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WebSAM DeliveryManager Standard Edition - FAQ(ソフトウェアの配布等、システムの運用)

ソフトウェアの配布等、システムの運用について

Q1配布状況、インストール状況の確認をそれぞれ行うことは可能ですか。
A1

どのシステム(管理元、適用先、クライアント)にて、どういった状態であるかを確認できます。スケジュール中、適用前/後処理中、適用完了(正常/異常)といった詳細な状態まで確認できます。

Q2クライアントからの任意の契機での配布は可能ですか。
A2

『手動更新選択ツール』を標準で提供しています。
手動更新期間(*1)中の『手動更新選択ツール』による実行指示を契機に配布が行なわれます。

  • *1:開始予定日時-(手動更新日数×24h)から開始予定日時までです。
    スケジュール指定の適用と併用します。
またクライアント起動後、一定時間内のみ転送および適用処理を開始するようにすることもできます。

Q3Windowsにログオンしていない端末(クライアント)にSW配布できますか。
A3

できます。

Q4配布対象の端末(クライアント)が起動されていないときに、配布指示をしても構わないでしょうか。
A4

構いません。
次回、端末(クライアント)を起動した際に認識・処理されます。

Q5配布前の状態に戻すことはできますか。
A5

「バックアップ・リカバリ機能」を提供しております。
ただし、既に存在していたファイルに関しては、配布前の状態に戻りますが、追加されたファイルは、削除されません。元に戻すためにファイルの削除が必要な場合は、別途その仕組みを実行するよう、定義登録する必要があります。

Q6配布が失敗した場合に備えて、再配布処理の設定はできますか。
A6

配布失敗後に自動再配布を行っておりません。
原因を取り除いた後に、再度、配布操作をやり直してください。

Q7使用中のファイルを入れ替えることはできますか。
A7

常時使用中のファイルを安全に置換するために「リブート時置換機能」提供しております。
端末再起動の契機は、複数ご用意しております。

種別 契機
即時 適用指示受信時
手動 端末利用者のリブート操作時
指示 別途行うマネージャからのリブート指示受信時

Q8端末(クライアント)でファイルの受信を契機にコマンド起動は可能ですか。
A8

可能です。
適用処理の前処理あるいは後処理としてコマンド起動できます。

Q9複数ファイルを1パッケージとし、パッケージ単位で配布できますか。
A9

できます。
実ファイルをまとめた単位を「論理ファイル(= パッケージ)」と呼びます。論理ファイルに登録した実ファイル/フォルダを別々のフォルダに展開(再配置)させることもできます。

Q10ファイルの圧縮・解凍機能はありますか。
A10

あります。
論理ファイルの登録時に圧縮するか否かを選択します。

Q11ソフトウェアの配信スケジュールと、インストールスケジュールを別々に設定することは可能ですか。
A11

以下のスケジュールをそれぞれ個別に指定可能です。

  • ファイル転送(管理元 -> 適用先)
  • ファイル転送(適用先 -> クライアント)
  • SW更新(クライアント)

Q12市販アプリケーションの自動インストールに対応していますか。
A12

セットアップツールがユーザの応答を必要とするSWについては、自動で応答する仕組み(スクリプト)を別途作成してください。
WSH(Windows Script Host)等の利用。
これまで推奨のVisual Testは、Windows 2000,XP等のOSについて、正式サポートの予定はないとのことです。
このスクリプトをDeliveryManager Standard Editionで実行するよう、登録いただくことになります。
以下の点にはご注意願います。

  • ウィルス対策用ワクチンSWおよびその設定によっては、スクリプト実行が遮断される場合があります。
    市販SWのインストール自動化不可。
  • スクリプト作成技術を習得するまでに時間が必要です。
    DeliveryManager Standard Edition以外の製品知識が必要。
  • インストール中にシステム再起動を伴うものについては、基本的に再起動前までしか自動応答してはなりません。
    DeliveryManager Standard Editionでエラーを検知する可能性あり。
なお、UNIX系クライアントの場合には、シェルスクリプトを別途作成してください。Windows系クライアントと同じく、このスクリプトをDeliveryManager Standard Editionで実行するよう、登録いただくことになります。

Q13Windows において、インストールに管理者権限が必要となるソフトウェアの自動インストールは可能ですか。
A13

クライアントシステム(DeliveryManager Standard Edition クライアント)は、ローカルマシンのSYSTEMアカウントという特殊な権限で動作します。「適用前/後処理」で指定するコマンドも同じ権限で動作します。このアカウントは、Administrators グループと同値の権限ではありません。SYSTEMにアクセス権がないことにより、処理(コマンド)が失敗する場合もあります。
Ver8.3(Ver8.32)以降、配布先のDMクライアントでログインされているユーザの権限で動作させる事も選択も可能になっております。

