Japan
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OSSコミュニティ活動
OSS貢献活動
NECは、OSSプロジェクトへのソースコードの貢献に加えて、グローバルおよび国内のさまざまなOSSコミュニティや団体に参画することで、OSSプロジェクトを支援し、オープンソースの普及と発展に貢献しています。
グローバル コミュニティ
コミュニティ/団体 | NECの活動内容 |
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The Linux Foundation | 2000年にHP, Intel, IBM, NECで設立されたOSS/Linuxの採用を促進するOSDL(Open Source Development Labs.)と、Linuxの標準化と国際化対応を推進するFree Standards Groupが合併して誕生した団体です。NECは設立時よりプラチナメンバー、ボードメンバーとして参画しています。また、The Linux Foundation傘下の複数プロジェクトにも参加しています。
プレスリリース「業界の主要企業であるHP、インテル、IBM、NECが結束 Linux向けのオープン・ソースを開発するラボを開設 」(2000年8月31日) |
CNCF (Cloud Native Computing Foundation) |
CNCF は、The Linux Foundation 傘下のプロジェクトで、コンテナ技術の推進を目的とした団体であり、Kubernetes を始めとするクラウドネイティブ領域のOSSの開発が行われている。NEC は Gold メンバーとして参加し、SIG chair や Approver など開発コミュニティでの主要メンバーとして活発に活動しています。 NECがCloud Native Computing Foundationにゴールド メンバーで加盟 - The Linux Foundation |
OpenChain Project |
OpenChain Projectは、The Linux Foundation傘下のプロジェクトで、OSSコンプライアンスの向上・推進活用を行っている団体です。OpenChainが規定したOSSコンプライアンスプログラム「OpenChain spec. 2.1」は ISO/IEC5230:2020 として国際標準に制定されています。 NEC Announces OpenChain ISO 5230 Conformant Program |
Open Invention Network |
OINは、Linuxの革新と発展・普及を図るために、IBM、Novell、Philips、Red Hat、ソニーの五社が出資して2005年11月に設立したLinux関連特許管理会社です。主な活動は、(1)Linuxオペレーティングシステムに関連する重要な特許の購入・維持と、(2)LinuxオペレーティングシステムやLinux関連アプリケーションに対して特許を行使しないことに同意した企業、機関、個人への保有特許の無償提供です。NECは2006年9月にOINに出資してメンバーとして参画しています。 プレスリリース「Linux関連特許管理会社への出資」(2006年9月14日) |
Open Infrastructure Foundation |
Open Infrastructure Foundation (旧OpenStack Foundation) は、OSSのIaaS基盤ソフトウェアであるOpenStackや関連ソフトウェアの活用促進を目的とした団体です。シルバーメンバーとして参加し、複数のプロジェクトにおいて TC (Technical Committee) や コア開発者として活動しています。 プレスリリース「NEC、「OpenStack」のコミュニティに参画」(2011年8月19日) |
FIWARE Foundation |
FIWARE Foundation は、2016年にAtos, Engineering, Orange, Telefonicaにより設立された、複数分野でのスマートアプリケーションの開発が容易になるプラットフォームとオープンで持続可能なエコシステムを開発することを使命とするイニシアチブです。NECは2017年3月にプラチナメンバーとして参画し、ボードメンバー、テクニカル・ステアリング・コミッティ・メンバー、コントリビューターとして活動しています。 プレスリリース「NEC、FIWARE Foundationにプラチナメンバーとして参画」(2017年3月17日) |
北東アジアOSS推進フォーラム |
北東アジアOSS推進フォーラムは、日中韓連携によるOSSの普及推進をしている団体(日本OSS推進フォーラムのグローバル関連WG)です。NECはInnovation Steering Board 日本代表 (日本OSS推進フォーラム 副理事長兼グローバル部会長) として活動しています。 |
国内コミュニティ
コミュニティ/団体 | NECの活動内容 |
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日本OSS推進フォーラム |
日本OSS推進フォーラムは、日本におけるOSSの普及推進をしている団体です。NECは副理事長、理事、技術部会長、グローバル部会長、鳥瞰図WG主査、鳥瞰図WGリーダー、運営委員会メンバーとして参加しています。 |
LPI-Japan (Linux Professional Institute Japan) | LPI-Japanは、OSS/Linux技術者を認定する機関。NECは理事として参加しています。 |
PGECons (PostgreSQL Enterprise Consortium) | PGECons は、エンタープライズ領域へのPostgreSQLの普及を推進する団体です。運営委員会企業として参加しています。 |
コントリビューター
The Linux Foundation, Open Invention Network
関 啓一 (Keiichi Seki)
日本電気 (NEC Corporation)
The Linux Foundation のボードメンバおよび、Open Invention Network (OIN) の技術委員会のメンバを務めています。
Linux カーネル
堀口 直也 (Naoya Horiguchi)
NECソリューションイノベータ (NEC Solution Innovators, Ltd.)
