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事業変革の狙いと効果

アフターサービス変革支援サービス

アフターサービス変革を進める上で重要なポイント

保守事業の収益化を実現するには事業変革が必要とTOPページで説明しましたが、どのように進めていけばよいのでしょうか。その観点で重要なポイントについて説明いたします。事業変革する上で、現状の業務での課題の把握が重要です。アフターサービス領域において、下記のような課題をお持ちではないでしょうか?

このような課題をまずは、網羅的に抽出し、課題の全体を把握することが必要です。そのうえで、優先準備をつけて対策を検討し実行していくことがアフターサービス変革です。その際に重要な目指すベネフィットの一例を紹介します。

事業変革で目指すベネフィット

ビジネス効果例

上記のベネフィットを取り入れて事業変革を実現したビジネス効果例を下記に示します。

変革実現手段 ビジネス上の効果・ユースケース例 ①コスト ②収益 ③顧客体験 ④従業員満足
ディスパッチ
ボード派遣管理
  • ディスパッチ業務での生産性向上
    →スケジュールの最適化
     従来の勘と経験依存から脱却
     システム効率化・管理業務強化
    →現場作業員への手厚いフォローで従業員満足度向上
  • 顧客情報の一元管理
    →一時受付の業務の効率性改善
    →迅速な切り分けやアサインを実現
  • スマートグラスの併用で現場支援力強化
   
モバイル入力
報告書作成
  • ペーパーレス化
    →大量の紙資料の入力業務からの脱却
  • クラウド化による情報検索力強化
    →外部からの情報検索を実現
    現場での作業入力項目が容易になり作業員の満足度向上
    現場力強化により顧客満足度向上
 
情報共有
コミュニティ
(社内)
  • 履歴情報の一元化
    &→コールセンタと保守員のやり取り削減
  • 現場情報のリアルタイム共有
    →部門間のリアルタイムな情報連携を実現
    →部門間のやり取り削減(品質、開発、コールセンタ、保守部門)
    →設計、品質部門へ現場情報をフィードバックし品質改善に貢献
  • 部門間連携の実現
    →迅速な原因特定
     顧客・営業からの催促低減
   
情報共有
コミュニティ
(顧客)
  • 情報伝達のスピード改善
    →迅速な顧客への提案対応
    →発注増
  • 「設備」x「インシデント(履歴、チケット)」に基づく顧客軸での分析を実現
    →提案力強化
  • 顧客との一体感の醸成
    →顧客の囲い込み
    →競合に対する非価格競争力の向上
 
保守・販売連携
(FSM-CRM連携)
  • 顧客コミュニティでの業務進捗の見える化
    →機器運用、運用改善コンサル、保守売上
     例:作業工数30%削減
  • 業務フローを改善
    →共通業務を一元化・支店業務が半分に
     例:営業に割く時間を8倍に
保守・機器連携
(FSM-IoT連携)
  • 予防・アラート
    →点検作業の作業指示への活用
  • 顧客状況の早期理解(履歴、契約、現象)
    →TAT(処理時間)短縮
     情報伝達のスピード改善
    →提案力強化による追加発注増加
保守・機器連携
(FSM-SBOM連携)
  • 構成管理
    →納品後のメンテナンスを経て更新された部品の構成情報を正確に管理
    →エンドユーザ様の改造による不用意な障害を抑制
  • 部品交換サイクルを正確に管理
    →適切なタイミングでのアップセルによる障害の未然防止が可能

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ホワイトペーパー

製造業のサービタイゼーションは保守サービスの変革から
グローバル競争の激化で、製造業は競合他社に比べた優位性を打ち出すのが難しい時代になっています。求められるのは機能や品質といったモノだけではなく、サービスと組み合わせた“サービタイゼーション”で新たな企業価値を創造するビジネスモデルへの転換です。
本ホワイトペーパーでは、オムロンフィールドエンジニアリング株式会社で劇的な企業変革を成し遂げた諏訪良武氏(現多摩大学大学院客員教授)に保守サービスに対する思いを語ってもらいました。

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