Q14DeliveryManager Ver6.3以前においては、「差分配信機能」があったと思います。
DeliveryManager Standard Editionでは、実装していないのですか。
A14

DeliveryManager Standard Editionでは、以前の製品とは異なり、登録した配信対象物の差分を自動抽出し、配布する機能は備えておりません。
新たな配布時に新規リビジョンを登録する際、前回リビジョンから追加・更新された実ファイルを登録していただければ、それで結構です。
すべての配信対象物を登録する運用でも全く問題はありません。
基本的に配布した順に実ファイルをインストール(更新)する仕組みになっており、前述の手順で差分配布可能なため、「差分配信機能」を実装しておりません。

Q15配布できるファイル数に制限はありますか。
A15

ありません。
ただし、リブート時置換機能を利用し、大量(1000個近く)のファイルを置換すると、正しく置換できない場合があることが確認されています。

  • OS提供機能の問題と判明しています。

Q16本番機にインストールされているDeliveryManager Standard Editionのデータをセーブしておき、万が一、本番機がダウンした時は、予備機にバックアップデータをリストアし、運用を開始するということは可能なのでしょうか。
A16

可能です。
詳細につきましては、new window NECサポートポータルの「バックアップ_リストア手順」をご覧ください。

Q17Windowsのネットワークドライブに配布できますか。
A17

ネットワークドライブには配布できません。
また、UNC表記での配布も不可となります。

Q18USB、CD、DVDに配布できますか?
A18

メディアを識別した配布は行えません。このため、上記メディアへの配布は行えません。USBに関してはクライアントPCに固定的に接続しリムーバルメディアとして使用しないのであれば配布先のドライブとして利用可能です。
ただし、USBに関しても、リブート時置換機能を利用した配布は行うことができません。

Q19以下のようにバージョンが混在するシステム構成でも問題はありませんか。
管理元システム(DMマネージャ Ver8.0)

適用先システム(DMエージェント Ver7.3)

クライアントシステム(DMクライアント Ver7.2)
A19

バージョンが混在しても問題ありません。
ただし、以下の点に注意してください。

  • 使用できる機能は、混在するバージョンの中で最も低いバージョンの機能に限られます。
    例えば、質問の構成の場合、使用できる機能は、Ver7.2で提供している機能範囲になります。
  • 複数のシステム(DMマネージャ、DMエージェント、DMクライアントの何れか)を同一マシンにインストールする場合は、バージョンを混在できません。
  • DMマネージャおよび運用管理ツール(GUI)が、Ver7.2以上であり、Ver7.2より低いバージョンのDMクライアントを使用する場合は、DMマネージャおよび運用管理ツール(GUI)が稼働するマシンのレジストリ値を変更してください。
    --------------------------------------------------------------
    キー名  :\\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\DMSTD
    [64bit OS の場合]
    \\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\DMSTD
    値の名前:EsmPackType
    設定値  :1
    --------------------------------------------------------------
    
  • Ver8.0以降の管理元システム(DMマネージャ)である場合、適用先システム(DMエージェント)がインストールされているマシンで[2000/tcp]を開放しておく必要があります。

Q20配布するファイルの種類(拡張子)に制限はありますか。
A20

ファイルの種類(拡張子)の制限はありません。

Q21配布するファイルのサイズに上限がありますか。 New
A21

配布するファイルのサイズは最大4GBまで(※)となります。一つのパッケージのサイズが4GBを超える配布はできません。
(※)製品の管理情報を含めて扱うため、実際に扱えるファイルサイズは4GB - 2KB未満となります。
以下のリビジョンから対応しております。
Windows:DM(MG/AG/CL) Ver8.37 以降
Linux:DM(MG) Ver8.3D、DM(AG/CL) Ver8.3C 以降

Q22UNIX OS上で動く運用管理ツール(GUI)がありますか。
A22

UNIX OS上で動く運用管理ツール(GUI)はご用意しておりません。Windows OS上で動く運用管理ツール(GUI)を使ってください。
なお、上記運用管理ツールは、UNIX用インストール媒体に収録されております。運用管理ツールのライセンスは不要です。