Linux カーネルの開発者として 10 年以上に渡って OSS コミュニティと共に仕事をしています。現在メモリ RAS 機能のサブシステムメンテナを務めており、コミュニティと連携して日常的に Linux カーネルの機能強化やバグ修正を行っています。また、ディストリビューションへのパッチの取り込みを通して NEC のサービス品質の向上に寄与するとともに、社内外での情報共有・講演活動を通して OS・カーネル技術の普及・発展に貢献しています。
萩尾 一仁 (Kazuhito Hagio)
NECソリューションイノベータ (NEC Solution Innovators, Ltd.)
Linux ダンプ解析ツール crash およびダンプ採取ツール makedumpfile のメンテナを務めており、コミュニティと連携して Linux のメモリダンプに関連する機能強化やバグ修正を行っています。また、ディストリビューションへのパッチの取り込みを通して、NEC のサービス品質の向上に貢献しています。
OpenStack
Ghanshyam Mann
NEC Corporation India Pvt. Ltd.
Ghanshyam は現在、OpenInfra/OpenStack コミュニティで複数の役割を果たしています。OpenInfra Foundation の理事会、OpenStack 技術委員会、Nova、Quality Assurance (QA) などの OpenStack プロジェクトのコア開発者を務めており、OpenStack QA プロジェクトの PTL も務めました。さらに、Open Infra ファミリーにより多くの貢献者をもたらし、First Contact SIG、Upstream Institute Trainings、メンターシップなどのさまざまなプログラムを通じてコミュニティへの参加を支援することに情熱を注いでいます。また、RESTful API、QA、クラウド バックアップ、オープンソースコミュニティの構築、オープン ソースなどのさまざまなトピックについて、OpenStack Summit、Open Infra Summit、Open Souce Summit、Open Infra Days、LinuxCon などのさまざまなオープンソースイベントで頻繁に講演を行っています。
元木 顕弘 (Akihiro Motoki)
日本電気 (NEC Corporation)
Kubernetes や OpenStack などのクラウドネイティブ領域の OSS 開発に参画するチームのリーダーを社内で務めるとともに、OpenStack 開発コミュニティーで Neutron や Horizon (GUI) プロジェクトの Core Reviewer として活動しています。以前は、Horizon の PTL (プロジェクトチームリード) や OpenStackClient (CLI) の Core Reviewer も務めていました。2012年10月に日本人初の OpenStack core reviewer になって以降、API/CLI/GUI などユーザーの利便性に関わる領域を中心に OpenStack の開発に幅広く貢献しています。OpenStack を使ったクラウドの立ち上げや運用にも数年間携わった経験もあり、運用者/ユーザーと開発コミュニティーをつなぐ立場か OpenStack 関連の勉強会、Ops workshop 等の運営、講演も行っています。
Kubernetes
毛利 唯子 (Yuiko Mori)
日本電気 (NEC Corporation)
武藤 周 (Shu Muto)
NECソリューションイノベータ (NEC Solution Innovators, Ltd.)
クラウドコンピューティングを支える最も重要な OSS の一つである Kubernetes 、その開発者5万人以上が参加するコミュニティで日本人として初の SIG Chair ( SIG UI Chair ) を務め、Kubernetes Dashboard の開発をリードしています。また、CNCF Ambassador、および CNCF の Japan Chapter である Cloud Native Community Japan の運営メンバを務めています。
稲生 章人 (Akihito Inou)
NECソリューションイノベータ (NEC Solution Innovators, Ltd.)
