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ユーザ登録による利用制限と集計管理機能
ここでは、MultiWriter 3M570（型番：PR-L3M570）の ART EX の場合を例に設定方法をご説明します。
- ※プリンタによっては、こちらに記載している内容、画面、設定方法が異なる場合があります。
機能概要
あらかじめ登録しておいたユーザー情報を使って、利用できる機能に制限をかける認証機能と、その認証機能を元にして、各機能の利用状況を管理する集計管理機能があります。
ここでは、機械管理者を対象に、認証/集計機能の概要と、使用する場合に必要な設定について説明します。
制限される機能
インターネットサービスへのアクセス
- Webブラウザを使って、プリンタにアクセスするときに、認証画面が表示され、ユーザIDや パスワードなどの入力が必要です。
- プリンタに登録されているユーザまたは機械管理者以外は、インターネットサービスを使用できません。
PCからのプリント
- ジョブの種類によって、プリントが制限されます。
- プリンタドライバを使用した場合、プリンタドライバを使用しない場合で分かれます。
集計機能
- 認証/集計管理機能を利用すると、「プリンター集計管理レポート」が出力されます。
- ユーザ別に、今までプリントした累計ページ数、プリントに使用した用紙の累積枚数が確認できます。
- ※このレポートは、データを初期化した時点からのカウントになります。
設定方法
集計管理の運用の設定
操作パネルの[機械管理者メニュー]より、[システム設定]>[認証/集計の設定]>[本体認証/集計]に設定します。
プリンタへのユーザ情報の登録
プリンタのIPアドレスをWebブラウザに入力して、インターネットサービスを起動します。
画面右上の[ログイン]をクリックします。
機械管理者の[ユーザーID]と[パスワード]を入力し、[ログイン]をクリックします。
画面上部の[認証/集計/権限]をクリックします。
[ユーザーアカウント一覧]>[設定]をクリックします。
[ユーザーの登録｣をクリックし、[ユーザーID]、[パスワード]および[パスワードの再入力]を入力します。
[登録]をクリックします。
権限グループの登録とユーザとの関連付け
- 操作パネルで[本体認証/集計]の設定をすると、インターネットサービスで、権限グループを登録し、ユーザと関連付けることができます。
- 強制印字の一時解除を許可された権限グループを登録し、ユーザとその権限グループを関連付けすることで、そのユーザが強制印字を一時解除する権限を持つことができます。
プリンタドライバのプロパティでの設定(PC側)
[スタート]>[設定]>[デバイス]>[プリンターとスキャナー]をクリックします。
プリンタを選択し、[管理]>[プリンターのプロパティ]をクリックします。
[プリンター構成]タブで、[認証設定]をクリックします。
[認証管理]ダイアログボックスで各項目を設定し、[OK]をクリックします。
プロパティダイアログボックスの[OK]をクリックします。
本機能をサポートしているプリンタについては、「対応機能一覧」をご参照願います。