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WebSAM AlertManager - FAQ(詳細)
- Q1WebSAM AlertManagerとはどのような製品ですか? 単体でインストールできますか? WebSAM AlertManagerだけで監視して通報できますか?
- A1
WebSAM AlertManagerは、通報機能を共通で使用する下記関連製品の通報機能を拡張する製品です。これらの関連製品が検知したイベントを通報する手段を追加提供しますがWebSAM AlertManager自身は、何かを監視する機能は持っておりません。
このため、インストールには下記関連製品のいずれかが必須であり、単体でインストールすることはできません。- ESMPRO/ServerManager
- ESMPRO/ServerAgentService
- ESMPRO/ServerAgent
- WebSAM ClientManager
詳しくは、 こちら(NECサポートポータル)を参照してください。 - Q2ESMPRO/AlertManagerVer3.9の製品情報(対応OS、型番、価格、機能強化内容、注意事項など)を教えてください。
- A2
こちら(NECサポートポータル)を参照してください。
- Q3WebSAM AlertManagerVer4.0の製品情報(対応OS、型番、価格、機能強化内容、注意事項など)を教えてください。
- A3
こちら(NECサポートポータル)を参照してください。
- Q4WebSAM AlertManagerは、Windows Server 2003 SP1で動作可能ですか? 動作可能な場合、注意事項等はありますか?
- A4
WebSAM AlertManager Ver3.9以降であれば、Windows Server 2003 SP1上でも動作可能です。
なお、Windowsファイアウォールを有効に設定した場合の注意事項は以下を参照してください。
【注意事項】
同一マシンでパーソナルファイアウォールを利用される場合は、WebSAM AlertManagerで利用する機能にとって必要なポートの開放をお願いします。
なお、下記のポート番号はデフォルト値ですので、変更された場合は変更値に合わせてポートを開放してください。
マネージャからのエクスプレス通報 31136/tcp - Q5WebSAM AlertManagerは、VMware,Hyper-VのゲストOS上で動作可能ですか?
- A5
WebSAM AlertManagerをインストールするゲストOSが、動作環境を満たしている場合、動作可能です。
動作環境については、以下に記載しておりますので、ご確認ください。
https://jpn.nec.com/websam/alertmanager/dousa.html
なお、ゲストOS上でのライセンスは、WebSAM AlertManagerをインストールするゲストOSの台数分、ライセンスが必要です。
テンプレート化して、複数台に展開される場合では、展開される可能性のある最大数分ライセンスが必要です。
ただし、vMotionなどで別物理サーバへ仮想マシンをライブ移行する場合は、追加ライセンス不要です。
- 免責条件:
仮想化ソフトウェア環境でのみ発生する可能性がある問題については、仮想化ソフトウェアを利用しない物理環境で問題の再現をお願いすることがあります。
- 免責条件:
- Q6ESMPRO/ServerManagerマシンにWebSAM AlertManagerをインストールして、各ESMPRO/ServerAgentからの通報を一括でインターネットメール通報する場合、ライセンスはいくつ必要ですか?
- A6
WebSAM AlertManagerのライセンスは、インストールする毎に1つ消費しますので、インストールする台数分だけ必要となります。
ご質問のような場合は、ESMPRO/ServerManagerマシンにインストールするだけですので、必要なライセンスは1つとなります。 - Q7WebSAM AlertManagerのマニュアルを提供してください。
- A7
WebSAM AlertManagerの操作方法等に関しては、オンラインヘルプのみの対応となりマニュアルは用意しておりません。
インストール・設定等についてや、オンラインヘルプのダウンロードについては、こちら(NECサポートポータル)の関連情報を参照してください。 - Q8WebSAM AlertManagerのバージョンはどこで確認すればよいですか?
- A8
- Ver4.0未満
Windowsフォルダにあるexpress.iniを参照してください。
※express.iniファイル内の[ESMAlertMan]セクション配下にある"CurrentVersion"キーで指定された値が、現在のバージョンとなります。 - Ver4.0以降
[プログラムの追加と削除]で表示される製品名にあるバージョンを確認してください。
- Ver4.0未満
- Q9WebSAM AlertManagerの英語版はありますか?
- A9
WebSAM AlertManagerは日本語版のみとなり、英語版はありません。
- Q10WebSAM AlertManagerをインストール済みのディスクイメージを作成し、DPM(DeploymentManager)を用いたディスク複製セットアップによる展開をしても問題ありませんか?
- A10
展開するマシンの台数分のライセンスをご購入頂ければ、展開するディスクイメージに含めて頂いても問題ありません。
- Q11アンインストールによるライセンス復旧をしないまま、インストール環境をディスクフォーマットしてしまい、WebSAM AlertManagerのライセンスがなくなってしまいましたが、どうすればよいですか?
- A11
Ver3.9以前の場合、ライセンス使用済みのKeyFDを使用してインストールすると、ライセンス違反の警告メッセージを表示しますが、その警告を無視して頂ければ、インストールすることが可能となっております。
Ver4.0以降の場合は、通常通りインストールいただけます。 - Q12ESMPRO/ServerAgentServiceマシンとESMPRO/ServerAgentマシンそれぞれにWebSAM AlertManagerをインストールして個々に通報する場合と、ESMPRO/ServerManagerマシンにWebSAM AlertManagerをインストールして各ESMPRO/ServerAgentServiceマシンと各ESMPRO/ServerAgentからの通報を一括通報する場合で、どのような違いがありますか?
- A12
こちら(NECサポートポータル)を参照してください。
- Q13HW故障などでサーバを再セットアップする場合のため、WebSAM AlertManagerの設定をバックアップする方法を教えてください。
- A13
WebSAM AlertManagerの設定情報のバックアップ方法は以下となります。
-
バックアップ前に関連サービスを停止してください。
-
下記関連製品の中でインストールされている製品の関連サービスを停止してください。
・ESMPRO/ServerAgent
・ESMPRO/ServerManager
・WebSAM ClientManager
・WebSAM Netvisor
・WebSAM Netvisor Pro
・WebSAM SystemManager Ver3.X以前 - WebSAM AlertManager、関連製品で共通で使用する通報機能の下記関連サービスを停止してください。
※各製品のインストール状況により存在しない場合があります。
・Alert Manager Main Service
・Alert Manager Socket(S) Service
・Alert Manager Socket(R) Service
・Alert Manager ALIVE(S) Service
・Alert Manager ALIVE(R) Service
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- リストアは必ずバックアップした装置/同一ディレクトリに行ってください。
- リストア前に関連サービスを停止してください。
※停止するサービスについては、バックアップ時と同等となります。 - リストア後、ディレクトリ/レジストリのアクセス権をバックアップ前と同一になるように設定してください。
[バックアップ対象の環境設定ファイル]- ファイル、フォルダ
・¥Program Files¥ESMPRO¥NVWORK¥AMWORK¥AMVSCKR.LOG
※ご使用の環境によっては格納位置が下記の場合もあります。
・¥AlertMan¥Work¥sck¥AMVSCKR.LOG
・¥Program Files¥ESMPRO¥NVWORK¥AMWORK¥EXPフォルダ配下全て
・¥Program Files¥ESMPRO¥NVWORK¥AMWORK¥ALVフォルダ配下全て
・¥AlertMan¥Securityフォルダ配下全て
・¥AlertMan¥WORK¥SCKフォルダ配下全て
・¥AlertMan¥WORK¥ALVフォルダ配下全て
・¥AlertMan¥WORK¥DATAフォルダ配下全て
・¥AlertMan¥Program¥AMRLIGHT.INI
※上記ファイル、フォルダは共存している関連製品の組み合わせによっては存在しない場合があります。
※AlertManフォルダは、関連製品の中で最初にインストールされた製品の配下に作成されます。
例えば、ESMPRO/ServerAgentを規定値でインストールした場合は
C:¥ESM¥AlertMan
ESMPRO/ServerManagerを規定値でインストールした場合は、
C:¥Program Files¥ESMPRO¥AlertMan
となります。 - レジストリ
・HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥NEC¥ESMAlertManキー配下全て
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- Q14WebSAM AlertManagerがインストールされたマシンのIPアドレスを変更した場合、何か対処は必要ですか?