Kubernetes コミュニティにおいて基盤のライフサイクル マネジメントの領域に参加しています。現在はコントローラ実装に関わる kubebuilder-declarative-pattern の Approver を務めています。また、社内外問わず日本のコントリビューターを増やすための活動として Kubernetes Upstream Training の講師を務めています。
解 紫圯(XIE ZIYI)
NECソリューションイノベータ (NEC Solution Innovators, Ltd.)
CNCF の Japan Chapter である Cloud Native Community Japan の運営メンバ、および Kubernetes Upstream Training の講師を務めています。Kubernetes コミュニティにおいては、ストレージ領域の開発 (SIG-Storage)、また Kubernetes 公式ドキュメントの更新や翻訳作業 (SIG-Docs)に参加しています。
OpenChain Project
米嶋 大志 (Taishi Yoneshima)
日本電気 (NEC Corporation)
OSS コンプライアンスの向上を目的とする団体「OpenChain Project」の国内コミュニティ OpenChain Japan WG のコアメンバーとして活動しています。OSS コンプライアンス意識の普及には OSS ライセンスなど OSS に関連した正しい知識と背景理解が必要であり、日本企業が取り組む必要がある課題を解決するための活動を継続しています。また、日本OSS推進フォーラム鳥瞰図WGのリーダとして、OSS鳥瞰図を作成する活動も行っています。
FIWARE
望月 康則 (Yasunori Mochizuki)
日本電気 (NEC Corporation)
FIWARE Foundation のボード議長 (BoD Chair) を務めています。BoD メンバの役割は、会員 (企業、個人) に対する Foundation の価値向上施策と FIWARE エコシステムの拡大施策の検討と実行で、スマートシティや Data Spaces 関係の有力団体との戦略的提携や各国での政策連携強化などに注力しています。また、コミュニティ イベントや他団体主催の様々な登壇機会を通じて、グローバルでの FIWARE 活用事例や技術的取り組みを発信・共有しています。
Martin Bauer
NEC Laboratories Europe GmbH
Dr. Martin Bauer は、ドイツのハイデルベルクにある NEC Laboratories Europe (NLE) のデータ エコシステムおよび標準化グループの上級標準化エンジニアです。欧州の IoT プロジェクトに取り組んでおり、標準化活動、特に ETSI ISG CIM での NGSI-LD の標準化、そして最近では Gaia-X フェデレーションの安全なデータ インフラストラクチャに積極的に取り組んでいます。FIWARE Foundation の個人メンバであり、現在、Technical Steering Committee のメンバ (NEC Representative) を務めています。Scorpio NGSI-LD Broker の NEC の開発チームをサポートし、NGSI-LD 標準化への橋渡しをしています。
Flavio Cirillo
NEC Laboratories Europe GmbH
Dr. Flavio Cirillo は、ドイツのハイデルベルクにある NEC Laboratories Europe (NLE) の上級研究員です。彼は、ほぼ 10 年間、最初の FIWARE Context Broker (IoT Broker GE および IoT Discovery GE) の開発者およびメインメンテナーとして FIWARE に携わってきました。彼は、FogFlow、Scorpio、および、Orion に基づく多くのアプリケーションを開発しました。また、FogFlow プロジェクトのメインメンテナーであり、FIWARE Technical Steering Committee (Processing and Visualization chapter) のメンバを務めています。彼の研究テーマには、IoT に適用される AI/ML と、クラウドエッジ、フェデレーション、およびデータ使用制御の側面に焦点を当てた IoT 分析プラットフォームが含まれます。
Pooja Pathak
NEC Corporation India Pvt. Ltd.
FIWARE Technical Steering Committee のメンバ (Core Data Connectors) を務め、QuantumLeap コミュニティのコラボレーターです。QuantumLeap コミュニティの開発者およびレビュー担当者であり、コミュニティでの機能強化やバグを解決します。QuantumLeap に対する NECインドの貢献の管理と計画。
Nisha Rani
NEC Corporation India Pvt. Ltd.
FIWARE Technical Steering Committee のメンバで、Publication and Monetization / Data Publication and Trading chapter を担当しています。CKAN extensions コミュニティの開発者で、CKAN extensions の機能強化とバグ解決に取り組んでいます。また、NEC India の CKAN extensions への貢献を計画および管理しています。