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スイッチング電源チェック機能 【オプション】
スイッチング電源チェック機能とは?
電子機器の小型省電力化が進むにつれ、電源モジュールから発生する電源系ノイズ対策の必要性が高まっています。
スイッチング電源チェック機能は、電流ループ経路、ノイズの拡散、スナバ回路、フィードバック信号など、スイッチング電源のレイアウト設計における9つのデザインルールを搭載しています。
本機能には、
- スイッチング電源設計におけるノウハウ・事例を基に有効性を検証した9つのデザインルールを搭載
- FETのON/OFFによる電流ループ経路を可視化することで、最短経路を視覚的に確認することが可能
- チェック結果のデザインレポートを自動作成。設計エビデンス、デザインレビューシートとして利用可能
- ※オプション機能です。
DEMITASNX エキスパート版では標準実装しています。本機能単体でもご提供します。


スイッチング電源チェック機能のチェック項目
電流ループ経路
- 1:電流ループ層チェック
- 2:電流ループ経路長チェック
- 3:電流ループリファレンスチェック
ノイズの拡散
- 4:電流ループGND面積チェック
- 5:電流ループ間干渉チェック
- 6:フィルタチェック
スナバ回路
- 7:スナバ回路有無チェック
フィードバック信号
- 8:FB信号と電流ループの干渉チェック
- 9:FB信号とインダクタの干渉チェック
デザインルールの例
電流ループ経路チェック群
電流ループが多層に渡ると、ヴィアのL成分の影響等によりノイズ増加・拡散の危険性が高まります。また、電流ループはできるだけ短くすることが重要です。
本チェック群では、電流ループが同一層のみで形成されているか、電流ループ経路が長過ぎないか、電流ループのリファレンスGNDが確保されているかをチェックします。
- 例:電流ループ層チェック
電流ループが1層のみで形成されていることをチェック


ノイズ拡散防止チェック群
電流ループからノイズを拡散させないために、フィルタ部品が正しく接続されているか、電流ループ同士が干渉していないか、電流ループを構成するGNDプレーンが大き過ぎないかをチェックします。
- 例:電流ループ間干渉チェック
複数のDC-DCコンバータが1つの基板に混在する場合、電流ループ同士の重なりをチェック


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