- A14
特に設定変更等は必要ありません。ただし、WebSAM AlertManagerの下記機能を使用している場合は、送信側のESMPRO/ServerAgentにて送信先IPアドレスの変更が必要となります。
- マネージャからのALIVE通報
- マネージャからのエクスプレス通報
- Q15WebSAM AlertManagerがインストールされたマシンのユーザ名やパスワードを変更した場合、何か影響はありますか?
- A15
特に影響はありません。
- Q16 複数サーバのアラートをマネージャから一括して通報することができますか。
- A16
こちら(NECサポートポータル)を参照してください。
- Q17アラートビューアに通報対象のアラートが通報されてもWebSAM AlertManagerの通報がされません。
- A17
以下を確認してください。
-
アラートビューアに通知されたアラートの"コンポーネント"と"タイプ"、"重要度"を確認します。
- [アラートビューア]-[ツール]-[通報の設定]を選択し、[アラートマネージャ] 設定画面を表示します。
- [アラートマネージャ]設定画面の"アラートログ"ツリー配下に、1. で確認した"コンポーネント"が追加されているか確認します。
- "コンポーネント"が追加されている場合、その配下に1. で確認した"タイプ"と"重要度"を組み合わせたアラートタイプが追加されているか確認します。例えば、"タイプ"がCPUで、"重要度"が情報の場合、CPU(情報)というアラートタイプが追加されているか確認します。
→追加されていない場合は、"コンポーネント"上で右クリックし、[監視アラートの指定]にて設定願います。 - アラートタイプが追加されている場合、その配下に通報先(インターネットメールなど)が追加されているか確認します。
→追加されていない場合は、"アラートタイプ"上で右クリックし、[通報先の指定]にて設定願います。 - 1.~5. の確認で問題がなかった場合、[アラートマネージャ]設定画面の[設定]-[通報基本設定]画面にて通報先(インターネットメールなど)が有効(緑)となっているか確認します。
→無効(赤)となっている場合、通報先(インターネットメールなど)の左側の○をクリックし有効(緑)に変更願います。
-
- Q18 インターネットメール通報の[件名]、[メッセージヘッダ]に指定する文字列に何か制限はありますか?
- A18
以下となります。
項目 1byte 2byte 最大値 英数字 カタカナ 英数字 カタカナ 件名(Subject) ○ × ○
(Ver 4.2以降)○
(Ver 4.2以降)512byte メッセージ
ヘッダ○ × ○ ○ 512byte
※メッセージヘッダでは、改行コードをCRLFの2バイトとして扱います。
※利用できないコードを使用した場合文字化けします。 - Q19インターネットメール通報が通報失敗します。
SMTPサーバから返されたエラー:451 See http://pobox.com/~djb/docs/smtpif.html - A19
qmail等一部のメールサーバでは、メール本文中の改行コードがCR+LFではなく、LFだけの場合エラーとなります。
WebSAM AlertManagerでは、メッセージ作成時に改行コードとしてLFのみを入れているためメールサーバ側ではじかれていると思われます。
RL2004/06以降のRURを適用願います。
なお本件は、Ver4.0以降は対応済です。
Ver3.9以前ではRL2004/06以降は対応済みです。 - Q20 インターネットメール通報で送信されるメールの形式を教えてください。
- A20
ESMPRO/ServerAgent+WebSAM AlertManagerからインターネットメール通報で通報した場合のメールは以下の形式となります。
- 「インターネットメール通報の設定」の「件名」で指定した文字列はメールの"件名"となります。
- 「インターネットメール通報の設定」の「メッセージヘッダ」で指定した文字列が、メール本文の先頭にメッセージヘッダとして付加されます。(以下のメールの"TEST_HEADER")
-
ESMPRO/ServerManager+WebSAM AlertManagerからインターネットメール通報で通報した場合は、[発生日付]、[発生時間]は、アラートビューアの受信時刻の日時が入ります。
- ESMPRO/ServerManager+WebSAM AlertManagerからインターネットメール通報で通報した場合は、[詳細メッセージ]の最初に、発生時刻が付加されます。(以下のメールの場合、"発生時刻 : 2000年1月1日 01:00 (+09:00)" が付加されます。)
- ESMPRO/ServerManager+WebSAM AlertManagerからインターネットメール通報で通報した場合は、[アラートタイプ]が重要度付きの表示となります。(以下のメールの場合、"Default(情報)"となる。)
==================================================== 件名 : TEST_ALERT 日時 : 2000年1月1日 01:00 TEST_HEADER コンピュータ名 : TEST_SERVER 製品名 : SEIHIN 発生日付 : 2000/1/1 発生時間 : 01:00:00 [トラップ名] TEST_APP(1) [ソース名] TEST_APP [イベントID] 1 ( 40000001 ) [詳細メッセージ] プログラムで警告メッセージが発生しました。 [対処方法] 保守員に連絡してください。 [アラートタイプ] Default
- Q21 パトロールランプ通報ではパトロールランプをどのように制御しますか?
- A21
AlertManagerがインストールされたマシンに直接 RS-232Cで接続された機器のみ制御が可能です。接続I/FはRS-232C のみとなります。
パトロールランプのランプ等を直接制御するのではなく、パトロールランプに付属するリレー装置の各スイッチをON/OFFすることにより、対応するランプの点灯/消灯を行っております。 ON/OFFには以下の2種類のパターンがあります。- ON/OFFを繰り返す。(点滅)
- ONにし続ける。(点灯)
ご使用になる前は十分に動作確認をしてください。 - Q22 パトロールランプ通報でアラームスピーカは制御できますか?
