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NECワーキングマザーサミット レポート

NECワーキングマザーサミット開催報告 集合写真
登壇者、進行役、スタッフで集合写真
開催日 2018年1月27日(土)
開催場所 豊島区生活産業プラザ
参加人数 102名

2017年度の活動報告

2017年度の「NECワーキングマザーサロン」は、6月から12月までの6か月間、9都道府県38市区で85回開催し、延べ525名が参加されました。
イベント「NECワーキングマザーサミット」は、サロンで寄せられたリアルな声や浮き彫りになった課題をテーマに毎年開催しています。第9回目を迎えた今回は、「母となってはたらく~みんなの復職のかたち」をテーマに、これから初めての職場復帰を迎える方を主な対象として開催し、61名が参加されました。

第1部:パネルディスカッション ~みんなの復職のかたちを知ろう

写真:パネルディスカッションの様子

第1部は、母となり復職し、さまざまな働き方をしている、“ごく普通の” 女性たちに登壇いただき、どのように復職の壁を乗り越え、どのように子育てをしながら働いているのか、お話を伺いました。

 パネリストは決してスーパーウーマンではなく、同じような悩みや不安を持ちながら働く、等身大の母たちです。

3度の復職を経験し、その都度、試行錯誤を続けてきて、今やっと自分の希望する状況を実現しつつあるというパネリストのひとりは、1、2回目の復職時の葛藤と、パートナーや職場の人とのコミュニケーションの変化について話してくださいました。 また、今も葛藤中というリアルな声や、育休中にNECワーキングマザーサロンの活動に参画したことで、コミュニケーションの考え方や取り組み方が変化したという声も聞かれました。

第2部:シェアリング ~わたしの「母となってはたらく」を考えよう

写真:シェアリングをする様子

第2部は、サロンでも行っているワークを使って、「私」の「母となって/父となって はたらく」を考える時間です。第1部でさまざまなお話を聞いて何かしら動き始めた自分のおもいを、すかさず言語化していきます。
サロンと同じように、まずは、手を動かしながら自分のおもいに目を向け、続いて2人組になって話す・聴くというワークを交代して行い、その後7~8人のグループに分かれての対話を行いました。第2部全体の進行と、各グループの進行を担うのは、今年度のNECワーキングマザーサロン進行役の13名です。

第3部:活動紹介 ~「母となってはたらく」を語り合う場、支えあう人たち

写真:活動紹介をする様子

第3部は、「母となってはたらく」を語りあう場をつくる活動「NECワーキングマザーサロン・プロジェクト」についての紹介です。
この取り組みにはどんな意図があるのか、そしてどんな影響を与えてきたのか。「話す・聞く」ということが私たちにもたらす力や、この場をつくる人たちに起きていることなどを、プレゼンターの山岸祐子さん(2017年度プロジェクトメンバー)をはじめ、サロンの進行役(田坂あす香さん、田辺知子さん)、認定NPO法人マドレボニータ代表の吉岡マコさんなど、この活動に関わる様々な立場の人からお話を伺いました。
また、本プログラムの主管部門であるNECコーポレートコミュニケーション部サステナビリティ推進室の池田から、NECがなぜこの活動を行っているか、その意義についてお伝えしました。

会場は熱気にあふれ、あっという間に3時間が経ちました。今回は、これから復職する方が多く参加してくださり、またNECワーキングマザーサロンやマドレボニータのことを初めて知った方も少なからずいらっしゃいました。産後に限らず、環境が大きく変化するなかでこそ、自分のおもいにじっくり向きあうことは、仕事や周りの人との関係に向きあうことの大切な土台となるのではないでしょうか。

イベント全体を通じて、このような感想が寄せられています。

  • 登壇者が率直に自分の思いを語っていたことで、会場全体がオープンな空気になっていたと思います。
  • 最初は長いと感じた3時間が、あっという間と感じるほど充実した時間でした。今後サロンに参加する機会があれば、ぜひ参加したいと思います。
  • 誰もが不安やモヤモヤを抱えている事を知りました。私もその一人でしたが、復職に対する不安が消えて前向きに行こうと思っています。
  • 他の人の話しをきき、自分の話しをして、刺激を受け心も整理できました。

2018年度も6月から各地でサロンが開催されます。不安やモヤモヤが生まれてきたら、ぜひサロンに来てみてください。

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