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80型大画面液晶ディスプレイ
/高輝度レーザープロジェクター 導入事例開智中学校・高等学校 様


学内デジタルサイネージで、学内の情報を生徒や保護者に発信。
ホールに設置した高輝度レーザープロジェクターは、学園祭や卒業式に活用。
- 業種:
-
- 文教・科学
- 製品:
-
- デジタルサイネージ
- 周辺機器
導入の映像デバイス
- 80型大画面液晶ディスプレイ MultiSync® LCD-P801 × 3台
- マルチメディアプレイヤー MP-0123H × 3台
- ViewLight® NP-PX1004UL-BKJD × 1台
- ViewLight® NP-P525ULJL × 2台


事例のポイント
課題背景
- クラブ活動の成果や学内の行事の様子など、さまざまな情報を、学生や保護者など、学内に向けて発信したい。
- 学習発表会や入学式、卒業式などの行事で活用できる、明るく、かつ動作音の静かなプロジェクターを常時設置したい。
成果
サイネージの活用で学内が活性化
学内サイネージの設置により、生徒自身による映像の制作や、また上映した映像を見て部活動に参加する生徒が増えるなど、学内が活性化。
行事における保護者の満足度も向上
学園祭や卒入学等の学校行事で、ホールに設置したプロジェクターを活用。生徒の柔軟な発想で様々な発表が行われるようになった。また、行事における保護者の満足度も向上。
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事例の詳細
導入前の背景や課題
学内向けの情報発信を目的とした学内サイネージと、
ホールで活用できるプロジェクターを常時設置したい
和歌山県にある開智中学校・高等学校は、仏教の教えである「四恩報答」を校訓として、確かな学力と品位・品格を備えた人を育てる教育目標を掲げています。
「四恩報答とは、人が受ける四つの恩(父母・衆生(しゅじょう)・国土・三宝の恩)のことです。ひとことで言うと、感謝の気持ちを大切にする、ということが、教育の根底にあります。」(土井秀和氏)
「新しいことにチャレンジする機運が盛んな学校」(土井氏)との言葉どおり、学校では教育現場の先生が主体となって、さまざまな取り組みが行われています。ICT(Informationand Communication Technology)の活用もそのひとつです。
「例えば、授業のなかでプロジェクターを活用しています。最初は先生方がそれぞれの教え方のなかで使い始めましたが、今ではすべての教室にプロジェクターを常時設置し、いつでも利用できるようにしています。」(小笠原英人氏)

法人副本部長
土井秀和 氏
そうしたなか、ひとつの構想として考えられてきたのが、学校に関する情報発信でした。
「地元に愛される学校にしたいという考えから、最初は地域に向けた情報発信を検討していました。しかし、本校を志望する学生の中には、兄弟が開智の在校生であったり、また、近所に在校生がいてそこから学校の話を聞いて、というケースも非常に多く、いわゆる口コミのような形で学校の評判が伝わっていると感じていました。そこで、外に向けるのではなく、在校生やその保護者に向けた情報発信の方法はないかと考え、学内サイネージの検討を始めました。」(小笠原氏)
加えて、ホールに設置しているプロジェクターについても、静音性と明るさが課題となっていました。
「ホールのプロジェクターは、学校行事のほか、入試などの説明会でも使用します。プロジェクターの近くの席では、ファンの音が気になっていました。またプロジェクターの明るさが十分でないと、ホールを暗くする必要があります。暗くすれば投写した内容はクリアに見えるようになりますが、学校全体のイメージが暗くなってしまいます。そのため、できるだけ会場の灯りを落とさずに使える、明るいプロジェクターの新規導入を検討していました。」(小笠原氏)

小笠原英人 氏
選択のポイント
設置場所に合わせ見やすい80型の大型液晶ディスプレイと、1万ルーメンのプロジェクターを選択

そこで開智中学校・高等学校では、学内の3箇所に大型液晶ディスプレイを設置。設置場所に合わせて見やすさを検討した結果、80型のLCD-P801を選択しました。
「大阪のイノベーションワールド(ショールーム。現NEC Future Creation Hub KANSAI)で実機を見て決めました。先に設置場所が決まっていたので、そこに入れたときの見やすさを考えました。NECからも提案をいただき、ちょうどいいサイズということで80型を選びました。」(土井氏)
コンテンツの再生には、メディアプレーヤー MP-0123Hを使用しています。
ホールのプロジェクターには、明るさと静音性を兼ね備えたNP-PX1004UL-BKJDが選ばれました。1万ルーメンと非常に明るいこと、またフィルターレスで高い静音性が決め手となりました。
また、多くの人が出入りするホールに設置することから、密閉冷却構造により防塵性が高いことも評価されました。NP-PX1004UL-BKJDをメインのプロジェクターとして中央に設置し、さらに左右のスクリーン用として、より静音性の高いNP-P525ULJLが二台設置されています。






導入後の成果
生徒自身による自主的な映像制作が活発に。部活動への参加が増える効果も。
行事での活用は保護者にも好評

新しく設置した学内サイネージでは、行事や部活の様子をムービーにして流すなど、学内で積極的に活用されています。
「学校が制作するコンテンツもありますが、生徒会や部活動など、生徒が主体となってコンテンツを制作しています。マネージャーが部活動の写真を撮影し、PowerPointでスライドを作って動画にしたりしています。また、制作したコンテンツが評価され、放送部が全国大会に出たりもしています、コンテンツ制作のなかで、さまざまな工夫を重ねた成果だと思います。」(小笠原氏)
意外な効果として、部活動に参加する生徒が増えたと、土井氏は話します。「部員が少なかった部が、部活の内容を紹介する動画を作って流したところ、入部者が増えたところがいくつもありました。学内全体の活動がより活発になり、映像が伝える力を感じました。」(土井氏)
生徒自身が工夫して作ったものを発表する場として、学内サイネージがすっかり定着しています。
また、ホールに設置したプロジェクターも、各行事で活用されています。学園祭では、それまで模造紙等で制作していたステージ発表の背景を、映像として投写することで場面転換などを表現。入学式では壇上にカメラを設置し、新入生の様子をプロジェクターからスクリーンに投写、保護者からも好評を得ています。
さらに、卒業式では生徒が制作した思い出のムービーがサプライズで上映されて、「これには胸が熱くなりました」と小笠原氏は話します。
学内サイネージやホールへのプロジェクター設置によって、情報共有以上に、生徒自身の変化や成長を感じていると、小笠原氏は言います。
「子供たちには、私たちが思う以上のアイデアや、それを形にする力があるなと思いました。環境さえあればどんどん活用してくれるので、発表の場として学内サイネージを設置したのはとてもよかったと思います。これからも新しいことをやってくれるのではないかと、期待しています。」(小笠原氏)



お客様プロフィール
開智中学校・高等学校 様
所在地 | 和歌山県和歌山市直川113番地の2 |
---|---|
概要 | 平成5年開校の共学校。「心豊かにたくましく生き、時代の要請に対応し、社会に貢献し得る人間の育成に努める。」を教育方針として、学校教育を行っている。 |
URL | ![]() |

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