- A22
[パトロールランプ通報]の設定画面は、パトロールランプを想定した作りとなっておりますが、パトロールランプのランプ等を直接制御するのではなく、パトロールランプが接続されたリレー装置のスイッチをON/OFFして制御するだけとなります。
従いまして、パトロールランプと同様の方法で制御可能であれば、アラームスピーカも制御可能となります。 - Q23ファイル書き出しの仕様(出力フォーマット、作成タイミング、書き込み内容など)を教えてください。
- A23
- 出力ファイルのフォーマット
テキスト形式 - ファイルの作成タイミング
初回通報時。
※以後は、作成済みのファイルに対して書き込み。
※削除されている場合は、再作成。 - ファイルへの書き込み方法
以下の2種類から選択。- 更新・・・イベントが発生する毎に内容を更新する。
※ファイルには常に最新の1件分の情報のみ。 - 追加・・・イベントが発生する毎に内容を追加する。
※最大サイズなどの設定は無いため、ファイルサイズに注意が必要。
- 更新・・・イベントが発生する毎に内容を更新する。
- 書き込み内容
ヘッダ :任意のコメントを指定可能。
アラート項目:以下の項目について書き出しの可否を指定可能。
※規定値では全て書き出す。- コンピュータ名
- 製品名
- 発生日付
- 発生時間
- イベントタイプ
- トラップ名
- ソース名
- イベントID
- 詳細メッセージ
- 対処方法
- アラートタイプ
---------------- 出力例 アラート情報 ---------------- [コンピュータ名] : COMP_NAME [製品名] : Pro_Name [発生日付] : 2005/01/01 [発生時間] : 11:11:11 [イベントタイプ] : 警告 [トラップ名] トラップ名 [ソース名] source_name [EventID] 0 ( 80000000 ) [詳細メッセージ] xxxが警告状態です。 [対処方法] xxxの状態を確認してください。 [アラートタイプ] AlertType
- 出力ファイルのフォーマット
- Q24携帯電話に電話をかけることはできますか。
- A24
電話をかけることはできませんが、以下のような方法で通知することが可能です。
- ショートメッセージで通知する。
障害発生時にモデムを使用してポケットベル等に指定メッセージを送信する[ページャ通報]があります。
ポケットベルへのメッセージ送信と同様の操作で送信したメッセージを受信するサービス(NTTドコモ社のショートメールサービスなど)に対応したPHSや携帯電話であれば、[ページャ通報]で送信したメッセージを受信することが可能となります。 (※1)[ページャ通報]では、指定したメッセージ(数字)を送信するのみで、アラートの情報を送信することはできません。 - E-Mailで通知する。
また、E-Mailを受信可能な携帯電話やPHSであれば、[インターネットメール通報]で送信したメールを受信することも可能となります。
使用する場合は、申し訳ありませんが、お客様の責任において使用して頂くようお願い致します。
【 参考情報 】
[ページャ通報]は、ダイヤル先にページャ(ポケットベル)の受付センターを想定した作りとなっております。
ダイヤル先を、ページャ(ポケットベル)の受付センターと限定した場合、想定されるモデムからのエラーは"BUSY"だけとなるため、[ページャ通報]では"BUSY"が返ってきた場合のみ、リトライ通報する仕様となっております。
モデムから"BUSY"以外のコードが返却された場合は、全て通報成功となりますので、想定した動作となるか、十分に動作確認をされることをお勧め致します。 - ショートメッセージで通知する。
- Q25[設定情報の書き出し]と[設定情報の取り込み]の手順を教えてください。
- A25
[設定情報の書き出し]と[設定情報の取り込み]は、WebSAM AlertManagerと関連製品(ESMPRO/ServerAgent、ESMPRO/ServerManager等)の通報設定をサーバ間でコピーする機能となります。
WebSAM AlertManagerの設定情報は、[設定情報の書き出し/取り込み]による引継ぎのみサポートしております。
手順は以下となります。- 設定情報をバックアップ
-
[アラートマネージャ]-[設定情報]-[設定情報の書き出し]を選択します。
- 「ファイル」ボタンをクリックし、任意のフォルダに設定情報を保存します。
-
- 設定情報のリストア
-
[アラートマネージャ]-[設定情報]-[設定情報の取り込み]を選択します。
- 保存しておいた設定情報ファイルを指定します。
-
【注意事項】
-
[設定情報の書き出し/取り込み]では、コピーするサーバ間で以下の条件が一致している必要がありますのでご注意願います。
- [アラートマネージャ]設定画面の[ヘルプ]-[バージョン情報] で表示されるバージョンが同一であること。
- NEC製のソフトウェアの混在環境が同一であること。 ※NEC製のソフトウェア(一部除く)は、ESMPRO/ServerAgent、WebSAM AlertManager と連携して通報する機能があります。 製品バージョンが一致しない場合、設定情報の不整合が生じ、問題となる可能性があります。 各ソフトウェアの"製品バージョン"も一致する事を推奨します。
- [設定情報の書き出し]で書き出した内容を修正し、[設定情報の取り込み]で取り込むことはサポートしておりません。
内容を修正した設定ファイルを、[設定情報の取り込み]で取り込んだ場合、以降の動作は未サポートとなります。 - パトロールランプ通報の設定情報は、WebSAM AlertManager Ver4.2以降でサポート済みです。
WebSAM AlertManager Ver4.2より古いバージョンでは、[設定情報の書き出し]と[設定情報の取り込み]で設定情報を引継ぐことはできません。 - [設定情報の取り込み]を行うと過去のイベントの通報処理が行われる場合があります。そのため、[設定情報の取り込み]を行う場合は、事前にOSのイベントログの削除を行ってください。
(必要に応じて削除前にイベンログを保存してください。)
- 設定情報をバックアップ
- Q26短時間で大量に発生するイベントを抑制する方法はありませんか?