Q23プロセス死活監視したい場合、どのプロセスを監視すればよいですか。
A23

【UNIXの場合】
  1. /opt/SS/DeliveryManager/common/bin/TimerProc
    基本となるサービスプロセス。
    リソース管理を行っており、DM、FT関連のすべてのプロセスが依存するプロセスとなります。
  2. /opt/SS/FileTransfer/bin/ESMft
    FileTransfer本体プロセス。1に依存。
  3. /opt/SS/DeliveryManager/bin/esmmdm
    DMマネージャ本体プロセス。1、2に依存。
  4. /opt/SS/DeliveryManager/bin/esmadm
    DMエージェント本体プロセス。1、2に依存。
  5. /opt/SS/DeliveryManager/bin/dmcboot
    DMクライアント本体プロセス。1に依存。

【Windowsの場合】
  1. <FileTransferインストールフォルダ>¥esmft.exe
    FileTransfer本体プロセス
  2. <DMマネージャインストールフォルダ>¥esmmdm.exe
    DMマネージャ本体プロセス
  3. <DMエージェントインストールフォルダ>¥esmadm.exe
    DMエージェント本体プロセス
  4. <DMクライアントインストールフォルダ>¥dmcboot.exe
    DMクライアント本体プロセス
※ <xxxxxxインストールフォルダ>は、各システムをインストールしたフォルダを意味します。

Q24DeliveryManager Standard Edition Ver7.xとVer8.0以降では、使用するポートに違いはありますか。
A24

Ver8.0以降では、レジューム配信機能で[2000/tcp]のポートを使用します。このため、適用先システム(DMエージェント)がインストールされているマシンで[2000/tcp]を開放しておく必要があります。

Q25Windows(64bit)環境で運用する場合の注意事項について教えてください。
A25

DeliveryManagerは、32bitアプリケーションであるため、Windows(64bit)環境では、32bit互換モードで動作します。このため、DeliveryManagerによる更新(配布・管理)は、32bit互換モードでアクセス可能なファイル等に限られます。
Windows(64bit)環境では、ファイルシステムリダイレクタの機能により、32bitアプリケーションで %windir%¥System32 ディレクトリにアクセスしようとすると、アクセスが %windir%¥SysWOW64 というディレクトリにリダイレクトされます。このため、32bitアプリケーションからアクセスするとリダイレクトされるディレクトリへは、ファイルを格納することができません。
ファイルシステムリダイレクタについては、MicrosoftのHPをご参照ください。

Q26DeliveryManager+Oracleの構成の場合、Oracleのプロセスが異常停止した際には、DeliveryManagerのプロセスも再起動が必要でしょうか。
A26

DeliveryManagerの再起動も必要です。
Oracleが異常停止した場合は、以下の手順でDeliveryManagerの再起動を行ってください。

  1. Oracle異常停止検出
  2. DeliveryManager停止
  3. Oracle起動
  4. DeliveryManager起動

Q27管理元システム(DMマネージャ)およびクライアントシステム(DMクライアント)が、UNIX(HP-UX、Linux、Solaris)上に導入されている場合、配布したファイルの情報は復元されるでしょうか。
A27

ファイルの所有権(ユーザID、グループID)、パーミッション、タイムスタンプは復元されます。
ただし、所有権は、値をそのまま復元します。
文字コードは復元(変換)しません。

Q28配布した資材のSticky bitは、復元されるでしょうか。
A28

ファイルのSticky bitは、HP-UXでは、復元(維持)されますが、Linuxでは、復元(維持)されません。
Linuxの場合、適用後処理にて、必要なパーミッションを対象ファイルに付加してください。

Q29運用管理システムの操作記録(証跡)を確認する機能はありますか。
A29

運用管理システムの操作者、および操作証跡の記録機能はありません。

Q30配布先システム(DMクライアント)の電源をON/OFFする機能はありますか。
A30

電源をON/OFFする機能はありません。
WebSAM ClientManagerやWebSAM WinShare (Ver6.0以降)と組み合わせて電源を制御してください。

Q31FileTransfer Ver5.4(Linux版)を利用している環境において、IPv6用プロセスは利用しないのですが、IPv6用プロセスを自動起動の対象外とする方法はありますか。
A31

FileTransfer Ver5.4(Linux版)でIPv6版プロセスを使用しない場合には、以下記載のようにIPv6版プロセスをリネームしてください。

リネーム前 :
/opt/SS/FileTransfer/bin/ft_servex
/opt/SS/FileTransfer/bin/ESMftEx

リネーム後 :
/opt/SS/FileTransfer/bin/bk_ft_servex
/opt/SS/FileTransfer/bin/bk_ESMftEx

Q32リビジョン監視の設定値について、推奨値はありますか?
A32

既定値[0(分)]での運用を推奨いたします。
※PP・サポートをご契約中の方は、new windowNECサポートポータルを参照してください。

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