NECの強み

Linuxへの取り組み

NECのLinux事業

NECは、HWもSWもSIも提供する、IT総合ベンダです。HWもOSも主要な基盤MWも、全て国内で一体的に開発。
Linuxについても、システムトータルな観点でお客様にソリューションを提供することができます。

NECがサポート提供するLinuxでは、OSとハードウェアで入念な組み合わせ評価を実施済みです。予期せぬ障害の発生を極力低減します。
またハードウェアとの問題切り分け支援も含め、障害原因を調査し、回避策・対応策をご提案します。

国内トップクラスのLinuxサーバシェア

Linuxをエンタープライズ領域へ本格適用する取り組みをいち早く推進し、国内・Linuxサーバ出荷高は、トップクラスのシェアを堅持。
Linuxサポートでは、事例・ノウハウの蓄積が最も重要です。NECでは、豊富なサポート実績とナレッジ・ノウハウを有効活用し、お客様に安心のLinuxサポート環境を提供します。

Linuxサーバ出荷金額の円グラフ、全体2017年1,206億円に対しNEC14.3%。Linuxサーバ出荷台数の円グラフ全体2017年166,483台に対しNEC11.7%となっています。

NECのLinux技術力

NECは、LinuxOSの中核機能の開発に取り組み、エンタープライズ分野の機能強化に大きく貢献。
今後も、継続的にコミュニティ、レッドハットを通じて、Linuxの機能強化に取り組みます。

NECのLinux開発実績

基幹システム対応OS:カーネル3.0

  • スケーラビリティ改善
  • セキュリティ機能強化
  • サポートプロトコル増強
  • POSIX準拠
  • プロセッササポート充実

コミュニティ協業

  • Ext3ファイルシステムの最大サイズ拡大 → Linux conference Award受賞
  • 新クラッシュダンプ機能kdump強化
  • リソース管理機能(cgroup)の開発
  • ファイルシステム(ext4)の開発

レッドハット社との協業

NECとレッドハットは、Linux創成期(1999年)より、協業スタート。

国内初の、Red Hat Test System(RHTS) Partner Labを設置

Red Hat Test System (RHTS)における開発は、NECが国内初。これからも良好な関係を維持し、「Red Hat Enterprise Linux」を共同で開発します。
Red Hat Enterprise Linuxは国内で80%以上のシェアを持つエンタープライズ用サーバOSです。世界で28の証券取引所システムに採用されており、その信頼性と安定性は既に実証済みです。

RedhatはNEC。・米国レッドハット社とNECを直接ネットワークで結び、共同評価・開発(RHTS)・NECのLinux技術者がUS Red Hatに常駐、共同開発、NEC製HW評価、トラブル対応

“Partner of the Year” 受賞

NECでは、Red Hat Enterprise LinuxのOEMビジネスを基盤として、レッドハット社の各種ソリューションをプライベートクラウドおよびパブリッククラウドビジネスへと拡大・展開。
レッドハット社のビジネスに大きく貢献したとして、「Red Hat Japan Partner Awards 2019」の表彰を受けました。
NECは、”Red Hat Hybrid Cloud Infrastructure Partner of the Year”および”Red Hat Japan Engineer Growth of the Year”(3年連続)を受賞しています。