- A26
WebSAM AlertManagerがインストールされている、またはエクスプレス通報サービスが開局されている場合、ESMPRO/ServerAgentやWebSAM ClientManagerで監視する各イベントの通報に対して、[通報の抑制]機能が使用可能となります。
[通報の抑制] では、以下の2種類の方法で通報を抑制します。
抑制時間による抑制・・・一定時間内に発生した同一イベントは通報しない。
発生回数による抑制・・・一定時間内に同一イベントが一定回数発生したら通報する。
【設定方法】-
[アラートマネージャ]設定画面を起動します。
- [アラートマネージャ]設定画面の左側にある各ツリー配下で抑制したいイベントID上で右クリックし、[監視イベントの設定]を選択します。
- [監視イベントの設定]画面で、[通報の抑制]ボタンをクリックします。
- [通報の抑制]画面で、抑制方法を設定します。「抑制時間による抑制」を行う場合はチェックをして、抑制時間を指定します。「発生回数による抑制」を行う場合はチェックをして、抑制時間と抑制回数を設定します。
- [OK]ボタンをクリックして[通報の抑制]画面を閉じます。
【補足事項】
[通報の抑制]機能は、ESMPRO/ServerManagerからの通報には
使用できません。
例えば、下記構成のように各サーバの通報を集約して管理マシンからインターネットメール通報を行なっている場合、管理マシン側でインターネットメール通報を抑制することはできません。
管理マシンからのインターネットメール通報を抑制するには、サーバ1~サーバ3各々にWebSAM AlertManagerをインストールし、サーバ1~サーバ3から管理マシンへのマネージャ通報を抑制する方法となります。(下記構成となります。)
-
- Q27[パトロールランプ通報の設定]画面で設定完了後、[OK]をクリックして画面を終了するとアプリケーションエラーが発生します。
タイトル:AMRLIGHT.EXE - アプリケーションエラー
内容:"0x5f401004" の命令が "0x00144e94" のメモリを参照しました。メモリが "read" になることはできませんでした。プログラムを終了するには「OK」をクリックしてください - A27
Ver3.9 の既知問題です。なお、設定画面終了時にアプリケーションエラーは表示されますが、設定も正しく保存されており、機能に影響することはありません。
本問題については、WebSAM AlertManager4.0にて修正しておりますが、Ver3.9については、修正モジュールのリリースは行っておりません。Ver3.9につきましては、ご要望の場合、個別に修正モジュールを提供することは可能です。 - Q28イベントID毎に通報先を変えることはできますか?
- A28
通報先IDを追加することで可能となります。設定方法は以下となります。
【例】- イベントAが発生した場合は、管理者Aにメールを送信。
- イベントBが発生した場合は、管理者Bにメールを送信。
- それ以外のイベントは、管理者A、管理者Bの両方にメールを送信。
-
通報先IDの追加
まずは、以下の通報先IDを作成します。
・管理者Aにメールを送信するように設定した通報先ID:管理者A
・管理者Bにメールを送信するように設定した通報先ID:管理者B-
[アラートマネージャ]設定画面で[設定]-[通報先リストの設定]を選択します。
- [通報先リストの設定]の[ID]グループボックス内の[追加]ボタンをクリックします。
- [ID設定]で、IDに"管理者A"と設定し、通報手段に"インターネットメール"を指定して[宛先設定]ボタンをクリックします。
- [インターネットメール通報の設定]で、宛先に管理者Aのメールアドレスを指定します。
- その他の項目も設定したら、[OK]ボタンをクリックして[インターネットメール通報の設定]を閉じます。
- [ID設定]画面も[OK]で閉じます。
- 同様に2)~6)の設定を行い、通報先ID:管理者Bも追加します。
-
- 通報先IDの通報先の指定
追加した通報先IDをイベントIDの通報先として指定します。-
[アラートマネージャ]設定画面のツリー配下で、管理者Aだけにメールを送信したいイベントID上で右クリックし[通報先の指定]を選択します。
- [通報先の指定]の[通報先リスト]内から、管理者Aを選択し[追加]ボタンをクリックします。
- [OK]ボタンで画面を閉じます。
- 同様に1)~3)の設定を行い、管理者Bだけにメールを送信したいイベントIDの通報先には通報先ID:管理者Bを、管理者A、管理者B両方にメールを送信したいイベントIDの通報先には、通報先ID:管理者A、管理者Bの両方を指定します。
-
通報先IDの数が多い場合などは、複数の通報先IDをまとめてグループ化することも可能です。
グループ化すると[通報先の指定]などの設定や管理が簡易に行えます。グループ化の方法は以下となります。-
[アラートマネージャ]設定画面で[設定]-[通報先リストの設定]を選択します。
- [通報先リストの設定]の[グループ]グループボックス内の[追加]ボタンをクリックします。
- [グループ設定]で、グループ名に任意の名前を指定し、通報先IDリストからグループメンバーに追加する通報先IDを[追加]ボタンで追加します。
- [OK]ボタンで[グループ設定]を閉じます。
- Q29AlertManagerのインストール方法とアンインストール方法を教えてください。
- A29
【Ver3.9以前】
インストール
1. ESS CD-ROMを、CD-ROMドライブに挿入します。
2. ESSを起動します。(起動手順は、ESSのセットアップカードを参照してください。)
3. [インストール]を選択し、インストール形式(一括インストール、個別インストール)を選択します。
[一括インストール]
4. 「製品名」一覧から、「ESMPRO/AlertManager」を選択します。
5. 「ユーザセット数/バージョン」で、「ESMPRO/AlertManagerバージョン3.9 1セット(UL1032-803)」を選択します。
6. 「インストールするソフトウェア」に「ESMPRO/AlertManagerバージョン3.9 1セット(UL1032-803)」が表示されます。
7. [OK]ボタンをクリックします。
8. インストール先ドライブ名を入力し[OK]ボタンをクリックします。
9. KeyFDを指定のドライブにセットして、ドライブ名を入力し[OK]ボタンをクリックします。
10. 氏名/会社名を入力し[OK]ボタンをクリックします。
11. セットアップが開始されます。
[個別インストール]
4. KeyFDをFDドライブにセットして、ドライブ名を入力し[OK]ボタンをクリックします。
5. 「製品名」一覧で、「ESMPRO/AlertManager」を選択します。
6. 「ユーザセット数/バージョン」で、「バージョン3.9 1セット(UL1032-803)」を選択します。
7. 「インストールするソフトウェア」に「ESMPRO/AlertManagerバージョン3.9 1セット(UL1032-803)」が表示されます。
8. [OK]ボタンをクリックします。
9. 氏名/会社名を入力し[OK]ボタンをクリックします。
10. セットアップが開始されます。
アンインストール
1. ESS CD-ROMを、CD-ROMドライブに挿入します。
2. ESSを起動し、「アンインストール」を選択します。
3. 「製品名」一覧から、「ESMPRO/AlertManager 」を選択します。
4. 「ユーザセット数/バージョン」で、「バージョン3.9 1セット(UL1032-803)」を選択します。
5. 「アンインストールするソフトウェア」に「ESMPRO/AlertManagerバージョン3.9 1セット(UL1032-803)」が表示されます。
6. 「ESMPRO/AlertManager」を選択し[OK]ボタンをクリックします。
7. KeyFDをFDドライブにセットして、そのドライブ名を入力し[OK]ボタンをクリックすると削除が開始されます。
【Ver4.0以降】
インストール
1. CD-ROM媒体を、CD-ROMドライブに挿入します。
2. CD-ROMドライブの「¥AMEXT」フォルダの「SETUP.EXE」を起動します。
