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データ分析を強化するバックアップデータの活用
自由な場所・時点のデータを提供
本番業務に影響を与えないデータ分析
多くの企業において、データ分析により有益な情報や知見を得ることで、ビジネスの加速、業務の効率化などを推進しています。企業経営やビジネス活動において、データ分析は非常に重要な取り組みです。本番環境に影響を与えず、いつでも分析業務ができ、場所や時点に制限を受けず自由にデータを取り扱えることで、データ分析を強化できます。
本番業務に影響を与えないデータ分析
データを分析するには、本番業務のシステムからデータ分析基盤へ、データを転送する必要があります。 データ転送は、本番業務システムへの影響を避けるために夜間バッチなどで処理されます。一方、本番システムのデータのバックアップ業務も、業務時間外となる夜間に処理しています。 データ転送とバックアップ取得の両方の処理が、業務時間外にスケジュールされることになり、時間的に余裕のない運用となります。
本番データの取得をバックアップデータから抽出し、データ分析基盤へ提供することで、データ転送による本番環境へのアクセス(夜間バッチ)を発生させず、本番データの取得・分析ができます。 これにより、データ分析のための本番データの準備を、自由なタイミングで行えるようになります。 データ分析基盤からは、本番環境と同じデータ形式で直接バックアップデータにアクセスが可能で、データを復旧する必要はありません。
- データ転送による本番環境へのアクセスが発生せず、本番データを取得/利用
- 夜間処理はバックアップ業務へ割り当て、本番データは任意のタイミングで取得/利用が可能に
- 本番データ形式にて、バックアップデータへ直接アクセス可能(データ復元不要)
複数システム/遠隔地データの収集
複数システム/複数遠隔地に分散されているデータを分析基盤サイトへ集約
バックアップ業務(災害対策)も合わせて実現可能
複数のシステムや遠隔地の拠点にデータがあるケースでは、それら分散されているデータを、分析業務を行う拠点/システムへ転送し、収集する必要があります。 様々な運用を行っている複数システム/拠点の本番システムからデータを抽出してくる必要があり、本番業務に影響を与えないようにデータ転送を検討しなければなりません。
バックアップデータをデータ分析に利用することで、複数システム/遠隔地拠点からの本番データを自動的に転送・収集できるようになります。また、過去のデータが必要な場合も本番システムにアクセスは不要で、世代管理されているバックアップデータから必要な期間のデータを分析基盤へ提供することができます。
バックアップデータは世代管理されており、重複排除技術によってストレージ容量を節約しつつ、必要期間分のデータを利用できます。また、収集したデータは拠点とは地理的に離れた場所に集約できるため、データの災害対策も実現可能です。
- 拠点/システムに分散したデータを収集
- データ分析を実施する本部や特定拠点で、本番システムに影響しないデータの収集/活用を実現
- 世代管理により必要期間のデータをすぐに利用可能
過去時点のデータを分析
システムに影響与えず、バックアップデータから過去データへさかのぼり、データ分析
バックアップデータを利用すると、過去のデータを分析することが容易になります。 過去のデータを本番システムから再取得しようとすると、本番環境に負荷がかかったり、データ収集に長時間かかることも考えられます。バックアップでは、世代管理によって過去のデータを保持しているので、任意の時点のデータを分析基盤へ提供することができます。 また、分析対象の範囲を広げたり、分析のテストを行うケース等、試行錯誤を行う場合においても、本番環境に影響を与えることなくバックアップデータから任意の時点のデータを用意できます。
- 当初、分析予定なく収集していなかったデータを、後から過去にさかのぼって分析
- 売上情報の分析、マシン利用実績など、分析する拠点を後から増やして分析結果を得られる
分析対象に該当する・可能性あるデータの一覧出力
バックアップから社内にあるファイル、データベースの一覧を出力可能
分析可能なデータ所在を把握、分析へ利用
バックアップデータ情報が保存されているファイルやデータベースを検索したり、一覧で確認することができます。複数システム/拠点の任意の範囲から、分析対象としたいファイルやデータベースがどの場所にあるか、いつ時点のデータがあるかを把握することができます。分析業務の担当者は、分析対象とするデータの所在を一元的に把握することができ、広範囲のデータ所有者に確認して回るような、手間のかかる作業から解放されます。
- 複数システム/拠点の全体にわたり、何のファイル/データベースが何処にあるのか、いつ時点のデータか把握
- データ分析をすぐに試すことが可能
構成イメージ
自由な場所・時点のデータを提供、本番業務に影響を与えないデータ分析を、バックアップソフト+BIツールで実現
本番環境のデータは、バックアップソフトによって取得し、データの可視化・分析を行う製品(Dr.Sum製品等)へ、データを提供します。データを加工・統合するような製品へ提供することも可能です。
本番環境のデータに直接アクセスするのではなく、バックアップデータにアクセスすることで、本番業務に影響させずに、データ分析が行えます。