製品 備考 Windows CLUSTERPRO
CLUSTERPRO X- CLUSTERPRO X 3.3までサポート。
- Ver8.2から対応。
- 中継システム、クライアントシステムはクラスタには対応していません。
(クラスタを構成する各マシンへの導入は可能)
HP-UX MC/ServiceGuard Linux CLUSTERPRO X - CLUSTERPRO X 3.3からサポート
- Ver8.3のリビジョンアップVer8.32からサポート
- 中継システムはクラスタには対応していません。
(クラスタを構成する各マシンへの導入は可能)
- ※Solaris製品はクラスタに対応していません。
NECサポートポータルの参照コンテンツはこちら
- Q11管理元(DMマネージャ)、適用先(DMエージェント)を同じマシンにインストールする場合、スプールディレクトリは同一ディレクトリでも問題ないですか。
- A11
管理元(マネージャ)と適用先(エージェント)のスプールディレクトリは、別のディレクトリを指定してください。
同じディレクトリを指定すると、正しく動作しない場合があります。
なお、詳しい情報はDMの「ユーザーズマニュアル [システム構築編]」の「5.1 GUIを使った動作環境設定手順(Windowsプラットフォーム)」を参照してください。
DMの「ユーザーズマニュアル [システム構築編]」は、以下のURLで公開しております。https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3170100351
- Q12Windowsファイアウォール機能を有効にする場合の注意事項について教えてください。
- A12
Windowsファイアウォール機能のデフォルト設定は、ほとんどの通信ポートを閉じた状態に設定されております。
そのため、DMによるソフトウェア配布が行なえなくなり、通信障害による配布失敗などの現象が発生します。【回避策】
[DMマネージャ]
Windowsファイアウォールにて、ご利用の製品を例外対象プログラムとして、登録してください。
FileTransferやRelayをご利用の場合は、これらも登録してください。- DMマネージャのインストールディレクトリ¥esmmdm.exe
- DM Relayのインストールディレクトリ¥esmrdm.exe
- DMエージェントのインストールディレクトリ¥esmadm.exe
- DMクライアントのインストールディレクトリ¥dmcboot.exe
- DMクライアントのインストールディレクトリ¥dmcmcfrv.exe(*1)
(*1)マルチキャスト転送を行なう場合
- FileTransferのインストールディレクトリ¥esmft.exe
- Relayのインストールディレクトリ¥esmrelay.exe
- Q13同一コンピュータにDMマネージャとMicrosoft SQL Serverを導入し、DMマネージャでこのデータベースを使用する場合の注意事項について教えてください。
- A13
コンピュータの起動時に、DMマネージャ サービスの起動に失敗する現象が確認されています。
これは、Microsoft SQL Server起動時に、データベース サーバへの接続可能になった後、データベースを利用可能となるまでに、時間がかかるようになっていることが影響していると思われます。
【回避策】
現象が発生した場合は、DMマネージャサービスを再起動してください。
また、恒久的に解消するには、DMマネージャにおけるデータベース接続処理にて、異常を検出した場合に再試行を行うように設定してください。
※Administratorの権限で作業を行ってください。-
[スタート]-[ファイル名を指定して実行]、「regedit」を入力し、<OK>ボタンを押し、レジストリエディタを起動します。
- [編集]-[新規]-[DWORD]を選択し、以下のレジストリを設定します。
-------------------------------------------------------------- キー名 :\\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\DMSTD [64bitOSの場合] \\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\DMSTD 値の名前:DatabaseInitializeRetryCount 設定値 :nn (再試行回数) ※再試行は、1[分]間隔で行います。 --------------------------------------------------------------
- [コントロールパネル]-[サービス]で、DMマネージャ サービスを再起動します。
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- Q14中継システムを設置する構築規模の目安を教えてください。
- A14
適用先システム(DMエージェント)の設置台数が、100台を超えるような構成となる場合には、中継システム(DM Relay)の設置をご検討ください。
- Q15プロセッサライセンスで使用できるクライアントのプラットフォーム(OS)は何ですか?
- A15
WindowsとLinuxです。
- Q16プロセッサライセンスを選択した仮想化基盤上に、インストールライセンスのVMをマイグレーションできますか?
- A16
はい。可能です。
- Q17Red Hat Enterprise Linux 7.0以降でSystemdのスタックサイズデフォルト値(/etc/systemd/system.confのDefaultLimitSTACK) を設定する場合、影響はあるでしょうか?
影響がある場合、回避方法等について教えてください。 - A17
DeliveryManagerの起動スクリプトにて、個別に指定することで対応が可能です。指定方法は以下を参照してください。
対象ファイル:
/etc/init.d/esmpro_daemon
修正内容:
対象ファイルの処理の先頭に以下を追加ください。
ulimit -s 8192
概要:
スタックサイズの上限サイズをKB単位で指定することで、DeliveryManagerで利用するサイズを制限します。 - Q18DeliveryManagerの各製品の構築順序について教えてください。
- A18
PP・サポートをご契約中の方は、
こちら ( NECサポートポータル[ログイン要])を参照してください。
- Q19運用管理GUI のインストール先マシンについて、上限はありますでしょうか?
- A19
運用管理GUIのみであれば、ライセンス不要であるため上限はございません。
- Q20DeliveryManager、FileTransfer の通信で使用しているプロトコルについて教えてください。
- A20
DeliveryManager、FileTransferの通信では、独自のプロトコルを使用しております。
下位のプロトコルは、TCP/IPを使用しております。