3. セットアップが起動されますので、「インストール」を選択します。
4. インストールが開始されます。
アンインストール
1. CD-ROM媒体を、CD-ROMドライブに挿入します。
2. CD-ROMドライブの「¥AMEXT」フォルダの「SETUP.EXE」を起動します。
3. セットアップが起動されますので、「削除」を選択します。
4. アンインストールが開始されます。 - Q30インターネットメール通報の設定方法を教えてください。
- A30
-
[アラートマネージャ]設定画面で[設定]-[通報先リストの設定]を選択します。
- [通報先リストの設定]で"インターネットメール"を選択し、「修正」をクリックします。
- [ID設定]で「宛先設定」をクリックします。
- [インターネットメール通報の設定]で、[宛先]、[件名]、(必要な場合は[メッセージヘッダ])を設定します。
- Windowsのリモートアクセスサービスを利用する場合は、[利用する]をチェックし、[使用するエントリ]、[ユーザ名]、[パスワード]を設定します。
- [基本設定]をクリックし、[インターネットメール通報の基本設定]を表示します。
- [インターネットメール通報の基本設定]で、[メールサーバ]、[電子メールアドレス]を設定します。
- 必要であれば、[SMTPポート番号]を変更します。
- メールのヘッダ部に「Data:」フィールドを付加して送信 したい場合は、[Data:フィールドを送信する]をチェックします。
- 送信時にPOP Before SMTPを使用する場合は、 [このサーバはPOP Before SMTPが必要]をチェックします。
- 送信時にSMTP認証を使用する場合は、[このサーバはSMTP認証が必要] をチェックします。
- [このサーバはPOP Before SMTPが必要]か[このサーバはSMTP認証が必要]をチェックした場合は、[設定]をクリックし、[インターネットメール通報の認証設定]を表示します。
- POP before SMTPを使用する場合は、[インターネットメール通報の認証設定]画面で、[メールサーバ(POP)]、[アカウント名]、[パスワード]を設定します。
- 必要であれば[POPポート番号]、[待ち時間]を変更します。
- SMTP認証を使用する場合は、[インターネットメール通報の認証設定]で、[アカウント名]、[パスワード]を設定します。
- 設定が完了したら、[OK]をクリックして[インターネットメール通報の認証設定]を閉じます。
- [インターネットメールの基本設定]も[OK]をクリックして閉じます。
- [インターネットメール通報の設定]で、[オプション]をクリックして表示される[インターネットメール通報のオプション設定] で、メールに記載する項目の設定を行います。
- [通報テスト]をクリックしてテスト通報を行います。
- テスト通報が成功したら、[OK]をクリックして[インターネットメール通報の設定]を閉じます。
-
- Q31コマンド実行の設定方法を教えてください。
- A31
-
[アラートマネージャ]設定画面で[設定]-[通報先リストの設定]を選択します。
- [通報先リストの設定]で"コマンド実行"を選択し、「修正」をクリックします。
- [ID設定]で「宛先設定」をクリックします。
- [コマンド実行の設定]で、[コマンドライン]に実行コマンドを指定します。
- 実行するコマンドに、アラート情報を渡したい場合は、実行コマンドに引数を付けます。
[引数説明]
%r:サーバ名(マネージャから通報する場合は、コンポーネント名)
%a:アラートタイプ(アラートビューア上のタイプ)
%n:トラップ名(アラートビューア上の概要)
%t:発生時刻(マネージャから通報する場合は、受信時刻)
%d:イベントID(10進表記)(マネージャから通報する場合は、65535になる場合あり)
%i:イベントID(16進表記)(マネージャから通報する場合は、FFFFFFFFとなる場合あり)
%s:ソース名(マネージャから通報する場合は、空になること場合あり)
%e:重要度(不明 : 1、情報 : 2、警告 : 3、異常 : 4)
%f :アラート情報ファイル(アラートの情報をファイルに書き出したもの)へのフルパス - 実行するコマンドを表示する場合は[ウィンドウを表示する]をチェックします。
- 実行するコマンドの終了コードをAlertManagerに参照させたい場合は、[コマンドの戻り値を参照する]をチェックします。
※[コマンドの戻り値を参照する]をチェックした場合、AlertManagerがコマンドの戻り値を参照し、以下の処理を行います。
戻り値 0 の場合、 正常終了とみなします。
戻り値 1 の場合、 異常終了とみなします。スケジュール設定に従って再度コマンドを実行します。
戻り値 2 の場合、 異常終了とみなします。 - [テスト]をクリックしてテスト通報を行います。
- テスト通報が成功したら、 [コマンド実行の設定]で[OK]をクリックして画面を閉じます。
-
- Q32パトロールランプ通報の設定方法を教えてください。
- A32
-
[アラートマネージャ]設定画面で[設定]-[通報先リストの設定]を選択します。
- [通報先リストの設定]で"パトロールランプ"を選択し、「修正」をクリックします。
- [ID設定]で「宛先設定」をクリックします。
- [パトロールランプ通報の設定]で[基本設定]タブを選択します。
- [シリアルポート]を選択します。
- [通報設定]タブを選択し、通報したい重要度を選択します。
- 選択した重要度で点灯させたい[リレーNo]を選択し、[設定]をクリックします。
- [リレースイッチの設定]で、[リレースイッチを有効にする]を チェックして[点灯方式]を選択します。
- 点灯してから一定時間後に自動消灯させる場合は、[タイムアウト]を チェックし、[点灯時間]を設定します。
- 必要な場合は、[コメント]に任意のコメントを設定します。
- 設定が完了したら、[OK]をクリックして[リレースイッチの設定]を閉じます。
- [通報テスト]をクリックしてテスト通報が成功することを確認します。
- 他の重要度のについても設定する場合は、同様に、6)~12)の設定を行います。
- [オプション設定]タブを選択して、[点灯ルール]と[ポップアップ]について設定します。
- 設定が完了したら、[OK]をクリックして[パトロールランプ通報の設定]を閉じます。
-
- Q33ファイル書き出しの設定方法を教えてください。
- A33
-
[アラートマネージャ]設定画面で[設定]-[通報先リストの設定]を選択します。
- [通報先リストの設定]で"ファイル書き出し"を選択し、「修正」をクリックします。
- [ID設定]で「宛先設定」をクリックします。
- [ファイル書き出しの設定]で[ファイル]をクリックして、出力先のファイルを選択します。
- ファイルへの書き出し形式を選択します。
- アラート毎に付加されるヘッダを変更する場合は、[ヘッダ]を設定します。
- ファイルに出力する項目を変更する場合は、[メッセージ項目]を変更します。
- [テスト]をクリックしてテスト通報を行います。
- 通報が成功したら、[OK]をクリックして[ファイル書き出しの設定]を閉じます。
-
- Q34プリンタ出力の設定方法を教えてください。
- A34
-
[アラートマネージャ]設定画面で[設定]-[通報先リストの設定]を選択します。
- [通報先リストの設定]で"プリンタ出力"を選択し、「修正」をクリックします。
- [ID設定]で「宛先設定」をクリックします。
- [プリンタ出力の設定]で[プリンタ]をクリックし、出力先のプリンタを指定します。
- アラート毎に付加するヘッダやフッタを変更する場合は、[ヘッダ]、[フッタ]を変更します。
- プリンタに出力する項目を変更する場合は、[メッセージ項目]を変更します。
- [テスト]をクリックしてテスト通報を行います。
- テスト通報が成功したら、[OK]をクリックして[プリンタ出力の設定]を閉じます。
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- Q35ページャ通報の設定方法を教えてください。
- A35
-
[アラートマネージャ]設定画面で[設定]-[通報先リストの設定]を選択します。
- [通報先リストの設定]で"ページャ"を選択し、「修正」をクリックします。
