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バックアップの「基本」から「最新技術」早分かりガイド
今更聞けない、バックアップの基本から最新技術を利用したバックアップ方法までをご紹介致します。
なぜ業務システムのバックアップが必要なのでしょうか?
- 人的ミス (削除誤り、更新誤り、ファイル取り違い、スペルミス、勘違い、…)
- ハードウエア障害 (物理的障害、経年劣化、不具合、…)
- ソフトウエア障害 (バグ、他ソフトとの競合・相性、…)
- ウイルス感染
- 災害 (停電、火災、盗難、地震、結露、熱暴走、…)
- 犯罪 (不正侵入、改ざん行為、…)
- その他
企業の競争力強化のために "データ活用"
個人データの安全管理措置の法的義務
コンプライアンス対策としてもバックアップは重要
e-文書法や2008年から施行されている日本版SOX法など、企業データに関わる法整備が進んでおり、データの保護を確実なものにすることが挙げられています。
企業におけるデータのバックアップへの考え方が、コンプライアンスや法令遵守の取り組みの中で重要になっています。
ダウンタイムや業務の後戻りを最小限にするためのキーポイント“アイテム単位の復旧”
“スナップショット”ではバックアップはできていない
バックアップ・データの保存先は「テープ」?「ディスク」?
バックアップ・データの保存先がディスクの場合とテープの場合で、リスク回避に向き/不向きがあります。
○:向いている ×:不向き
現象(データ損失リスク) | データ保存先がディスク | データ保存先がテープ |
バックアップ対象マシンのデータ損失 | ○ | ○ |
ソフトウェア障害 | × | ○ |
ウィルス感染 | × | ○ |
人的ミス(ファイル等操作) | × | ○ |
マシン室、サイトの災害(火災・地震など) | × | ○ |
いまさら聞けない!基本的なバックアップ種類「フル」「増分」「差分」
フルバックアップ

- メリット
- データの保存期間の設定が容易
- デメリット
- すべてのファイルをバックアップするので時間がかかる
- 世代管理を行うと、保存のために必要な空き容量も大きくなる
増分バックアップ

- メリット
- バックアップ時間が短い
- 世代管理を行う際、保存のために必要な空き容量を少なくすることができる
- デメリット
- フルバックアップと比較して、データ復旧に時間を要する
差分バックアップ

- メリット
- フルバックアップと最新の差分バックアップのみで、すべてのファイルを復旧できる
- デメリット
- バックアップ時間が次第に長くなる
- 増分バックアップと比べると、保存のために必要な空き容量が多く必要
バックアップ時間短縮、コスト削減など、利点の多い重複排除バックアップ
従来のバックアップで、これらが問題となっている場合は、重複排除バックアップを検討します。
- ※バックアップソフトウェア製品によって仕様差異があり、享受できるメリットの程度・範囲は異なります。
NetBackup の重複排除バックアップ(アクセラレータ有効)
仮想マシンのバックアップ
仮想マシン上のファイルバックアップ

仮想化サーバ(VMware/Hyper-V)と連携した仮想マシンのバックアップ

- ※図はVMwareでの例です。
- ※バックアップソフトウェア製品によって仕様差異があり、実現の程度・範囲が異なります。
企業の事業継続や災害対策
ランサムウェア対策としてのバックアップ
※出典:

最新のこのような被害状況より、バックアップサーバへ不正侵入されること、また、バックアップツールを不正操作されてしまうことを前提としてランサムウェア対策のバックアップを検討する必要が出てきています。
- WORMストレージへの保管(改ざんを防止)
- テープ媒体をオフサイトで保管(物理的に切り離した保管)
- Amazon S3 へ保管(オブジェクトロック機能の利用必須)
ランサムウェア対策と日常のバックアップの両立が重要
バックアップシステムは、最新のランサムウェア攻撃の特長や被害範囲までが考慮されたバックアップシステムが求められています。
“ランサムウェア観点でのバックアップ対策” だけではなく、システム運用で本来の目的であるデータ復旧リスエストに対応するために “日常のバックアップを実施する” ことが 必須で、この2つを両立させることが求められます。
データ保護の基本ポリシーとなる「3-2-1ルール」
クラウドストレージやテープへ直接バックアップする方法は、バックアップやリストアに時間がかかってしまい、日々のバックアップウインドウやデータ復旧時間の要件(RTO)を満たすことも難しくなりがちです。そのため、一次バックアップはシステム内に保管し、二次バックアップとして、クラウドストレージやテープへ保管するバックアップ方法が 適しています。これを実現するバックアップシステム構成は「3-2-1ルール」と呼ばれている構成です。
「3-2-1ルール」は、アメリカの国土安全保障省が公表したガイドラインに記載されている、データ保護の基本ポリシーのことです。
この基本ポリシーでは、保護したいデータを3箇所に持っておくこと、2つの異なる形態のデバイスに保存すること、1つのオフサイトに保存することを推奨しています。