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WebSAM SystemManager G - 10.1、10の強化ポイント
10.1の強化ポイント(2020年11月13日出荷)
新しい監視機能の提供
ハイパーバイザ(VMWare)監視機能
- ESXiリソースやvCenter Serverイベントを監視するためのオプション機能です。エージェントによる仮想マシンの監視と組み合わせることで仮想環境の統合監視を実現することができます。
監視機能の強化
アプリケーションログ監視
- アプリケーションログ監視にメッセージの変換機能を追加しました。 フィルタに一致したログをマネージャに通知する前に切り出した文字列もしくはログ1 行全体に対して、 正規表現によるパターンマッチングを行い一致した場合に、文字列を変換する機能です。
コンテナ基盤監視
- Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)の監視に対応しました。 コンテナ監視エージェントがAmazon EKS 上で動作するPod の監視(性能、イベント)を行います。また、OpenShift のMaster ノードとして動作しているRed Hat Enterprise Linux CoreOS(RHCOS)の性能情報の監視対象に、Device、NetworkInterface、System を追加しました。
メッセージ管理
- メッセージのノード名からノード画面の該当ノードに遷移する機能を追加しました。監視で発生したメッセージから発生元ノードに遷移することで、ノードの状態を即座に確認することができます。
ユーザ管理
- Active Directory で管理されているユーザでのログインに対応しました。 ユーザのマスターデータをActive Directory で維持・管理しつつ、 ユーザデータをユーザ管理と連動させながら 運用することが可能となります。
分析/レポート
- グラフを表示しながら表示幅、表示順序の変更ができるようになりました。
10.0の強化ポイント(2020年7月10日出荷)
UI刷新
監視画面の刷新により、設定から監視運用までをWebブラウザで行えます。
本バージョンより監視画面の接続数に応じたライセンスは不要となります。
諸元拡大
1台のマネージャで最大2000台のエージェントをリアルタイム監視できます。
新しい監視機能の提供
コンテナ監視機能の提供【Container Monitor for OpenShift】
- コンテナ実行環境(Red Hat OpenShift)の監視に対応。コンテナアプリケーション障害時の問題切り分けを支援します。
※pod: ホスト上に共に配置される1つ以上のコンテナ。OpenShiftで管理される最小単位
監視テンプレート機能の提供
タグ機能の提供 - 監視設定をテンプレートとして製品上で管理でき、任意のノードグループに対し設定を一括適用できます。
- エージェントインストール時に、適用するテンプレートを選択することで、構築後すぐに監視が始められます。
- 監視により発生するメッセージに対し、任意のタグ情報を付与できます。メッセージ管理やフィルタルールの要素として用いることで、目的のメッセージ抽出が容易になります。
監視機能の強化
カスタム監視機能強化
メッセージラッシュ抑止機能の強化 - スクリプトやコマンドで得られた結果を解析し、結果に応じた”状態”の通知と変化を監視することができます。例えば、アプリケーションの応答確認をするスクリプトの実行結果を監視項目の状態(正常、警告、異常など)として管理し、実行結果に変化があった場合にはメッセージを発行します。
- 意図しない大量のログ出力によるメッセージラッシュが監視運用の妨げとなることを防止するため、ログ出力量に応じてエージェント側で通知を抑止する機能を追加しました。抑止対象となったログはファイルに書き出すことで後から確認が可能です。
- 監視対象サーバ別に異なる監視間隔を設定できるようになりました。サーバ毎にログ監視や性能監視の監視間隔を変更することが可能です。
- 異常の発生しているノードや指定重要度のメッセージを簡単な画面操作で抽出できるようになりました。
- 各カテゴリでのフィルタ処理の前段に、カテゴリを横断する共通フィルタを設置できるようになりました。例えば、メンテナンス等で一時的に発生する特定メッセージを監視対象から除外したいようなケースにおいて、各カテゴリのフィルタ設定を維持したまま不要な通報を抑止することができます。
対応プラットフォーム拡大
Ret Hat Enterprise Linux 8に対応しました(マネージャ/エージェント)。