- [ID設定]で「宛先設定」をクリックします。
- [ページャ通報の設定]で[基本設定]をクリックします。
- [ページャ通報の基本設定]の[シリアルポート]でモデムが接続されているCOMポートを選択します。
- 必要であれば、[モデム初期化コマンド]、[モデム設定コマンド]を確認します。
- [OK]をクリックして[ページャ通報の基本設定]を閉じます。
- [ページャ通報の設定]で、[電話番号]、[送信メッセージ]を設定します。
- [通報テスト]ボタンをクリックしてテスト通報を行います。
- テスト通報が成功したら、[OK]をクリックして[ページャ通報の設定]を閉じます。
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- Q36ポップアップメッセージの設定方法を教えてください。
- A36
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[アラートマネージャ]設定画面で[設定]-[通報先リストの設定]を選択します。
- [通報先リストの設定]で"ポップアップメッセージ"を選択し、「修正」をクリックします。
- [ID設定]で「宛先設定」をクリックします。
- [ポップアップメッセージの設定]で、必要な場合は[タイトル]を変更します。
- ポップアップメッセージで表示する項目を変更する場合は、[メッセージ項目]を変更します。
- [テスト]をクリックしてテスト通報を行います。
- テスト通報が成功したら、[OK]をクリックして[ポップアップメッセージの設定]を閉じます。
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- Q37ウィルス対策ソフトによるスキャンの対象外とした方が良い領域はありますか。
- A37
ESMPRO/ServerAgent + WebSAM AlertManagerをインストールしている環境の場合、%EsmDir%配下をスキャン対象外として頂けますようお願いします。
%EsmDir%は、ESMPRO/ServerAgentとAlterManagerをインストールしたディレクトリです。
例:C:¥ESM - Q38インターネットメール通報のタイトル部で、どのサーバが通報しているか判別できる方法はないでしょうか?
- A38
サーバ名毎に件名(Subject)を変更したい場合はアラートログツリーにてサーバの台数分の通報先IDを追加して、設定画面で、それぞれの通報先ID毎にサーバ名を入れた件名(Subject)を指定すれば可能です。 件名(Subject)の制限に関しては、こちらを参照してください。
- Q39WebSAM AlertManager Ver3.9以降に「コマンド実行機能」の仕様変更はありますか?
- A39
仕様に変更はありません。
なお、V4.1以降では、Windows Server 2008以降およびWindows Vista以降のOS対応を行っており、Windows Server 2008以降およびWindows Vista以降のOSで使用する場合は設定画面が異なります。 - Q40[インターネットメール通報の基本設定]画面で、「このサーバはSMTP認証が必要(M)」を選択し、メールサーバがSMTP認証に対応していない場合、メール送信されるのは仕様として正しいのでしょうか。
- A40
仕様として正しい動作です。また、[テスト通報]だけでなく通常運用時もメール送信される仕様となっております。
- Q41ファイルへの書き出し機能とコマンドの実行機能を以下のように組み合わせてシーケンシャルに実行することはできないでしょうか?「ファイルへ書き出し、その後コマンドを実行する」
- A41
WebSAM AlertManagerの機能ではシーケンシャルに実行できる方法はございません。
- Q42.WebSAM AlertManager経由にてパトランプを回す運用をしています。環境等は変更していないのですが、パトランプが回らなくなってしまいました。
- A42
[確認事項]
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パトランプがHW的に壊れている可能性はありませんか?
→パトランプが壊れていないか確認してください。LAN接続のパトロールランプの場合、[アラートマネージャ設定画面]-[通報先リストの設定]-[ID設定]-[宛先設定]からコマンドのテスト通報を実行してパトランプが点灯するか確認してください。 - ESMPRO/ServerManagerのアラートビューアに通報されていますか?
ESMPRO/ServerManagerのアラートビューア通報されている場合、パトランプの設定に問題がある可能性があります。
→[アラートマネージャ設定画面]-[通報基本設定]にてパトロールランプ通報のアイコンが緑色に表示されていることを確認してください。
→LAN接続の場合、[アラートマネージャ設定画面]-[通報基本設定]にてコマンド実行のアイコンが緑色に表示されていることを確認してください。 - 通報に成功していますか? 通報自体に失敗している可能性があります。
→[アラートマネージャ設定画面]から左ペインに表示されているツリーの該当のイベントを右クリックし、テスト通報を実施してください。該当のイベントがESMPRO/ServerManagerのアラートビューアに通報されているか確認してください。
-
- Q43アラートタイプの追加手順を教えてください。
- A43
こちら(NECサポートポータル)を参照してください。
- Q44eventcreateコマンドで登録したイベントは、アラートマネージャ設定画面上では、イベントの種類が「default」になってしまいますが、イベントの種類を「default」以外に設定することはできないのでしょうか。
- A44
できません。
Windows版のESMPRO/ServerAgentやWebSAM ClientManagerと通報連携する製品のイベントについては、各製品側で独自のアラートタイプを設定しております。それ以外のイベント(例えば Windows OSの eventcreateコマンドで登録したイベント)については、アラートタイプが設定されておりませんので、ESMPRO/ServerAgentやWebSAM ClientManage側で「Default」を設定します。
なお、eventcreateは、 eventcreate /? で使用方法が表示されます。 - Q45Linuxサーバ側でSyslogイベントの設定を行い、特定の文字列がSyslog出力された際にESMPRO/ServerManagerのアラートビューアに出力させ、パトロール通報を設定しているが、パトロール通報されません。
- A45
パトロールランプ通報が正しく設定されていない可能性があります。パトロールランプ設置端末において、以下の手順で設定を確認して再度通報されるか確認してください。
[確認手順]-
アラートビューアのメニューから「ツール」→「通報の設定」を選択し、アラートマネージャ設定ツールを起動します。
- ツリービューの「アラートログ」上で右クリックして、表示されるメニューから「監視アラートの指定」を選択します。
- サーバ名を選択します。
- 通報するアラートタイプを選択後、[追加]ボタンをクリックします。設定を保存します。
- アラートマネージャ設定ツールの画面に戻り、通報先を指定したいアラートタイプ上で右クリックします。
- 「通報先の指定」を選択します。
- 通報先(パトロールランプ)を選択し、[追加]ボタンをクリックします。設定を保存します。
-
- Q46アラートタイプが全て大文字の"DEFAULT"の場合、正常に通報できますか?
- A46
できます。
ESMPRO/ServerManager+WebSAM AlertManagerから通報する場合、WebSAM AlertManagerは、大文字小文字を区別しませんので、アラートタイプ:"Default"を通報するように設定されていれば、アラートタイプ:"DEFAULT"がアラートビューアに通知された場合も通報します。 - Q47ESMPRO/ServerAgentがインストールされていない機器から発行されたSNMPトラップを、ESMPRO/ServerManagerで受信することはできますか?
