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中国研究院
次世代モバイル通信技術とデジタルソリューションの研究開発2024年11月6日
ビジョンと目標
NEC中国研究院は、NECのグローバル研究開発体制の重要な一翼を担い、中国の革新的な環境と人材の優位性を活かし、次世代モバイル通信技術やデジタルソリューションの研究開発に取り組んでいます。 私たちの目標は、グローバル市場および中国市場におけるNECグループの事業展開をサポートすることです。
我々は5G-Advancedおよび6G無線通信技術の標準化に必要な技術の研究および標準化に注力しています。 3GPPの標準化提案プロセスで主導的な役割を果たし、5G-Advancedや6Gの標準化に資する高品質な特許を開発することで、NECグループのテレコムサービス事業や知的財産事業の発展を強力にサポートします。
また、映像解析などの高度コンピューティング技術にも注力し、都市公共施設や商業施設のデジタル運用管理ソリューションを提供します。
NEC(中国)の各事業会社と密接な連携を通じて、技術開発からデジタルソリューションの適用までのプロセスをシームレスに遂行し、中国市場におけるNECのデジタルトランスフォーメーション事業の拡大と成功に積極的に貢献しています。
また、中国のデジタル技術革新の動向や社会の各分野への応用に注目し、中国の成功事例や経験を深く分析することで、NECグループのデジタルトランスフォーメーション事業のイノベーションに新たな発想を注入することを目指しています。
研究領域
無線通信技術の分野において、国際電気通信連合(ITU-R)が提唱するIMT-2030(6G)ビジョンを目標とし、今後5~10年のモバイル通信の強力な機能と多様な応用シナリオを視野に入れ、5G-Advancedおよび6G無線アクセスネットワークの主要技術に関する研究を行っています。 主な研究分野は、ネットワークにおける高度化・高効率化、コミュニケーションとセンシングの統合(ISAC: Integrated Sensing and Communications)、非地上系ネットワーク(NTN: Non-Terrestrial Networks)、拡張現実(Augmented Reality)、アンビエントIoT、テラヘルツ通信などあります。 中国のCCSA、IMT-2020、IMT-2030標準化組織の会議での議論に参加し、3GPP国際標準化プロセスに深く関与し、NECの技術提案に積極的に貢献し、5G-Advancedおよび6G技術標準の開発と改善を推進しています。 また、標準必須特許の出願と開発を持続的に行うことで、NECグループの知的財産競争力の強化に重要な貢献をしています。
デジタルソリューションの分野では、中国研究所が映像認識技術に注力し、商用施設空間をデジタル化するための高性能ソリューションを開発しています。 人やモノの検出、属性と相互関係分析などの単体技術を開発し、高度コンピューティング技術と組み合わせることで、交通やショッピングなどの公共施設空間のデジタル化を実現し、その運営・管理の効率化と安全性の向上を図っています。 NEC(中国)の各事業会社とも連携し、公共交通の運行・維持管理、小売チェーン店のデジタル管理などのソリューション開発に取り組んでいます。
注力トピックス
- 5G-Advancedおよび6G無線通信技術と3GPP国際標準化に関する研究
- 標準特許(SEP)の開発とレイアウト
- NEC中国のDX事業における応用研究
- 中国におけるデジタル技術革新と社会応用の最新動向に関する研究
所在地
6F, Landmark diplomatic office building D2 No. 19 East Road Chaoyang District, Beijing
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