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アフターサービス変革支援サービス

フィールドサービスマネジメント(FSM)

業務プロセス変革コンサルティングとICTを活用したフィールドサービスマネジメントにより、アフターサービス領域における新たな価値提供を支援

なぜ今、保守事業が重要なのか?

製造業は、コモディティ化が急速に進み、製品単体での差別化が困難になっており、継続的に収益化が見込めるサービス事業が重要視されるようになりました。しかし、製品開発と販売を軸としてビジネスを進めてきた日本の多くの製造業はこれまで長年にわたり保守サービス事業に注力していない傾向があり、安定的な収益化を実現できていないのが実情です。
このように、製品を販売する製造業にとって事業の延長線上にある関連性の高い保守サービスビジネスの安定的な収益化を実現することは、経験のない市場への新規サービスを立ち上げて収益化を実現するよりも取組みやすく、もっと重視すべきと考えます。

保守事業変革実現の難しさと進むべき方向性のご提案

保守サービス事業を収益化するのは、簡単ではありません。事業そのものを見直す事業変革が必要です。そのためには、保守部門当事者が保守サービス変革を実行する必要がありますが、これまで保守サービスを重視してきていない企業の場合、経営層の理解が得られないことも多く、変革を進めることには様々なハードルが存在しています。

NECでは、このようなビジネスの変革を組織として進めるには「問題の全体像を把握し、経営層を含めた関係者で共有する」「関係者が納得できる変革の方向性を描くこと」が重要だと考えております。

また、ICTシステムに目を向けますと、これまでアフターサービス業務に関する情報が一つの基盤に集約されておらず、現場での見積り、障害解析、保守員のアサインなど人海戦術で取り組まれているケースが多いように見受けられます。

こういった現場の非効率を改善するべく、アフターサービス領域の過去・現在・未来の業務に関するデータを収集、蓄積、可視化、分析といったサイクルを回すことや、業務のボトルネックを解消するような業務プロセスの標準化が非常に重要となります。NECでは、アフターサービス領域において、これまで記したような「新たなビジネスの方向性を描くこと」「ICT変革」を同時に進めることが変革成功のカギと考えており、両輪でのご支援ができればと考えております。

サービス紹介

アフターサービス変革をご支援するソリューションの概要をご紹介します

アフターサービス変革支援サービス

アフターサービス変革支援サービスは、アフターサービスの業務変革を上流から支援し、お客様の経営課題解決につながる、アフターサービスの業務プロセス変革実現を支援します。NECは幹部層の意識変革や業務プロセス変革のコンサルティングを通して、保守事業の変えるべき方向性/シナリオ設定の支援が可能です。経験豊富な変革アドバイザーと共同してコンサルティングを提供し、変革の3ステップを一気通貫でご支援いたします。

アフターサービス変革アドバイザー

諏訪良武 氏
多摩大学大学院 客員教授

1971年オムロン株式会社入社。通産省のΣプロジェクトへの参画、情報化推進センター長を歴任。1997年にオムロンフィールドエンジニアリングの常務取締役として企業改革を実践し、2003年度IT総合賞など多くの賞を受賞。2009年より多摩大学大学院 客員教授を務め、サービスや顧客満足を科学的に分析するサービスサイエンスを提唱。製造業をはじめ多くの企業での変革を支援している。著書に『顧客はサービスを買っている』『サービスの価値を高めて豊かになる』など。

フィールドサービスマネジメント

保守業務変革により再定義された業務フローでアフターサービスの効率化・高度化を実現する上で、お客様へ納入した機器情報管理や、その機器に対するメンテナンス作業履歴情報を管理するシステムの導入は欠かせません。それがフィールドサービスマネジメントです。コールセンターでのディスパッチャーによる最適なスケジューリングにより、サービスエンジニアがアサインされ、現地でタブレットを活用し、作業内容を確認し、作業終了後の報告も可能となります。また、蓄積された情報の活用も可能となります。

フィールドサービスマネジメントの活用イメージ

事業変革の狙いと効果・導入事例

アフターサービスの効率化・高度化を支援する「アフターサービス変革支援サービス」の事業変革の狙いと効果について解説いたします。

「アフターサービス変革支援サービス」による経営課題の解決手法を導入事例をもとにご紹介します。

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ホワイトペーパー

製造業のサービタイゼーションは保守サービスの変革から

グローバル競争の激化で、製造業は競合他社に比べた優位性を打ち出すのが難しい時代になっています。求められるのは機能や品質といったモノだけではなく、サービスと組み合わせた“サービタイゼーション”で新たな企業価値を創造するビジネスモデルへの転換です。 本ホワイトペーパーでは、オムロンフィールドエンジニアリング株式会社で劇的な企業変革を成し遂げた諏訪良武氏(現多摩大学大学院客員教授)に保守サービスに対する思いを語ってもらいました。

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