- A47
テキストベースの設定ファイルを作成することで受信できるようになります。
詳細については、オペレーションウィンドウのヘルプ、”アラートビューアにSNMPトラップを詳しく表示させるには”を参照してください。 ただし、上記設定のみではアラートビューアに「不明なサーバ」として表示されますので、オペレーションウィンドウのアイコンパレットを使用してオペレーションウィンドウにアイコンを登録してください。その際、アイコンプロパティの「サーバ状態監視」は「Off」にしてください。
- ※ServerAgentのインストールされていない機器に対してこのプロパティを「On」にすると、ServerManagerが相手機器からの応答を得られないため、アイコンが灰色(不明)となります。
- ※
- Q48ESMPRO/ServerAgentがインストールされていない機器から発行されたSNMPトラップのアラートタイプは何になりますか?
- A48
USER.DEFに記載したAlertTypeになります。(デフォルトは「SNMP Trap」です。USER.DEFの仕様については、ESMPRO/ServerManagerのヘルプを参照してください。)アラートタイプの追加手順については、「アラートタイプの追加手順を教えてください。」を参照してください。
- Q49ESMPRO/ServerManagerのローカルポーリングで通報されたアラートのアラートタイプは何になりますか?
- A49
「User Defined」です。
- Q50ESMPRO/ServerAgentのイベントログ監視で設定したアラートタイプは何になりますか?
- A50
「default」になります。
- Q51ESMPRO/ServerAgentのsyslog監視で設定したアラートタイプは何になりますか?
- A51
設定画面で設定したソース名になります。
- Q52TCP/IP In-Band受信が一切行われない。
- A52
受信設定の[アラートマネージャ]設定画面-[設定]-[通報基本設定]の
"エージェントからの通報受信(TCP/IP)"
が無効となっている可能性があります。
[通報基本設定]で "エージェントからの通報受信(TCP/IP)" が有効に設定されているか確認してください。 - Q53[アラートマネージャ]設定画面から、監視対象のイベントのレベルを変更(赤→緑)することは可能でしょうか。
- A53
監視イベントのレベルの変更については、サポートしておりません。
- Q54業務アプリケーションでイベントログへ登録している環境で[アラートマネージャ]設定画面を確認すると、該当のソース名は表示され、選択可能なのですが、イベントIDが1~65535まで登録されているにも関わらず、全て”S”マークの緑色表示であり、エラー:赤色、警告:黄色のイベントIDが選択できません。なぜでしょうか。
- A54
[アラートマネージャ]設定画面-[監視イベントの設定]に表示されるイベントIDのアイコン色、種類をWindowsフォーマットの仕様に従ってイベントIDの32bit値の最上位2bitにより決定しています。アイコン色が"緑"で表示されるのは、イベントIDの最上位2bitが00(16進で0)となっているためであると推測されます。最上位2bitの意味は以下の通りです。
C:異常、8:警告、4:情報
Windowsフォーマットの仕様については以下をご参照願います。
[参考情報]
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/win32/eventlog/event-identifiers?redirectedfrom=MSDN - Q55[監視対象の書き出し]で書き出したCSVファイルのイベントと、[アラートマネージャ]設定画面で表示するイベントに差分があります。
- A55
[監視対象の書き出し]の出力結果と「アラートマネージャ」設定画面の表示に差分があるのは、[監視対象の書き出し]では、監視対象に指定されているイベントを全て書き出しますが、[アラートマネージャ]設定画面では、監視対象に指定されているイベントの中でOSにメッセージリソースを登録(*1)しているもののみを表示する処理となっているためです。
※ 通常、イベントログを登録するアプリケーションは、イベントメッセージを定義したメッセージリソースをOSに登録する必要があります。 - Q56x64OSにて、[監視イベントの指定]画面で、ソース名を選択してもイベントIDが一つも表示されず、設定ができません。
- A56
原因は、該当ソース名のメッセージリソースファイルが32bitアプリケーションであるWebSAM AlertManagerから参照できる場所に登録されていないためです。
[監視イベントの指定]では、各ソース名に対応したメッセージリソースファイルを参照してイベントIDを表示しております。今回イベントIDが表示されないソース名のメッセージリソースファイルは、C:¥Windows¥System32配下に格納されております。
#メッセージリソースファイルの格納先は下記レジストリで確認できます。
キー :HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Eventlog¥{ログの種類}¥{ソース名}
データ:EventMessageFile
32bitアプリケーションであるWebSAM AlertManagerが C:¥Windows¥System32 を参照しようとした場合、OS側で変換され、C:¥WINDOWS¥SysWOW64 を参照することになり、C:¥Windows¥System32 を参照することができません。従いまして、メッセージリソースファイルが C:¥Windows¥System32 にしか登録されていないイベントは、WebSAM AlertManagerで監視することはできません。 - Q57イベントログに、ソース名:AlertManagerMainService、イベントID:803、イベントID:1100またはイベントID:1101が登録されました。どうすれば良いでしょうか。
- A57
【原因】
WebSAM AlertManager(ESMPRO/AlertManager)はESMPRO/ServerAgent、 ESMPRO/ServerAgentServiceがイベントログ監視した結果を各種通報手段で通報します。ESMPRO/ServerAgent、ESMPRO/ServerAgentServiceがイベントログを読み込む際、イベントログの破損などで以降の監視が行えないようなエラー等が発生しているとそれ以降そのイベントログを読むことができず、WebSAM AlertManager(ESMPRO/AlertManager)は通報が行えなくなります。
この様な状態になった際には、イベントログ(アプリケーションログ)に ソース名:AlertManagerMainService、イベントID:803、イベントID:1100、またはイベントID:1101が書き込まれます。
【補足: 他のイベントログについて】
上記理由のため監視の停止以降は該当のイベントログに通報対象のイベントが書き込まれても通報が行えませが、該当のイベントログ以外については正常に監視と通報が継続されています。
例えば、「システム」のイベントログで本現象が発生しても「アプリケーション」など他のイベントログでは監視と通報が行われます。
【対処】
本イベントが通知された場合、該当のイベントログをクリア後、 "Alert Manager Main Service" サービスを再起動することで監視を再開します。
【補足: イベントログが壊れていない場合】
本イベントが通知されても、イベントビューアから参照可能でありイベントログに異常が見られない場合があります。イベントログが壊れていない場合は、サービスの再起動だけで問題ありません。イベントログのクリアは不要です。
【補足: OSシャットダウン前後に通知】
OSシャットダウン前後に通知されていてエラー情報が、31または1717の場合は、OSシャットダウン時にイベントログ監視で使用するサービスよりも先に OSのイベントログサービスが終了しており、イベントログにアクセスしようとしてエラーとなり、本イベントを通知します。
ほとんどの場合はOSのイベントログサービスよりも先にイベントログ監視のサービスが終了しますが、環境、タイミングにより本現象となることがあります。
シャットダウン時に本イベントが通知された場合 (エラー情報が(31)または(1717))は無視してください。
イベントログ監視は次回システム起動時に正常に再開されるため対処は不要です。 - Q58特定イベントに対するコマンドを実行させることができますか。
- A58
できます。通報先リストの設定時に「コマンド実行」を選択し、この通報先にコマンドラインを指定すると、そのコマンドを実行することが可能です。
コマンド実行では以下のアラート情報を引き渡すことができます。
%R : サーバ名, %A : アラートタイプ, %N : トラップ名, %T : 発生時刻,
%I : イベントID(16進表記), %S : ソース名,
%E : 重要度(不明 : 1, 情報 : 2, 警告 : 3, 異常 : 4),
%D : イベントID(10進表記),
%F : アラート情報ファイル(*)へのフルパス
(*)アラート情報ファイル:アラートの情報をファイルに書き出したもの。 - Q59メール通報とインターネットメール通報の違いは何ですか。
- A59
メール通報は、Microsoft Exchange ServerのMAPIを使用したメール通報で、インターネットメール通報は、SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)を使用したメール通報となります。
- Q60VirusScan Enterprise Ver8を導入した環境でインターネットメール通報が巧く動作しません。どうすれば良いですか?
