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UNIVERGE IXシリーズ サンプルコンフィグ作成ツール

5-2. 2拠点間のデータコネクト接続

概要

  • NGNの帯域保証型データ通信サービス「データコネクト」を使用して、2つの拠点間をオンデマンドVPNで接続します(NGNオンデマンドVPN)。接続先の指定は電話番号により行います。
  • 「NGNオンデマンドVPN機能」では、一定時間通信が無い場合、自動的に回線を切断することができます。回線切断の設定は“無通信切断タイマ”を使用します。
  • GE0ポートを データコネクト接続用ポートとして使用します。
  • GE1(SW-HUB)ポートをプライベートLAN側ポートとして使用します。
  • 暗号、認証プロトコルはそれぞれ、AES256, SHA-1 を使用します。

注意事項

  • 本設定例では、契約帯域に合わせてシェーピングする設定が含まれていますが、優先制御の設定は含まれていません。優先制御の設定が必要な方は、「設定事例集」などを参考にして設定を行ってください。
  • 「データコネクト」は従量課金型サービスであり、通信時間に応じ課金が発生します。不要な通信による発呼が発生しないよう適切なフィルタ設定を行ってください。
    フィルタ設定は各トンネルインタフェースに行います。
  • 「NGNオンデマンドVPN機能」を利用するために必要な契約条件、および制限事項については「FAQ」をご確認ください。
  • 「オフィスゲートウェイ配下にIXルータを接続する」をお選びの際は、オフィスゲートウェイとIXルータ間の接続に使用するネットワークアドレスと、LAN内で使用するネットワークアドレスが重複しないように注意してください。

ネットワーク構成図

ネットワーク構成図(3-2)

設定パラメータ

拠点1用の設定パラメータ

ルータシステム設定
ルータ名
管理者ユーザ登録
管理者ユーザ名
管理者パスワード
プライベートLAN設定
プライベートLAN(GE1)のアドレス /
データコネクト接続設定
データコネクト自局電話番号
セッション番号(1~16)(※)
接続構成
接続構成ONUとIXルータを直接接続する
オフィスゲートウェイ配下にIXルータを接続する

※「IX2106」は同時16セッションの接続に対応しています。この項目では拠点2との接続に使用するセッション番号を指定します。



拠点2用の設定パラメータ

ルータシステム設定
ルータ名
管理者ユーザ登録
管理者ユーザ名
管理者パスワード
プライベートLAN設定
プライベートLAN(GE1)のアドレス /
データコネクト接続設定
データコネクト自局電話番号
セッション番号(1~16)(※)
接続構成
接続構成ONUとIXルータを直接接続する
オフィスゲートウェイ配下にIXルータを接続する

※「IX2106」は同時16セッションの接続に対応しています。この項目では拠点1との接続に使用するセッション番号を指定します。



共通パラメータ設定

インターネットVPN設定
事前共有鍵(パスワード)
データコネクト接続設定
契約帯域(kbps)
無通信切断タイマ(秒)


拠点1用サンプルコンフィグ


拠点2用サンプルコンフィグ

注意

  • サンプルコンフィグは典型的な設定例を示したものであり、万全な動作を保証するものではありません。サンプルコンフィグが原因で発生した損害についてはいかなる責任も負いかねますのであらかじめご了承ください。

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