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導入前におさえておきたい5つのポイント
Windows 11でビジネスをもっと自由に
Windows 11へ移行する前に、知っておきたい事項がいくつかあります。Windows 10からの変更点をしっかりとおさえて事前評価をお勧めします。
運用面におけるWindows 10からの変更点は?
Windows 11では、アップデート更新の間隔や提供機能などシステム運用にまつわる面で、前OSからいくつかの変更点があります。個人ユーザとは違い、ビジネスへの導入では管理対象PCの台数も膨大になるので、「こんなはずではなかった…」ということが起きないよう事前にポイントをおさえておきましょう。
OSアップデートは「年1回」に。
サポート期間はこれまで通り
搭載機能の見直しなど大幅な変更が行われるWindowsの「Feature Update(機能更新プログラム)」。Windows 10ではこれまで年2回のペースでリリースされていましたが、Windows 11では「年1回」のリリースに変更されます。
Windows 11 のFeature Update(機能更新プログラム)は、毎年後半にリリースされる予定です。
なお、Feature Update(機能更新プログラム)のサポート期間についてはWindows 11でも変わりません。Home、Pro、Pro for Workstations、Pro Education エディションのサポート期間は「24か月間」。
Enterprise エディションと Education エディションについては、検証や大規模な導入に伴う柔軟さの必要性を考慮して、Windows 11でも引き続きサポート期間が長めに設定され、「36か月間」となります。
詳しくは、こちらをご参照ください。
Windows のライフサイクルとサービシングの更新情報(マイクロソフト社サイト)
標準ブラウザはEdgeに一本化。
Internet Explorerはインストールされません
Windows 11ではInternet Explorer(IE)はインストールされず、「Microsoft Edge」が標準ブラウザとなります。
代わりに、Edgeには「IE モード」が搭載されているため、IEが必要なWebサイトについてはこの機能を利用することで閲覧が可能です。
ただし、「IEモード」は完全にIEと同一の動きをするものではありませんので、IE表示が必要なサイトについてはお客様にて事前の評価をお勧めします。「IEモード」は2029年までサポート予定となっており、廃止の際はその1年前にマイクロソフト社から通知があります。
Internet Explorerに関するご注意
Internet Explorerは2022年6月15日にサポート終了となりました。Windows 10など旧環境でIEを利用されている場合は、できるだけ速やかに、Edgeなど別ブラウザへの移行をお勧めします。
廃止される機能、統合される機能
IEが廃止となり、標準搭載ブラウザがEdgeに統一されたように、そのほかにも無くなる機能があります。
現在業務に使用されている機能が廃止/統合されていないかあらかじめ確認して、必要な場合には代替策をご検討ください。
主な変更点
- Cortanaはシステム起動時には有効化されません。
- マルチアプリ キオスク モードは利用できません。Windows 11での「キオスク モード」は単一アプリの使用のみ可能です。
- Snipping ToolおよびSnip and Sketchは、「Snipping Tool」として機能統合されます。
- Windows 11では、インターネット検索結果の表示をレジストリ キーの設定変更で無効化することはできません。関連するグループポリシーの設定は、この変更による影響を受けません。Windows 展開サービスは、一部が非推奨とされています。
削除、変更される機能について詳しくは、こちらをご参照ください。
機能の廃止と削除(マイクロソフト社サイト)
アプリケーションの互換性
現在使用されているアプリケーションについては、Windows 11環境へ移行される前に各ソフトウェアメーカへのお問い合わせや、テスト環境を用意して動作評価を行っていただくなど、事前の確認をお勧めします。
マイクロソフト社のアナウンスでは、基本的にWinows 11環境でも互換性を維持するとあります。ただし、「App Assureプログラムでの問題解決」が前提となっていますのでご留意ください。なお、マイクロソフト社はWindows 11への移行にもApp Assureプログラムが適用できるとしています。
互換性やApp Assureプログラムに関するマイクロソフト社のアナウンスは、こちらをご参照ください。
Teamsは個人用と仕事用で使い分けが必要
Windows 11では、Microsoft TeamsがあらかじめOSに含まれており、タスクバーから利用することが可能です。ただし、標準装備されているのは個人アカウント用のTeamsで、法人向けに提供されているTeamsより機能が絞られているのでご注意ください。
テレワークやオフィス内でのWeb会議推進など、仕事で使うためには法人向けバージョンのTeamsを別途導入する必要があります。現在利用中のTeamsが個人用/法人用のどちらであるかはアイコンやメニュー数で判別が可能です。
NECではWindows 11搭載モデルを各種ラインナップしています
NEC ビジネスPCでは、購入後すぐにWindows 11 Proをお使いいただけるようにモバイルノートPC、据え置き向けのビジネスノートPC、タブレットPC、デスクトップPC、それぞれにWindows 11 Proプリインストールモデルをご用意しています。
また、導入時はWindows 10で使用し、必要なタイミングでのOS移行をお考えの方に向けたモデルもご用意しています。
既存のWindows 10環境を無償アップデートするには?
お客様が現在お使いのWindows 10搭載PCで各種要件を満たしている場合には、無償でWindows 11にアップグレード可能なモデルがあります。NECのビジネスPC製品において、Windows 10搭載PCを「Windows 11」へアップグレードする際には、お使いの製品が下記「動作確認製品一覧」にあるかを予めご確認ください。
- ※Windows 11へのアップグレードはマイクロソフト社による準備ができ次第、WindowsUpdateより配信されます。
- *:Windows 11 へのアップグレードは2021年下旬~2022年に対象となるデバイスに提供される予定です。時期はデバイスによって異なります。機能によっては特定のハードウェアが必要です (aka.ms/windows11-spec 参照)。
関連リンク
テレワークに適した性能を
追求したモバイルノートPC
- Windows 11 Pro
- 13.3型ワイドLCD
- 質量 約993g*1
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- Web会議に適した「Webミーティングおすすめモデル」
- *1:質量は最軽量構成時です。
- *2:バッテリ駆動時間は、バッテリ(L)では約9.4時間[動画再生時]/約20.4時間[アイドル時](JEITA 3.0基準)、最大約24時間(JEITA 2.0基準)。バッテリ(M)では約4.7時間[動画再生時]/約10.2時間[アイドル時](JEITA 3.0基準)、最大約12時間(JEITA 2.0基準)。JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)および(Ver. 2.0)に基づいて測定しためやす時間です。
- *3:バッテリ駆動時間は、バッテリ(L)では約6.9時間[動画再生時]/約10時間[アイドル時](JEITA 3.0基準)、最大約13.7時間(JEITA 2.0基準)。バッテリ(M)では約5.5時間[動画再生時]/約8.5時間[アイドル時](JEITA 3.0基準)、最大約12時間(JEITA 2.0基準)。JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)および(Ver. 2.0)に基づいて測定しためやす時間です。
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