- A60
VirusScan Enterpriseのファイアウォール機能によってAlertManagerのメール通報機能が利用するSMTP25番の通信が遮断されている可能性があります。確認してください。
対処手順は以下になります。-
「Virus Scan コンソール」を起動し「アクセス保護」をダブルクリック。
- 「アクセス保護のプロパティ」で"大量メール配信型ワームにメールを送信させない" を選択し「編集」をクリック。
- 「除外するプロセス」に以下のプロセス名を追加する。
AMSADM.EXE・・・「テスト通報」に使用。
AMVMAIN.EXE・・・「障害通報」に使用。
-
- Q61インターネットメール通報は認証に対応していますか?
- A61
AlertManager Ver4.0からPOP before SMTPとSMTP認証(CRAM-MD5のみ)に対応しています。Ver3.9以前では認証に対応していません。
- Q62アラートの処置としてメール送信が定義されている場合、同一アラートの送信を一定回数で打ち切れないでしょうか。
- A62
可能です。AlertManagerには以下の通報抑制機能があります。
- 抑制時間による抑制
初回発生時に通報。初回発生時から指定時間内に発生する同一イベントは通報しない。 - 発生回数による抑制
初回発生時は通報しない。初回発生時から指定時間内に指定回数発生した場合に通報する。
- 抑制時間による抑制
- Q63インターネットメール通報は、複数の宛先に送信できますか?
- A63
できます。
宛先は、「,(カンマ)」で区切ることにより複数のアドレスを指定できます。
メールアドレスと「,(カンマ)」を合わせた合計が511文字内であればアドレスはいくつでも指定できます。
ただし、1つのメールアドレスは80文字以内で指定してください。 - Q64インターネットメール通報のメールの件名にイベント内容を含めて送信することはできますか?
- A64
できません。
設定画面で指定した件名で固定です。
件名の制限に関しては、こちらを参照してください。 - Q65サポート期間はいつまでですか?
- A65
- PPサポートサービスのサポートポリシーに沿っております。PPサポートサービスのサポートポリシーにつきましては、下記サイトをご覧ください。
https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3030100088 - 製品のサポート期間は下記NECサポートポータルの「サポートサービスについて」→「サポート対象製品」を選択し検索します。
https://www.support.nec.co.jp/ - 新バージョン出荷時には、前々バージョンを出荷停止いたします。最新バージョンの型番・価格は、以下のURLにてご確認いただけます。
https://jpn.nec.com/websam/alertmanager/price.html
- PPサポートサービスのサポートポリシーに沿っております。PPサポートサービスのサポートポリシーにつきましては、下記サイトをご覧ください。
- Q66アラートビューアに通知されたアラートをAlertManagerで通報するように設定していますが、通報されません。
- A66
通報設定ツールのアラートログツリーで以下の確認をしてください。
- 監視する"コンポーネント名"はありますか?
- 監視する"タイプ"(重要度)"はありますか?
- 通報先(インターネットメールなど)がありますか?
- Q67マネージャ間通信で転送されたアラートをAlertManagerで通報できますか?
- A67
できます。
マネージャ間通信で転送されたアラートを通報する場合は、転送するアラートのコンポーネント名を、転送先マネージャのオペレーションウィンドウにある[自マネージャ]ツリー配下に登録してください。
登録後、転送先マネージャの[アラートマネージャ]設定画面の"アラートログ" ツリーで通報設定をしてください。 - Q68発生した全ての「エラー」だけ通報するといった一括設定はできますか?
- A68
できません。
- Q69インストールする場合に必要なライセンス数は?
- A69
物理的にインストールするマシンの台数分、ライセンスが必要です。
例えば、クラスタ構成で稼動系と待機系それぞれにAlertManagerが必要な場合、2ライセンス必要です。 - Q70WebSAM AlertManagerVer4.1の製品情報(対応OS、型番、価格、機能強化内容、注意事項など)を教えてください。
- A70
こちら(NECサポートポータル)を参照してください。
- Q71ESMPRO/ServerManager Ver6.0以降の場合、アラートマネージャ設定ウィンドウを起動するにはどうすればよいですか?
- A71
アラートマネージャ設定ウィンドウの起動手順は以下の通りです。
-
ビルトインAdministrator(または管理者権限のあるアカウント)で、サインイン(ログオン)します。
- [スタート]メニューから[通報設定]をクリックします。 アラートマネージャ設定ウィンドウが表示されます。 尚、OSがWindows Server 2012 R2 の場合は、スタート画面左下の"↓"アイコンをクリックすると、アラートマネージャ設定ウィンドウが表示されます。
-
- Q72WebSAM AlertManagerのPP・サポートには、機能拡張元製品のPP・サポートも必要でしょうか?
- A72
必要となります。
詳しくはこちら(NECサポートポータル)を参照してください。 - Q73WebSAM AlertManagerのPP・サポートにて、ESMPRO/ServerManager,ESMPRO/ServerAgentService,ESMPRO/ServerAgentのPP・サポートを受けられますか?
- A73
受けられません。
ESMPRO/ServerManager, ESMPRO/ServerAgentService, ESMPRO/ServerAgentのPP・サポートについてはこちら(NECサポートポータル)を参照してください。 - Q74WebSAM AlertManagerVer4.2の製品情報(対応OS、型番、価格、機能強化内容、注意事項など)を教えてください。
- A74
こちら(NECサポートポータル)を参照してください。
- Q75WebSAM AlertManagerVer4.3の製品情報(対応OS、型番、価格、機能強化内容、注意事項など)を教えてください。
- A75
こちら(NECサポートポータル)を参照してください。