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高輝度レーザー光源液晶プロジェクター/
メディアプレーヤー 導入事例大阪ラセン管工業株式会社 様
新社屋のエントランスに、広い壁面を活かしたショールームをオープン。
高輝度レーザー光源液晶プロジェクターを設置し、高画質な映像でPRできる空間に。
- 業種:
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- 製造・プロセス
- 業務:
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- 設計・開発・製造
- 製品:
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- デジタルサイネージ
- 周辺機器
導入の映像デバイス
- 高輝度レーザー光源液晶プロジェクター
NP-PA1004UL-BJL ×3台
NP40ZL(オプションレンズ) × 3セット - メディアプレーヤー
MP-03 ×2台
事例のポイント
課題背景
- 新社屋の一階を、ショールームとしてオープンするうえで、簡単で使いやすい映像システムを導入したい。
- 動画ならではの豊富な情報量とインパクトのある高い映像クオリティで、来場されるお客様へ製品力の訴求をしたい。
成果
プロジェクター2台を使って映像をブレンディングすることで、巨大な横長スクリーンに高画質の映像を投写。
日常的なメンテナンスが不要なため、運用に関わる業務の負担がない。
映像再生を行うメディアプレーヤーの操作も直感的に行える。
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事例の詳細
導入の背景や課題
動画を活用して、会社と製品について伝えたい
大阪ラセン管工業株式会社(以下、大阪ラセン管工業)は、フレキシブルチューブの老舗メーカーです。
1912年の創業から 100年以上にわたり、さまざまな配管に使われるフレキシブルチューブを製造してきました。「フレキシブルチューブは様々なところで使われています。身近なところでは家庭のキッチンの水道管やガス管、そしてロケットやスーパーコンピューターにも使用されています。キッチンから宇宙まで、ですね」(小泉氏)
大阪市西淀川区にある本社と工場で製造を行っています。建物の老朽化に伴って社屋の建て替えを計画していたところ、2019年の台風被害で 80年近く会社を支えてきた工場建屋が損壊。本社と工場の建て替えが一気に進められることになりました。 「台風災害を経験して、いつ来るかわからない地震や津波などのことも考えて、本社では、大切なものは二階より上に、と決めました。そして同時に一階の活用方法を検討していたところ、他社を訪問しても、製品や技術のショールームがあるところも多いので、一階のエントランスにショールームを設置することにしました」(小泉氏)
メーカーである大阪ラセン管工業では、訪問するお客様の目的は製品をよく知ることです。どんな製品があるのか、どのようなものが作れるのか、それらを分かりやすく伝える方法として、動画を活用したいと考えた理由に、小泉氏は「情報量」の多さを挙げます。「写真や文章と比べて動画は非常に情報量が多いので、伝えられることがとても多いと考えています。Webサイトや展示会にも、積極的に動画を活用しています。」(小泉氏)
そこで、動画の活用を前提とした、ショールームの設計がスタートしました。2021年の1月からプロジェクトがスタート。機器の選定から設置方法など、デザイナーも含めて検討が進められ、2021年10月にプロジェクターの設置が完了しました。
選択のポイント
2台のプロジェクターを使って映像をブレンディングし、横幅5メートル超の映像投写を可能に
映像を流すと言っても、さまざまな方法があります。大阪ラセン管工業でも、液晶ディスプレイを使うのか、プロジェクターにするのか、映像の解像度や明るさ、運用方法などの違いも含めて検討し、最終的にプロジェクターを使うことに決定しました。
「横長の映像をどう表示するかが課題でした。創業からの長い歴史を物語る、年表のコンテンツを出したかったので、横幅が5メートルを超える壁面を利用して、スクリーンとすることにしました。ディスプレイを複数並べることも考えましたが、ベゼル(額縁)が気になりました。プロジェクターなら可能になるのかを検討したところ、ブレンディングという方法で2つの映像を繋いで表示できる提案をもらい、プロジェクターを選択しました」(寺川氏)
プロジェクターに決まったことで、ショールームの設計も変更。プロジェクター本体を天井から吊り下げ、スクリーンはショールームの壁を使用することになりました。スクリーン以外の部分は黒を基調とし、美術館を思わせるような空間に映像が映えるショールームが完成しました。2か所の壁面は、非常に巨大な横長のスクリーンとなりました。選択されたプロジェクターは、高輝度レーザー液晶プロジェクターのNP-PA1004UL-BJLでした。
計3台が天井に設置され、1台は単体で3.2メートル幅のスクリーンに投写。5.3メートル幅のスクリーンには、プロジェクター2台を並べて設置し、4K映像がベースになっている2つの映像をブレンディングして繋ぐことで、1つの横長の映像コンテンツとして表示させることが可能になりました。
「最初は映像の位置合わせなど、導入時に調整方法のレクチャーをしてもらいながら調整していただきました。今は朝、スイッチを入れるだけで映像再生できるので、とても運用がしやすいです。建物の壁を利用しているため、季節の温度変化でごくわずかながらスクリーンが膨張したり収縮したりすることがあり、その際は調整が必要になりますが、調整は数分程度でできるので自分たちで行っています」(寺川氏)
映像再生には、メディアプレーヤーMP-03を使用。プロジェクターをはじめ、運用のしやすさなども高く評価されています。
導入後の成果
シャープでクールな空間と映像で、訪問客へのPR効果に期待
導入後の映像を見たとき、「きれいで感動した」と小泉氏は話します。
「ブレンディングという方法で2つの映像を繋いでいますが、とてもうまく調整していただいたおかげで、1つの映像として全く違和感がありません。映像は動きが表現できるので迫力もあり、110年の歴史を表現するのにぴったりだったと感じています」(小泉氏)
社員の方々もショールームに来て、自分たちが開発や製造に関わった製品のコンテンツなどを嬉しそうに見ているそうです。その様子を見るのも嬉しいと小泉氏は語ります。
また、ショールームで映像を見たお客様からは、巨大なディスプレイを使用していると思われることも多いとのことです。
「映像がとても明るくてきれいなので、LEDや液晶ディスプレイを使っているのかと質問をいただくお客様も少なくないです」(寺川氏)
現在、大阪ラセン管工業では工場建屋の建設中ですが、完成後はエントランスからガラス張りのショールームへと動線ができることで、訪問客にとってショールームがよりインパクトのある空間になると期待されています。
「エントランスからガラス張りの壁を通して、映像がよく見えて、目を引かれ、気持ちも惹かれると思います。技術力や製品を見ていただきながら説明することもできますし、今後ますますコンテンツも充実させていきたいですね」(小泉氏)
お客様プロフィール
大阪ラセン管工業株式会社 様
所在地 | 大阪府大阪市西淀川区姫里 3-12-33 |
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事業概要 | 1912年創業。 日本初のフレキシブルチューブ・ベローズの専門メーカーとして、幅広い分野に亘る製品を設計、製造している。 |
URL | https://www.ork.co.jp/ |
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