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WebSAM SystemManager G - 12.1、12の強化ポイント

12.1の強化ポイント(2022年11月4日出荷)

検知

ミドルウェア監視機能の強化
  • Oracle、SQLServer、WebOTX、Apache HTTP Server、Apache Tomcat、Java 、IISの性能監視が可能です。標準機能ではミドルウェアのプロセス死活状態やログを監視することができますが、ミドルウェア監視機能を追加することで、ミドルウェア固有の性能情報をリアルタイムでモニタリングして異常を検知したり、キャパシティ管理のための統計データを集計できます。

ミドルウェア監視機能の強化イメージ

  • Oracle Database、SQL Server 監視にユーザが作成したSQLの結果を監視する機能を追加しました。自由度の高い、ユーザ固有の監視を行うことが可能です。

 

クラウドサービス監視(Microsoft Azure)機能の強化
  • Azure Monitor, Azure Service Bus と連携して各サービスの性能やメッセージ(イベント)も監視可能になりました。ハイブリッドクラウド(オンプレミス+Azureやオンプレミス+Azure+AWSなど)の統合監視を1つの画面で実現し、障害監視対応を効率化します。

クラウドサービス監視(Microsoft Azure)機能の強化イメージ

可視化

アプリケーションログ監視機能の強化
  • お客様が設定ファイル(変数テーブル)を登録することで、アプリケーションログ監視で生成するメッセージに任意の情報を埋め込む機能が追加されました。収集したメッセージをより分かりやすいメッセージに変換可能です。

アプリケーションログ監視機能の強化イメージ

アクセスログの強化
  • アクセスログ出力情報に、REST API のセッション情報、クライアントアドレス情報、ボディ情報を追加しました。
    SystemManager Gのどのユーザがどのような操作を実施したか、より詳細を確認できるようになりました。

性能データのCSV出力
  • 性能データをCSV 形式で出力するスクリプトを追加しました。
    SystemManager Gで収集した性能データをCSV形式に出力し、Excel等で自由に加工できます。

性能データのCSV出力イメージ

その他

対応プラットフォーム拡大
  • WebOTX 10.4、 11.1 に対応しました(ミドルウェア監視エージェント)。

12の強化ポイント(2022年4月08日出荷)

検知

ACOSを監視対象に追加(2022年6月リリース予定)
  • ACOSを監視・管理する機能が追加されました。
    ACOSのメッセージ監視、稼働監視、論理システム・クラスタ監視、アクション実行等が可能です。
    メインフレーム、オンプレサーバ、クラウドサービスを1つの画面で統合監視ができるようになります。

統合監視イメージ

ハイパーバイザ環境(VMware)の性能監視強化
  • ハイパーバイザのデータストアの性能監視ができるようになりました。データストアの性能情報の閾値監視や、性能データを蓄積することができます。
    例えば、仮想環境の処理遅延が発生した場合、原因が仮想環境側にあるのかデータストアにあるのか切り分けが容易になります。

可視化

簡単操作で不要メッセージを非表示
  • 表示されているメッセージをクリックするだけで除外フィルタが作成できるようになりました。メッセージをそのまま引用できるので素早くミスなく作成できます。カンタン操作で不要なメッセージが表示されないようになります。
    ※本機能はビジネスビューオプションの表示フィルタで利用可能な機能です

かんたん作成イメージ

テキストログ参照機能
  • WebAPIの利用により、監視対象のテキストログファイルの内容を参照、検索することが可能になりました。監視対象サーバにログインすることなく監視対象のログの内容を確認することができます。
ユーザーインターフェイス強化
  • 画面のパネルサイズ変更・ツリー開閉、分析レポートの表示期間変更、表示順序の入替が可能になりました。
    簡単な操作で、運用者の目的に合った画面を表示することができます。

対処

実行待ちアクション機能
  • アクションの保留、手動実行が可能になりました。メッセージ契機のアクション自動実行だけでなく、オペレータが確認後にアクションを実行することができます。
    任意のタイミングでメール通報やコマンド実行、インシデント登録などが可能になります。 本機能を利用するにはアクションオプションが必要です。
イベントコリレーション機能の強化
  • 定義のグループ化、コリレーションの除外機能、履歴管理、元メッセージの参照、入力イベントのステータス変更ができるようになりました。より柔軟な監視ルールの作成が可能です。
収集メッセージ出力のコマンド実行
  • 収集したメッセージデータをコマンドでCSV形式ファイルに出力できるようになりました。ジョブ管理ツール等により出力作業を自動化することができます。ノードのメッセージ以外にも、ビジネスビューのメッセージ、通報の履歴が出力できるようになりました。

その他

対応プラットフォーム拡大
  • WindowsServer 2022、Ret Hat Enterprise Linux 8.4に対応しました(マネージャ/エージェント/ミドルウェア監視エージェント)。
脆弱性対応
  • Log4jの脆弱性対応を実施しています。